• 締切済み

女性の哲学者が少ないのはなぜ?

noname#100121の回答

noname#100121
noname#100121
回答No.20

男女の脳の働きの差はたしかに存在し、男女互いに優れたところがあるはずです。 しかしその差が「女性の哲学者が少ない」の主因となり得るでしょうか。 一例として女性に不向きとされている論理的、抽象的思考ですが、 本人の意識付けと教育の質量次第で相応のレベルにまで達するはずです。 個人の資質、勤勉の差、世界各国のディベートやレポート提出の質量、指導的主眼の相違も大きいです。 でないと、時に屁理屈!と言いたくなるほどの理屈の鋭さが民族や人種の差にされたらたまったものじゃありませんから。 女性が職業として哲学者の「志」を抱かない理由。 それは「女性性の孕む小宇宙」ほどに魅力的に映らないからで、むしろ学者として名を馳せなくとも、女性はみな「哲学者の卵」として資質を備えているのだと思います。 そうですね、「われわれはどこから来たのか われわれは何者か われわれはどこへ行くのか」と男性が問えば 女性は、 「あなたがたはここから生まれました あなたがたの存在をいつ何時も認め見守っています あなたがたはいつでもここに還って来れるし抱きとめますよ」と答える余地も兼ね備えているのです。 たとえば新生児期の我が子に対する「滅私と受容」。 母親は自らの欲望や時間全てを犠牲にしてまで我が子を最優先にします。 赤ちゃんには理屈も会話も全く通用せず、ただただひたすら抱きしめ乳をやり慈しみます。 これも多少アレンジすれば立派な哲学の命題の一つとなり得るはず。 身体が回復途上で身を削り辛いのに、時に情感豊かに愛しさや歓びまで得られるのです。 このようなことは理屈では到底受け入れ難いでしょうが、この時期の母親はさも当然の如く体現出来てしまうのだから驚きです。 おまけにあの強烈な母子密着の時期を経てしまうと、自分の存在不安や存在意義など感じるまでもなく。 また、日々の試行錯誤を実際に経験しながら「この子が平凡に幸せに育つには」「子どもを愛し慈しむとは」「我が子と電車内の躾について」などといった育児の悩みは「平凡とは」「幸せとは」「愛ってなあに」「公共性とは」という哲学的命題に少なからず繋がり、つまりは日々思考を繰り広げているのです。 これから先職業として哲学者を目指す女性が多く見られる頃には、既存の哲学は今よりもっと毛色の変わったものに様変わりしているかもしれません。

関連するQ&A

  • なぜ女性には哲学者がいないのでしょうか?

    お世話になります。 先日、高校生向けの倫理の資料集(ソフィエ)という本を読んでいたのですが、 古今東西の思想家がわかりやすくまとまっている良書と思いました。 そこで気づいたのですが、なぜか女性が一人もいない点です。 ギリシャ哲学、中国諸子百家、国学者、戦後の思想家・・・全員が男性です。 女性の場合は、どちらかというと随想・エッセイストの延長で 哲学的思想が含まれていることが多い気がしました。 女性の思想家で個人的に知っているのはハンナ・アーレントくらいです。 日本では、瀬戸内寂聴などの仏教思想を基にした女性エッセイストが多い気がします。 また孟母断機・孟母三遷のように、非常に優れた倫理観をもつ 女性というのはいつの時代にもいるものですが、 なぜ自分の考えを本にまとめたりしなかったのでしょうか? いわゆる女性が自らを「思想家」「哲学者」として売り出さないのには、 何か理由があるのでしょうか?

  • 女性哲学者

    女性哲学者が少ないのは何故ですか?

  • 女性の哲学者の本が読みたい

    前々から気になっていたので質問致します。 哲学では、女性の活躍がとても少なく感じられます。 そこで、女性が著した哲学の書籍などを読んでみたいと思いますので、ご存じの方は是非教えて頂きたいと思います。 有名なところでは、ボーヴォワールの「第二の性」がありますが、できることならジェンダー思想以外の哲学分野をお願い致します。

  • 出来る事なら哲学を何に役立てたいですか?

    哲学を何かの為にやる これは不純でしょうか? もともと哲学は農夫にもあったし、漁師にもあったし、女性にも男性にも在ったと思います。 生きながら考えたことが哲学となり、己の人生感、世界観となったと思います。 それから哲学が学問になって 哲学は利益の為とか、誰の為にするものじゃない という 風潮になりました。私はここで言いたい。今こそ哲学が世界に役立たなければならない時代だと 宗教がバラバラの今、哲学が何かを示さねば 人々は分からないまま 苦境に追いやられるのではないでしょうか? 今 出来る事なら、哲学で何が出来ると思いますか? その可能性と考えをお教えください。 当方病人につき、出来れば端的にお願いします m(_ _)m

  • 哲学について

    今大学で哲学を学んでいます。昔から、哲学には興味があり、いろんな本を読んだりしていました。 だけどこの前、教授から哲学を学んでいる意義はなにかと聞かれたけどわかりませんでした。 哲学を学んでいる人は哲学を学んでいる意義とはどんなものなのか教えてください。お願いします!

  • 哲学とはどいう気質のがやるの

    一概には言えないでしょうが哲学をする人はどいう気質の人が事が多いのでしょうか?  女性の人はあまり聞きませんがどうなんでしょうか?

  • 哲学とは

    ある人に「哲学も人が作ったものだろう」と言われました。 その人は哲学を齧った事も学んだことは一切ありません。 語学は人が作った分野だと思うのですが、哲学とはもともと存在するものなのではないですか? 私は軽く本を触ったくらいで専門的な知識はありませんが、「人が作ったもの」というのは何か違う気がしました。 でも、追求したら、もしかすると「人が創造したもの」になり得るのか? 解りやすい説明をお願いします。

  • 哲学者

    「哲学者」といえる人は、日本に何人くらいいるのですか? また、哲学者は普段どんなことをしているのですか? 思索とか?

  • わかりやすい哲学書

    素人でもわかりやすい哲学書ってありませんか? 図書館で借りて読んでも途中でよくわからなくなって 一冊まるごと読めたのは、中島義道さんの本くらいしか ありません。中島義道さんくらいわかりやすいもので、 哲学のおもしろさがわかるのであれば、小説でもかまいません。 (哲学がわかってないので、この人の哲学が知りたいというのは ありません。)

  • 哲学者について教えて下さい

    哲学者は自然科学の人みたいに実験や観察はしないんですよね。 他の学問みたいに発掘や統計の分析や解剖や意識調査のアンケートとかもしませんよね。 座って考えることだけが哲学的作業なのでしょうか?それとも哲学にも他の学問みたいに研究「作業」があるのでしょうか? 宗教の人達は山林修行とか瞑想とか座禅とか実技をしますよね。 哲学者は宗教的な要素を抜きにしてそういう実技は行なわないんでしょうか? それとも哲学者が実技を行なうと無条件に宗教家と定義されてしまうんでしょうか? ただ考えることが哲学なのであれば、その優劣は非常に曖昧だと思うのですが…。哲学者の優劣はどうやって決まるんでしょう?文学であれば、個々人の感性で味わえば良いのでしょうが、哲学は一応真理を追究するんですよね。他の哲学者が評価するんでしょうか? よろしくお願いします。