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財政投融資について
財政投融資と公的資金の注入の違いをよく理解することができません。また、現在、日航再建のために国が企業再生支援機構等を利用し資金の投入をしようとしていますが、これらの行為は財政投融資なのでしょうか?? わかる方がいたら教えてください。 よろしくお願いします。
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財政投融資というのは郵貯などの資金を大蔵省が借受てそれを特殊法人などの事業に貸し付けることです しかし、金の流れが不透明であり市場原理が働かず、また国の帳簿外のため隠れ借金として把握が難しい(国会の決議や監視を必要としない)などの欠点があり廃止され、それに代わり財投債という制度が作られました これは郵貯等から資金を借りるのは同じですが、直接借りるのではなく市場に財投債を出して、郵貯等が引き受けるという形なので、間に市場が入り透明や市場原理が働き、また財投債は国の借金なので帳簿上も明確になります ただ、財務省から特殊法人へのお金の流れは相変わらず不透明な部分が残ります 公的資金注入というのは法人(主に救済が必要な民間)政府が直接に金を貸す もしくは民間銀行がお金を貸し政府が連帯保証人になるということです 借りた法人が返済できれば問題はないのですが、貸し倒れると税金で穴埋めします 政府がお金を貸す際に財投債から調達する可能性はありますが、財投債(財政投融資)と公的資金注入には直殺的な関係はありません
お礼
よくわかりました!ありがとうございます