固体物理学の静電遮蔽とポアソン方程式の関係についての質問

このQ&Aのポイント
  • 固体物理学で学ぶ静電遮蔽において、ポアソン方程式が関連しています。ポアソン方程式は、電荷密度に対する電位の関係を表しており、逆フーリエ変換を用いて具体的な式が導かれます。
  • 静電遮蔽におけるポアソン方程式は、物体内部の電位分布を計算する際に使用されます。具体的には、電荷密度とグリーン関数を用いて、逆フーリエ変換を行うことで電位分布を求めることができます。
  • ポアソン方程式の具体的な解析解を求めるためには、グリーン関数の計算が必要です。グリーン関数は、静電遮蔽の問題において重要な役割を果たしており、極座標変換などを用いて計算することができます。
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固体物理学 

物理の質問です。 固体物理の静電遮蔽でポアソン方程式を習ったのですが 板書をしたノートで分からないことがあったので 教えてください。 ポアソン方程式 ∇^2×φ(r)=4πρ(r) φ(r)→φ0(k) ρ(r)→P(k) φ0(k)=4πP(k)/k^2 G(k)=4π/k^2(1/2π)^3と書けば φ0(k)=(2π)^3G(k)P(k) 両辺を逆フーリエ変換 φ(r)=(2π)^3∫G(k)P(k)exp(ikr)d^3k =∫ρ(r')G(r-r')d^3r' G(r)=(1/2π^2)∫exp(ikr)/k^2 d^3k =(1/2π^2)×2π∫k^2dk∫dμexp(ikrμ)/k^2 ↑このG(r)の式の変形がなぜこうなったのかが分かりません。 極座標かと思うのですが… どなたかお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

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  • siegmund
  • ベストアンサー率64% (701/1090)
回答No.1

ベクトルもスカラーも同じ文字で書いているところが何ですが, まあテキストでは区別しにくかったからと思うことにしましょう. もし lv8vnnp さん自身が区別があやふやなら,そこをしっかりしないといけません. スカラーは普通の文字で,ベクトルは (→k) などと書くことにします. 最後の G(r) の式の1行目は (1)  G((→r))     = (1/2π^2)∫exp[i(→k)(→r)}/k^2 d^3(→k) ですね. (→r) の方向を (→k) 空間の z 軸にとって(どうせ積分するんだからどの方向を z 軸としてもよい) z 軸と (→k) のなす角をθとします. (→k)(→r) = kr cosθで,cosθをμと書きます. d^3(→k) の極座標表示は k^2 sinθdk dθdφですが, φは被積分関数に含まれないので単に因子∫dφ = 2π を与えるだけ. あとは,dμ = - sinθ dθを使えば, (2)  G((→r))     =(1/2π^2)×2π∫k^2dk∫dμexp(ikrμ)/k^2 が得られます.

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