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酸化還元
過マンガン酸カリウムを用いて酸化還元滴定を行いました。当然マンガンイオンが生じます。無機化学の本にこのイオンは薄い紅色だとかいてあったのですが、滴定している最中はそんな色は見えず、無色ですよね?なぜですか?単にマンガンイオンが少なすぎるからですか?
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質問者が選んだベストアンサー
Mn2+とMnO4-の色の強さは全く違います。 色の強さは、「分子吸光係数」で比較します。 As=ε*C*L ε:分子吸光係数 As:吸光度 C:濃度(mol/L) L:光路長 このεが全く異なり、数字は忘れましたが1万倍くらいは異なったはずです。 Mn2+は相当濃くても瓶の向こうが見えなくなる事は無いのに対し、MnO4-は薄い物でも向こうが見えません。
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- cip
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回答No.2
参考URLの中ほどを見てください。 もしくは、Yahoo!で「マンガン イオン 色」で検索して、17番目のページを見てください。 滴定は過マンガン酸カリウム水溶液を落としていますね? シュウ酸水溶液に少量の過マンガン酸カリウム水溶液を落とせば、マンガンイオンになって薄い桃色になります。ただ、量が少なすぎるので無色に見えるだけですね(これが答え?)。 ご存知でしょうが、終点は薄紫色です。
質問者
お礼
回答ありがとうございます。やっぱりマンガンイオンの色を確認するには相当濃くないといけないみたいですね。
- yasu31
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回答No.1
お礼
なるほど、分子吸光係数で比較するなんてことは思いつきませんでした。Mn2+は濃度が高くても色がわかりにくいのですね。詳しい回答ありがとうございました。