太平洋戦争を早く終わらす事ができなかった理由

質問

皆さんこんにちは。

昭和２０年８月１５日に太平洋戦争は終わるわけですが、
日本政府が勝つ見込みがないと、考えていたのは、
いつぐらいからなのでしょうか？

そして、それならなぜもっと早く終わらす事ができなかった
のでしょうか？

よろしくお願い致します。

回答No.17

aru2020

どんな教育を受けてきたのかと頭の中身を疑う、それこそ、歴史というより妄想とか思想教育を施された意見を堂々と並べられるのには、絶句してますが。
　ほんと、大丈夫なんでしょうかね？　と心配します。

　戦争というのは、終わらせるのはなかなか難しいという前提があります。

　そして、太平洋戦争では、言葉の定義を予めきっちりしておかないと話がややこしくなります。
　日本にとって戦争に勝つ、とは「自分たちが望む条件で講和ができる」ということでした。
　日本にとって、負ける、とはそれ以外となります。

　単純な史実では、多くの意見にもあるようにサイパンでの戦いが、大きな認識となりました。
　ただ、それを国内向けに納得させるのはやはり難しいのです。
　特に、陸軍は大きな敗北をしてませんでした。
　ガダルカナルとか、サイパン、フィリピンとか、全て制空権、制海権がたたれてたところでの敗北です。海軍のせいで負けて自分たちは負けてない、と思ったのです。
　こういう人がいる状態で、負けたから戦争をやめよう、というのは難しいのです。
　東条英機は、1945年3月の時点でさえ、「戦況は五分五分」と放言して、昭和天皇を呆れさせています。
　そして、8月13日昭和天皇が、ポツダム宣言受諾を押し切りましたが、この時でさえ、陸海の統帥部は抗戦だったのです。この押し切りでさえ、水面下では様々なやりとりがあっての成功でした。
　こういう人を罷免、逮捕、監禁などできればもっと早くに済むかもしれませんが、キョウキシュウダンとか放言する人が妄想とは異なり、当時の日本というのは実質的にも法的にも、そのような強権を有した人物も地位も存在しませんでした。
　ベルリンが戦場となったドイツを考えれば、むしろわずかにしろ早かった、というか、国土全てが戦場となる、後に国が分割させられるほどの事態を前にして、どうにか間に合った、というべきでしょう。