太平洋戦争を早く終わらす事ができなかった理由

質問

皆さんこんにちは。

昭和２０年８月１５日に太平洋戦争は終わるわけですが、
日本政府が勝つ見込みがないと、考えていたのは、
いつぐらいからなのでしょうか？

そして、それならなぜもっと早く終わらす事ができなかった
のでしょうか？

よろしくお願い致します。

回答No.19

aru2020

討論の場ではないし、普段は無視するのですが
　あまりに狂気に囚われているとても可愛そうな方がいらっしゃるので、質問者様のために補足しておきます。

　日中戦争と言われる日華事変は、蒋介石による侵略戦争です。田母神という人の自衛戦争というのは、この点だけあっていると思います。
　機会があれば、詳しく調べて頂ければと思いますが、1937年の8月13日に、中国軍による上海空爆で、中国人・欧米人・日本人を問わず、２千人を超える死者が出ました。
　これと同時に、数年前から中立条約違反をして周囲に軍事施設を築いていた中国軍は、７月時点で動員していた大軍で、上海を挑発攻撃しています。
　この時、日本の外務省が「中国軍に攻撃された。これより自衛戦争に移る」と高らかと宣言して、その後の素早く和平条約を締結していたら、負けた中国以外誰も文句を言わなかったでしょう。
　事実、上海攻撃数日後に、昭和天皇はそういう方針で事態を解決できないか、と提案しています。そして、中国側が和平を飲む、ところまで行きました。破綻したのは、日本政府がこれをわざわざ蹴ったからです。

　本筋ではないのでここまでにしておきますが、
　質問者様は、太平洋戦争の終結についての質問ですよね？
　中国大陸だの、田母神の意見など、更に、意味不明の造語たる「国民総自決」というのはどういう関係があるのでしょうかね？
　日中戦争開始の発端となった鉄道事件なんて、柳条湖事件のことでしょうが、「十五年戦争」などという史実から見れば程度の低い用語をうのみにしている人の認識です。

　終戦後、中国では捕虜に対する苛烈な洗脳工作が行われました。
　その人自身の境遇を思えばかわいそう、と証するべきかもしれませんが、その後、彼らの少なからずが、自らの経歴や誇りを否定した言辞を吐いたりしています。
　勿論、その中にも立派な少なからずの日本人は沈黙を貫きました。

　またその後の世代には、そんな安っぽい証言をうのみにして、妄想を拡大させる人もいます。
　戦前、昭和天皇を神と掲げて、国民に自らの我意を押し通そうとした輩は確かにいましたが、何かにすがらないと生きていけない、そういう輩とメンタルが同じ人間が、右から左へ転げたらどうなるか、という例と思われます。

　歴史を語る、という場面では、こういう場違いな妄想を力説する、端的に「史実」に基づいて論じることができない人がいますが、意見そのものより、その意見の生み出される背景と土壌について考えると、より深刻な問題について考える機会が得られるかもしれません。