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女性の哲学者が少ないのはなぜ?

arayata333の回答

回答No.17

私は男性ですが《女性の脳自体はまったく男性に劣ってなどいない》という考えを持っています。 仕事の面でキャリアにおいてその能力が劣ってきた歴史については、役割意識自体の問題と、そこからの、また男性のプライド(エゴ面があるのはいなめないはず)が悪く作用したところが大きいと思う。 体力的には 相対的に劣るわけですので、 それも微妙にそのへんに絡んでいたりもするでしょう。 ですが、本来は、哲学する脳に関しては 何一つ劣ってはいないとうのが私の感想です。 詳しくはやがて脳科学が明らかにしてゆくところかと思うのですが、 こうした差別の歴史からは 大きなこのことを謎を解く鍵となるような推理が可能かと思うのです。 ラットの実験として知られている“ねずみ(ラット)さへ、まわりの人が思いこんでいたら催眠にはかかってしまうという生物心理?”の確かさについては、 私自身はそれが実際の実験結果であるにもかかわらず、疑問も持っているのですが、 人間の場合は、たしかに、思い込みの影響というのは大きいことを 私自身が何度もさまざまな角度から体験させられています。 例えば、私はある暴力居酒屋の3年勤めたことがありますが、 「お前は馬鹿だ どうしようもない人間だ。人間の屑だ。店にくる精心薄弱者の子の方がまだましだ。 獣だ、いや獣以下だ。」と言葉でも言われ続けていました。 私は 頭からそんなの気にしなければいいだけだと思いこんでいたのですけど、 3年後、ほんとうに身の危険を感じてそこを逃げ出してみると、なんと次の職場(蕎麦屋)で、 得意だった包丁がしろうとのようになっていました。    歌舞伎町の珈琲館で、超忙しいピーク時間を、たった一人で、フライパンから食材の仕込みから、盛り付けから サイフォンからドリップから 珈琲ゼリーから、もちろん洗い場も含めカウンター内のすべてをこなしながら、 ホールやレジまで きちっとゆとりを持ってこなしてしまうまでになったことのある私が    なんと、 ホールに出るのが怖くなっていました。  まったくお客さんとも対応できなくなってもいたのです。 それに、こんなこともありました。  それはほんとうは その人こそ文を書く力がまったくなかったから起こってしまったことなのですが、 私の文を見てめちゃくちゃ批判をしてきたのですが、それはなんとも自信にみちていました。 知らないからこそ、本気だったようなのです。 で、それまでに私はじつは20年ぐらいも 文章の追求をしてきた人間でもあったのですが、 すっかりそれからの3年間というものまったく文を書けなくなってしまったのです。 しかも、 それまでの自分が書いた文や追求してきたことを まったく忘れてしまったのです。   それでも 好きだったのでしょう。 3年たったらまた書き始めていましたが、 すべて最初からのスタートとなってました^^。(笑い事じゃないですけど^^) これが極端な例であったとしても、 こういうことが実際にあるのなら(他の人のことでも いろいろ知ってます) そういう社会的な心理が 女性との間に生まれてきてしまった歴史をここに想像してもおかしくありません。 でも、 この問題(事実)の裏には、もう1つの問題もあるかと思います。また、これこそ重要なところかと思います。 NO:12とNO:14に、女性の方から回答を寄せられている回答者の方(かた)の示唆されていることと重なるかと思うのですが、 また 重ねて考えることがより有効だと思うのですが、 女性の右脳(直感的言語力)の世界の《大きさ》が、逆作用してきた歴史もあるということです。 女性の左脳(論理脳)自体は男性に(本来)劣っていなくても、 例えば言葉は 映像を中心にすべての五感がなんらか比較的に捕らえられる《みつめる》という人間特有の脳によって生まれてきたとも言えると思うのですが、 近代言語学の祖とも言われるソシュールも この言語では捕らえられない直接の感性の深さは、それを言語で表そうとすれば むしろ稚拙な文のほうが時にはその深さのなにがしかを物語っていたりして、 最後はその問題に行き詰って晩年はその明晰性や論理性に関して失速していると聞きます。 ここに、ある女性の最後の時間を写した写真群があります。 桜里さんという方(かた)が 死を宣告されてたお母様の写真をとり続けた写真の中から選ばれた写真が見れます。 URL: http://uma-sica.cocolog-nifty.com/blog/2009/07/lachrimae-7864.htmlhttp://www.freeml.com/swansong/file/79020 また、そのその方は写真展を開かれたのですが その様子とともに写っている写真が、こちらで見ることができます。 URL:http://www.freeml.com/swansong/3855 その写真自体は こちらです。 http://www.freeml.com/ep.umzx/grid/Blog/node/BlogEntryFront/user_id/316274/blog_id/122735 この写真展の様子は 最後の方に やはりお母様とご家族の衝撃的とも言える美しくもある写真が出ています。 この中で「表」となっている ダウンロードできる写真は、特に最晩年のおそらく意識も薄れてゆく孤独の中に まさに女性の眼差しとも言いえる眼差しが無言に語るものがあります。 言葉で言えば それは あらゆる人格の人をわけへだてなく見つめる母性のようなもの、としかいいようのない《平凡な中のおおきさ》です。 私は こう思います。 もし女性が この力にもっと目覚め、そして、その愛情によって人の苦悩や絶望や 生物的な苦しみにも一点に集中するように思考しだしたら、 おそらく男性と女性の哲学者の割合は やがて逆転してしまうだろうというふうにです。 キャリアがある程度さへあれば、 資本主義を変えるのも女性達かもしれません。 自信さへ取り戻せばです。 私は そう「思いこんでいます」 OkWabejoomさんが、女性の方なら朗報かもしれません。 そう思いこんでいる男性が一人すでにここにいますから^^。 いえ、これこそ笑い事じゃないですよね。 でも、わたしが文章の道を諦めなかったように、 戦い続けること、山や坂をそれでの登り続けること、 これからの女性はその使命を持っていると思ってもいいのではないでしょうか。

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