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情報工学科とは?

まず質問を要約すると、情報工学科とは具体的にどのようなことをするのかということです。 僕は現在中学三年で、将来は普通科高校に進学してその後大学に行きたいと思っています。僕は前からコンピュータの特にセキュリティーなどに興味を持っており、それを大学で学習して開発関係の仕事に就職したいと思っていました。そこでどんな学科が自分に合っているか調べた結果、情報工学科がでてきました。ですが、ホームページなどを見てもいまいちパッとせずに困っています(パンフレットなどがある所もありましたが自分は地方に住んでいるので…)。目標を明確にしてから高校に進学したいので、どうかご回答よろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • potachie
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回答No.2

ものすごく雑な説明をします。 理系のお仕事には、工学系と理学系があります。 工学というのは、科学を通じて物作りをすることに力を入れている分野。 理学というのは、科学という手段を通じて新しい物を作り出したり新しい発見をすることを目指す分野。 情報「工学」の工学とは、役立つ物作りをしようという学問ということ。 「情報」工学の「情報」とは、ITの「I」と同じで Information という意味。ふつうの「工学」は形のある「物」を扱うことが多いんですが、「情報」を使っての物作りということです。 古くから物の形で情報を扱っていたのに、図書館学というのがあるんですが、今は、書籍という形にとらわれずに情報を扱えるようになりました。 この新しい情報を扱う技術を研究し、社会に役立てようというのが情報工学の役割で、それを学ぶ場が情報工学科ということですね。 進路のご質問なので、ちょっと追加をしてみます。(以下、情報工学とコンピュータを理解するためのヒントになれば幸いです) コンピュータと車との本質的な差を考えてみたことはありますか? ガソリンがないと車はタダの動かない箱ということがありますが、コンピュータは、何がないとタダの箱になるでしょうか?  そして、コンピュータは、何が加わると「パソコン」になるでしょうか? (コンピュータの中核となるチップは、音楽プレーヤーにも炊飯器にも地デジ対応テレビにも信号機にも使われています) 「マンガ」と「漫画本」の違いはなんでしょうか? 漫画本はマンガという情報が本に書かれている物で、昔はこの方法でしか読み手は読むことができませんでした。今はどうでしょう? マンガは情報のひとつです。ただ、情報は情報だけで存在することはできません。 たくさんの漫画本を含めたあらゆる書籍を整理し、検索できるようにした技術を図書館学といいます。これと情報工学の違いはなんでしょうか? (図書館学は、本の作り方は研究対象にしていなかったようです)

zaku6924
質問者

お礼

>コンピュータは、何がないとタダの箱になるでしょうか?(以下略) そうですね、プログラム(ソフトウェア)?ですかね。 コンピュータの電源が入っても自分が望むことを実行(命令)してくれるものがないとただの電子回路の集まりになってしまいますよね… カーネルとかいうものなら聞いたことがあります。(Linux?) >「マンガ」と「漫画本」の違いはなんでしょうか?(以下略) うーん…こちらの問題は難しいですね。 昔は紙で表現するしかなかったけど、いまはコンピュータで表現をすることができる、つまり情報の在り方が変わってきたということでしょうか。 実は理学とか工学とかの区別も余りできていなかったので、冒頭の説明はとても参考になりました。

その他の回答 (4)

  • potachie
  • ベストアンサー率31% (1065/3387)
回答No.5

ちょっと追加で。(長いので、時間のあるときにでも読んでください) |>コンピュータは、何がないとタダの箱になるでしょうか?(以下略) |そうですね、プログラム(ソフトウェア)?ですかね。 理解はいつかでいいので、「ファームウェア」という言葉を覚えておいてください。ハードウェアとソフトウェアをつなぐ部分です。そして、コンテンツ(データ)をつなぐのがソフトウェアと考えておきましょう。ただ、不思議なことに、コンピュータがパソコンへの一歩を踏み出したときの「ファームウェア」の概念をきちんと解説したサイトって見かけません。 図書館に、アラン・ケイ という人が書いた本を見かけたら、一読しておくことをオススメします。パソコンの未来をその黎明期に恐ろしく正確に予見した本です。マッキントッシュというパソコン、WindousというOSともその開発者が、パロアルト研究所でアラン・ケイ たちが行っていた実験機を見て、その物まねをして作った物です。しかも、部分的にしか真似できませんでした。 パソコンの画面をデスクトップ(机の上)と呼ぶ名称や、マウスや絵を描くためのタブレットも、パロアルト研究所で誕生しています。マッキントッシュがWindowsを「盗作だ」と真似をした裁判があったんですが、マッキントッシュが「独自に考えた」ものは、ゴミ箱だけという話があるくらいです。。。 アラン・ケイ と パロアルト研究所 で、調べてみると結構いろいろと知ることができるかと思います。 絶版ですが、メディア・ラボ(福武書店)という本を古本屋さんとかで見かけたら、けっこうまとまっていて面白いので、手に入れてもいいかもです。 |うーん…こちらの問題は難しいですね。 |昔は紙で表現するしかなかったけど、いまはコンピュータで表現をすることができる、つまり情報の在り方が変わってきたということでしょうか。 はい。パソコンは本のような単なるマンガのような創作を写したものではなく、コミュニティを作れるというところが大きく違うところです。 先のアラン・ケイという人は、パーソナルダイナブックメディア というものを夢みました。それを実現する機械を「ダイナブック」と呼びました。 パーソナルダイナミックメディアとは、みんなで作ってみんなで鑑賞して、みんなで共有するメディアのあり方をいいます。本は、それが生まれた当時は、家1軒よりも高価な物でした。そんなに高い物だと、パーソナルなメディアにはなりません。聖書は教会だけが持ち、信者は神父さんのお話を聞くだけでした。 それが「印刷」という技術が生まれて、誰でも本を読むことができるようになりました。マンガは、手書きで写され、読み回されるものから、町の本屋で簡単に買えるものになったんですね。 でも、情報は作者からの1方向だけ。パーソナルなメディアでも、ダイナミックなものじゃないんですね。 今、Web2.0と称する物が登場し、普及しました。代表例でよく挙がるのは、このサイトです。ご質問者と回答者、双方向のメディアです。 でも、まだまだ、ダイナブックには足りません。コンピュータ技師の目指す目標は、まだ、アラン・ケイの夢を実現できていません。最後の階段を上るのは、ご質問者の手でかもしれませんね。

  • trytobe
  • ベストアンサー率36% (3457/9591)
回答No.4

情報工学科では、情報(データ)をいかに扱うか、という技術を研究します。 データを処理する手順(アルゴリズム)を開発・改善するとともに、それをコンピュータに処理させるための指示(ソフトウェアとしてのプログラミング)や、処理装置そのもの(ハードウェア)の開発・改良も取り扱います。 たとえば、セキュリティについては、現時点では素数が何百個あっても掛け算はすばやくできるが、全部掛け合わせたものだけを見て、それを素因数分解するのは人間が生きているうちに完了できない、という性質をつかいます。 つまり、パスワードがあっていることは掛け算処理で検算することで確認できるが、答えだけ知っていても大元のパスワードデータに素因数分解するのはとんでもなく時間がかかる(世界中のパソコンに分散処理しても長時間かかる)という数学的性質を利用します。 とはいえ、これは現時点のハードウェアでの性質であり、量子コンピュータが実用化されれば、複数の計算を同時に行えるため、とんでもない時間の短縮化ができ、素因数分解があっさり終わってパスワードが破られてしまうかもしれません。 そうなると、今度は検算は短時間でも、逆算には更にとんでもなく膨大な時間がかかるアルゴリズムを発明しなければなりません。これが数学に基づくアルゴリズムの進歩であり、物理学や化学物質によるハードウェアの進歩でもあります。 逆に見れば、データ処理のために、数学や物理学・化学をいかに活用するか、を頭をフル回転させて考える学問なので、比較的幅広い見識と知識・能力を要求されます。

zaku6924
質問者

お礼

アルゴリズムですか…何回か聞いたことはあったのですが、わかりやすい説明をいただいたので少しは理解することができました。 セキュリティといえばクラッキングやウイルスもありますよね。 特に、少し前にあった大規模なサイバーテロ(DDos攻撃)はいわゆる他人のコンピュータの力も借りて攻撃をするということですよね。 これは企業や一般のコンピュータのセキュリティの甘さやそのコンピュータの管理者の無知によって起こされたものだと思います。 ですが最近のパソコンはどんどん安く高性能になっているので、知識の浅い人が(たとえばインターネットをするだけなど)セキュリティも無しにインターネットに接続して攻撃に参加してしまうという事がさらに増えると思います。 だからそんな人たちも攻撃の加担者にならないための何か効果的な対策はないかと思っているわけです。 そんなに細かいことはできるのでしょうか…? とこんな感じの事を思ってみたりしています。 ご回答ありがとうございました。

noname#97062
noname#97062
回答No.3

中学生で、そこまでお考えになられて、偉いですね。 大学への進学を希望されていますから、普通科の高校で、進学に向いた 高校に進まれるのが、現状では、先ず、好ましいと思います コンピューターには大まかに別けますとハードウェアとソフトウェアが ありますが「情報工学科」はソフトウェアを主に勉強する学科です 正確には分かりにくいところもあると思いますが、高校生になれば 大学の受験生向けのオープンキャンパスや説明会などもありますし 先輩や先生からの情報も入ると思います それぞれの学部や学科の意味や内容も解ってきますので、今は 大学進学に適した高校を目指せば、問題ないと思います 高校で勉強を重ねていくうちには、興味や関心や科目毎の成績などから 貴方に向いた進路が、貴方自身の希望や、先生などのアドバイスなどで より正確に解ってくると思います 人生も勉強も、目的をもってするかどうかは、とても大切だと思います 惰性でするのと目的意識をもってするのでは、生き甲斐が違うでしょう 有意義な勉強と、就職をされて、有意義な人生を送られますように。

zaku6924
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 これから自分にどのような変化(学力など)があるのかわかりませんが、常に目標を持ってそれに向かっていけるように努力していきたいと思います。 だからまず、今年の受験を乗り切って夢を実現したいです。 僕は先のことを考えすぎて(捕らぬ狸の皮算用)目先の問題を見失うことがあるので、そこに注意していきたいと思います。

  • nemoax006
  • ベストアンサー率14% (343/2433)
回答No.1

基本はハードウェアとソフトウェアの理解と学習がありますが、プログラミングが主体です。言語はその学校次第なので何ともいえません。

zaku6924
質問者

お礼

学校によってすることがちがうのですか… 参考になりました。

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