- ベストアンサー
1980年代~1990年代の世界記録について
陸上競技の記録で、1980年代後半~1990年代前半に作られた記録で未だに破られていない記録がいくつかありますよね。 これは、当時のドーピング検査の精度が低くてドーピングにより向上された記録が未だに残っているからでしょうか。 当時の東ドイツが国家ぐるみで選手にドーピングをしていたのは知っていますが、東ドイツ以外の国の選手の世界記録でも未だに破られていないものもありますが、これもドーピングをしていたからだったのでしょうか。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
>東ドイツ以外の国の選手の世界記録でも未だに破られていないものもありますが、これもドーピングをしていたからだったのでしょうか。 その通りです。 未だに残っている世脅威的な界記録の殆どが、ドーピングにより作られたものです。 特に、共産圏で禁止薬物の使用が多かった背景としては、当時の西側諸国に対抗する目的の外に、、社会主義が自由主義より優れている事を世界にアピールする為の手段として、スポーツ目的と言うより、政治的な意味合いで頻繁に利用されていました。 また、当時の東側では、膨大な予算をつぎ込んで国家レベルで禁止薬物の開発を行っていたのに対し、オリンピック、世界選手権等で行われる薬物検査は民間レベルで行っていた為、新たに開発される禁止薬物を全て摘発する事が困難な時代でした。 その為、当時摘発されなかった選手の記録が、今現在も公認世界記録として残っているのです。 しかし、東側諸国の選手が陸上界を余にも席巻し始めた為、1985年以降、陸上王国アメリカでも禁止薬物を使用する選手が増える様になり、東側選手以外でも驚異的な世界記録が記録される時代へと変化し、今日の世界記録へと至っています。 ドーピング検査の制度は70年代、80年代に比べ、検査の精度が上がっており、薬物によるドーピングは減る傾向に有りますが、密かに行われていると言う研究(遺伝子ドーピング)が完成すれば、現在の検査レベルでドーピングを摘発する事は不可能と言う事になり、何処までがドーピングに頼らない純粋な世界記録なのか?永遠に疑惑が残る事でしょう。 ご参考までに... 因みに余談としてですが、旧東側祖国の選手の外にフローレンスジョイナーもドーピングの噂が今でも絶えず、現選手では、イシンバエワ、ジャマイカ選手の一部(女性)で、ドーピングの噂が有ります。 尚、回答の「どんな人」となっている項目で、経験者として回答していますが、ドーピング経験者と言う事では無く、競技経験者と言う意味なので、誤解の無い様に!
お礼
やはり、ドーピングによる記録なのですね。 参考になるご回答をありがとうございました。