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はさみうちの原理の証明です。
[問題]a1=3,a(n+1)=2+√anが成り立つ。 (1)0<4-an<1/2(4-a(n-1)) (n=2,3,4,…)が成り立つことを示せ。 (2)lim(an)を求めよ。※n→∞です^^; [自分の考え] (1)は一番右の式の中のa(n-1)がa(n+1)だと解けそうなのですが,これでは解けません^^; (2)は(1)の証明内容が0≦のように0を含んでいたらできそうなのですが…。 教えてください。 よろしくお願いいたします。
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こんばんわ^^ >(1)は一番右の式の中のa(n-1)がa(n+1)だと解けそうなのですが,これでは解けません^^; そんなことないですよ。 逆に、a(n+1)だと証明が大変になります。(きっと) >(2)は(1)の証明内容が0≦のように0を含んでいたらできそうなのですが…。 0を含んでいる必要はありません。 「はさみうち」ということは分かっておられるようなので、答えはわかっていると思います。 極限値はあくまでも「極限の値」であって、その値に近づいていくだけです。 ですので、=0になる必要はありません。 少々長いですが、方針を書いてみます。 不等式相手で少しややこしいかもしれませんが、計算自体はやさしい部類なので あせらずじっくりやればできると思います。 (1)は数学的帰納法を使いまくり、(2)は(1)の結果を「使いまくり」ましょう。 (1) 不等式は次の2つにわけることができます。 (a) 0<4- a(n) (b) 4- a(n)< 1/2*{ 4- a(n-1) } まず、(a)を示しましょう。帰納法です。 n= 1のときは明らかですね。 n= kのとき成り立つと仮定して、n= k+1も示します。 ただし、このときに a(n)>0であることも必要になります。 これも別に帰納法で示しておいた方が無難です。(ほとんど自明ですが) 式変形のヒントとしては、 4- a(k)>0 ならば a(k)<4 ですね。 a(k)が正ならば 4= 2^2なので… 次に、(b)です。 こちらは、単純に(右辺)-(左辺)を計算します。 その中で、a(n)<4の条件をうまく使うと不等式が証明できます。 (2) 書かれているとおり、はさみうちの原理ですね。^^ (1)の不等式をよく見てください。(特に右側) 4- a(n)の形が同じように書かれていますが、右にいくと 1/2がかかっています。 さらに、4- a(n-1)< 1/2* { 4- a(n-2) }ですね。 このように、(1)の結果を「使いまくる」と最後には右辺が { 4- a(1) }の形に行き着きます。 そのとき、1/2はどうなっているのか、そして n→∞となるとどうなるのか… 「はさみうち」なので、もう検討はつきますね。
お礼
ありがとうございました^^ 細かい説明が分かりやすかったです^^