GF(2^8)からGF((2^4)^2)への変換とは?

このQ&Aのポイント
  • GF(2^8)からGF((2^4)^2)への変換について質問しています。
  • GF(2^8)とGF((2^4)^2)の生成多項式と元のつくり方について説明しています。
  • GF(2^8)からGF((2^4)^2)への変換手順について悩んでいる状況を述べています。
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GF(2^8)->GF((2^4)^2)の変換

ガロア体の逆数演算で、 GF(2^8)->GF((2^4)^2) に変換して計算しようとしています。 それで、GF(2^8)元aより、GF((2^4)^2)の元bへの変換、 b=A*aがうまく行きません。 GF(2^8)では、生成多項式 X^8=p7*X^7+p6*X^6--- で元を順次つくります。1ビット単位のシフトレジスタを使って、 α^0=1h α^1=2h α^2=4h と言う風になります。 GF((2^4)^2)では、生成多項式 Y^2=q1*Y+q0 で元をつくります。ここで、q1,q2は、GF(2^4)の元です。 したがって、4ビット単位のシフトレジスタを使って、 β^0=1h β^1=10h となります、ここでわからないのは、b=A*aの変換手順です。 a=α^0=1h の場合は、 b=β^0=1h に対応します。 問題は次で、 a=α^1=2hの場合は、 b=β^1=10hに変換するように、Aを設計しています。 つまり、 10h=A*2h の関係を成立させています。 これでは、b=3h、つまり、 A*3h がうまく行きません。 多分、α^1とβ^1を直接変換するのが、間違いだと思いますが、 どうすればいいでしょう?

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  • reiman
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回答No.10

ω∈GF(2^8) の逆数を求めてみる。 No.9の前段の変換により ω=pγ+q p,q∈GF(2^4) とする。 δ=p^2b+pqa+q^2 (∈GF(2^4)) と置くと ω^-1=δ^-1pγ+δ^-1(pa+q) ただし、a,bはそれぞれNo.9の前段のa,bである。 よってω^-1を求めるためにはGF(2^4)の元δの逆数が求まれば良い。 次に δ∈GF(2^4) の逆数を求めてみる。 No.9の後段の変換により δ=p'β+q' (p',q'∈GF(2^2)) とする。 η=p'^2b'+p'q'a'+q'^2 (∈GF(2^2)) と置くと δ^-1=η^-1p'β+η^-1(p'a'+q') ただし、a',b'はそれぞれNo.9の後段のa,bである。 よってδ^-1を求めるためにはGF(2^2)の元ηの逆数が求まれば良い。 以上まとめて ω^-1を求めるためにはGF(2^2)の元ηの逆数が求まれば良い。 GF(2^2)の非零元は3個しかないのでω^-1を求めるためにたった3個の小さな逆数テーブルを使えばよい。 おまけ: γ^8=1+γ^2+γ^3+γ^4 γ^9=γ+γ^3+γ^4+γ^5 γ^10=γ^2+γ^4+γ^5+γ^6 γ^11=γ^3+γ^5+γ^6+γ^7 γ^12=1+γ^2+γ^3+γ^6+γ^7 γ^13=1+γ+γ^2+γ^7 γ^14=1+γ+γ^4 γ^15=γ+γ^2+γ^5 γ^16=γ^2+γ^3+γ^6 γ^17=γ^3+γ^4+γ^7 γ^18=1+γ^2+γ^3+γ^5 γ^19=γ+γ^3+γ^4+γ^6 γ^20=γ^2+γ^4+γ^5+γ^7 γ^21=1+γ^2+γ^4+γ^5+γ^6 γ^22=γ+γ^3+γ^5+γ^6+γ^7 γ^23=1+γ^3+γ^6+γ^7 γ^24=1+γ+γ^2+γ^3+γ^7 γ^25=1+γ γ^26=γ+γ^2 γ^27=γ^2+γ^3 γ^28=γ^3+γ^4 γ^29=γ^4+γ^5 γ^30=γ^5+γ^6 γ^31=γ^6+γ^7

kuma_1234
質問者

お礼

ありがとうございます。 お陰さまで、線形変換行列は求まりました。 またよろしく。

その他の回答 (9)

  • reiman
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回答No.9

【GF(2^4)→GF(2^8)】 GF(2)→GF(2^8)の生成多項式として x^8+x^4+x^3+x^2+1 を使い GF(2)→GF(2^4)の生成多項式として x^4+x+1 を使い GF(2^4)→GF(2^8)の生成多項式として x^2+ax+b (a,b∈GF(2^4)) を使うとし GF(2^4)の生成元をβとし GF(2^8)の生成元をγとする。 すると以下が成立する。 γ^8+γ^4+γ^3+γ^2+1=0…(1) β^4+β+1=0…(2) γ^2+aγ+b=0…(3) β=β[0]+β[1]γ+β[2]γ^2+β[3]γ^3+β[4]γ^4+β[5]γ^5+β[6]γ^6+β[7]γ^7 (β[0],β[1],β[2],β[3],β[4],β[5],β[6],β[7]∈GF(2)) とし (2)に代入して(1)を使って7次以下のγの多項式にして γのべき乗の係数を0としてβをγの式として求める。 β[1]=β[2]=β[5]=β[6]=0 β[3]=β[4]=β[7]=1 なおβ[0]=0とおく。(β[0]は任意に設定できる。) よって β=γ^3+γ^4+γ^7…(4) 同様に a=a[0]+a[1]β+a[2]β^2+a[3]β^3 (a[0],a[1],a[2],a[3]∈GF(2)) b=b[0]+b[1]β+b[2]β^2+b[3]β^3 (b[0],b[1],b[2],b[3]∈GF(2)) とおき(1),(3),(4)に代入して a[0],a[1],a[2],a[3],b[0],b[1],b[2],b[3] を求めると a[0]=a[1]=a[3]=b[0]=b[2]=b[3]=0 b[1]=a[2]=1 よって a=β^2…(5) b=β…(6) (1),(4)を使い以下が分かる。 β^0=1 β^1=γ^3+γ^4+γ^7 β^2=γ+γ^2+γ^3+γ^6 β^3=γ+γ^3 γβ^0=γ γβ^1=1+γ^2+γ^3+γ^5 γβ^2=γ^2+γ^3+γ^4+γ^7 γβ^3=γ^2+γ^4 R^T=[γ^0 γ^1 γ^2 γ^3 γ^4 γ^5 γ^6 γ^7] B^T=[β^0 β^1 β^2 β^3 γβ^0 γβ^1 γβ^2 γβ^3] G= [1 0 0 0 0 0 0 0] [0 0 0 1 1 0 0 1] [0 1 1 1 0 0 1 0] [0 1 0 1 0 0 0 0] [0 1 0 0 0 0 0 0] [1 0 1 1 0 1 0 0] [0 0 1 1 1 0 0 1] [0 0 1 0 1 0 0 0] とおくと B=GR…(7) とできる。 一方 GF(2)上の8次元列ベクトルx,yにより R^Tx=B^Ty ならば(7)により R^Tx=(GR)^Ty すなわち x=G^Ty A=(G^T)^-1= [1 0 0 0 0 1 0 0] [0 0 1 0 1 1 1 0] [0 0 0 0 0 0 1 0] [0 0 0 1 0 1 1 1] [0 1 0 1 0 1 0 1] [0 0 0 0 0 1 0 0] [0 0 1 0 1 1 1 1] [0 0 0 0 1 0 0 1] とおくと y=Ax 【GF(2^2)→GF(2^4)】 GF(2)→GF(2^4)の生成多項式として x^4+x+1 を使い GF(2)→GF(2^2)の生成多項式として x^2+x+1 を使い GF(2^2)→GF(2^4)の生成多項式として x^2+ax+b (a,b∈GF(2^2)) を使うとし GF(2^2)の生成元をαとし GF(2^4)の生成元をβとする。 すると以下が成立する。 β^4+β+1=0…(1) α^2+α+1=0…(2) β^2+aβ+b=0…(3) α=α[0]+α[1]β+α[2]β^2+α[3]β^3 (α[0],α[1],α[2],α[3]∈GF(2)) とし (2)に代入して(1)を使って3次以下のβの多項式にして βのべき乗の係数を0としてαをβの式として求める。 α[0]=0 α[1]=1 α[2]=1 α[3]=0 なおα[0]=0とおく。(α[0]は任意に設定できる。) よって α=β^2+β…(4) 同様に a=a[0]+a[1]α (a[0],a[1]∈GF(2)) b=b[0]+b[1]α (b[0],b[1]∈GF(2)) とおき(1),(3),(4)に代入して a[0],a[1],b[0],b[1] を求めると a[0]=1 a[1]=0 b[0]=0 b[1]=1 よって a=1…(5) b=α…(6) (1),(4)を使い以下が分かる。 α^0=1 α^1=β^2+β βα^0=β βα^1=β^3+β^2 R^T=[β^0 β^1 β^2 β^3] B^T=[α^0 α^1 βα^0 βα^1] G= [1 0 0 0] [0 1 1 0] [0 1 0 0] [0 0 1 1] とおくと B=GR…(7) とできる。 一方 GF(2)上の4次元列ベクトルx,yにより R^Tx=B^Ty ならば(7)により R^Tx=(GR)^Ty すなわち x=G^Ty A=(G^T)^-1= [1 0 0 0] [0 0 1 1] [0 1 1 1] [0 0 0 1] とおくと y=Ax

  • reiman
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回答No.8

>わかりが悪くてすみません。 >γ^2+aγ+b=0 >で、 >(a,b∈GF(2^4)) >(γ∈GF(2^8)) >の混合演算はどうするのでしょう? 無効になった古いバージョンのところに書いてあったので見落としました。 GF(2^8)はGF(2^4)の拡大体なので GF(2^4)の元は拡大されたGF(2^8)に含まれる。 GF(2^8)は体GF(2^4)上の2次元ベクトル空間なのである。

  • reiman
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回答No.7

前回の編集ミスを修正 わかりやすくするために GF(2^4)→GF((2^2)^2) の場合にやってみます。 GF(2^4)の生成多項式として x^4+x+1 を使い GF(2^2)の生成多項式として x^2+x+1 を使い GF((2^2)^2)の生成多項式として x^2+ax+b (a,b∈GF(2^2)) を使うとし GF(2^2)の生成元をαとし GF(2^4)の生成元をβとする。 すると以下が成立する。 β^4+β+1=0…(1) α^2+α+1=0…(2) β^2+aβ+b=0…(3) fを3次以下多項式として α=f(β):=α[3]β^3+α[2]β^2+α[1]β+α[0] とし (2)に代入して f(β)^2+f(β)+1=0 これを(1)を使って3次以下のβの多項式にして βのべき乗の係数を0としてfすなわちαをβの式として求める。 (未知数も式も4個なので求まる。) ×*********************** α[3]β^6+α[2]β^4+α[1]β^2+α[0]+α[3]β^3+α[2]β^2+α[1]β+α[0]+1=0 よって (α[3]+α[1]+α[2])β^2+(α[2]+α[1])β+(α[2]+1)=0 よって α[2]=1 α[2]=α[1] α[3]+α[1]+α[2]=0 よって α[0]=0 α[1]=1 α[2]=1 α[3]=0 とできる。 よって α=β^2+β ************************ 同様に g,hをそれぞれ2次以下の多項式として a=g(f(β)):=a[1]α+a[0]=a[1](β^2+β)+a[0] b=h(f(β)):=b[1]α+b[0]=b[1](β^2+β)+b[0] として(3)に代入して β^2+g(f(β))β+h(f(β))=0 これを(1)を使って3次以下のβの多項式にして βのべき乗の係数を0としてgとhすなわちa,bをβの式として求める。 (未知数も式も4個なので求まる。) ************************ β^2+(a[1](β^2+β)+a[0])β+b[1](β^2+β)+b[0]=0 よって (a[1])β^3+(1+a[1]+b[1])β^2+(a[0]+b[1])β+(b[0])=0 a[1]=0 1+a[1]+b[1]=0 a[0]+b[1]=0 b[0]=0 よって a[0]=1 a[1]=0 b[0]=0 b[1]=1 よって a=1 b=α よって β^2+β+α=0 これは先に求めた式と同じ ************************ そして α^0=1 α^1=β^2+β βα^0=β βα^1=β(β^2+β)=β^3+β^2 R=[β^0 β^1 β^2 β^3]^T B=[α^0 α^1 βα^0 βα^1]^T とおくと上記の関係式により求まるGF(2)上の4次正方行列Gによって B=GR とできる。 ************************ G= [1 0 0 0] [0 1 1 0] [0 1 0 0] [0 0 1 1] ************************ 一方 GF(2)上の4次元行ベクトルx,yにより xR=yB ならば xR=yGR すなわち x=yG すなわち y^T=(G^T)^-1x^T 結局 A=(G^T)^-1 とすればよい。 ************************ A= [1 0 0 0] [0 0 1 1] [0 1 1 1] [0 0 0 1] ************************

  • reiman
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回答No.6

わかりやすくするために GF(2^4)→GF((2^2)^2) の場合にやってみます。 GF(2^4)の生成多項式として x^4+x+1 を使い GF(2^2)の生成多項式として x^2+x+1 を使い GF((2^2)^2)の生成多項式として x^2+ax+b (a,b∈GF(2^2)) を使うとし GF(2^2)の生成元をαとし GF(2^4)の生成元をβとする。 すると以下が成立する。 β^4+β+1=0…(1) α^2+α+1=0…(2) β^2+aβ+b=0…(3) fを2次以下多項式として α=f(γ):=α[3]β^3+α[2]β^2+α[1]β+α[0] とし (2)に代入して f(γ)^4+f(γ)+1=0 これを(1)を使って3次以下のβの多項式にして βのべき乗の係数を0としてfすなわちαをβの式として求める。 (未知数も式も4個なので求まる。) ×*********************** α[3]β^6+α[2]β^4+α[1]β^2+α[0]+α[3]β^3+α[2]β^2+α[1]β+α[0]+1=0 よって (α[3]+α[1]+α[2])β^2+(α[2]+α[1])β+(α[2]+1)=0 よって α[2]=1 α[2]=α[1] α[3]+α[1]+α[2]=0 よって α[0]=0 α[1]=1 α[2]=1 α[3]=0 とできる。 よって α=β^2+β ************************ 同様に g,hをそれぞれ2次以下の多項式として a=g(f(β)):=a[1]α+a[0]=a[1](β^2+β)+a[0] b=h(f(β)):=b[1]α+b[0]=b[1](β^2+β)+b[0] として(3)に代入して β^2+g(f(β))β+h(f(β))=0 これを(1)を使って3次以下のβの多項式にして βのべき乗の係数を0としてgとhすなわちa,bをβの式として求める。 (未知数も式も4個なので求まる。) ************************ β^2+(a[1](β^2+β)+a[0])β+b[1](β^2+β)+b[0]=0 よって (a[1])β^3+(1+a[1]+b[1])β^2+(a[0]+b[1])β+(b[0])=0 a[1]=0 1+a[1]+b[1]=0 a[0]+b[1]=0 b[0]=0 よって a[0]=1 a[1]=0 b[0]=0 b[1]=1 よって a=1 b=α よって β^2+β+α=0 これは先に求めた式と同じ ************************ そして α^0=1 α^1=β^2+β βα^0=β βα^1=β(β^2+β)=β^3+β^2 R=[β^0 β^1 β^2 β^3]^T B=[α^0 α^1 βα^0 βα^1]^T とおくと上記の関係式により求まるGF(2)上の4次正方行列Gによって B=GR とできる。 ************************ G= [1 0 0 0] [0 1 1 0] [0 1 0 0] [0 0 1 1] ************************ 一方 GF(2)上の4次元行ベクトルx,yにより xR=yB ならば xR=yGR すなわち x=yG すなわち y^T=(G^T)^-1x^T 結局 A=(G^T)^-1 とすればよい。 ************************ A= [1 0 0 0] [0 0 1 1] [0 1 1 1] [0 0 0 1] ************************

  • reiman
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回答No.5

どうもNo.4を見ていると 敢えてa,bを求める必要は無さそうですね。

  • reiman
  • ベストアンサー率62% (102/163)
回答No.4

もっとスマートに変更。 GF(2^8)の生成多項式として x^8+x^4+x^3+x^2+1 を使い GF(2^4)の生成多項式として x^4+x+1 を使い GF((2^4)^2)の生成多項式として x^2+ax+b (a,b∈GF(2^4)) を使うとし GF(2^4)の生成元をβとし GF(2^8)の生成元をγとする。 すると以下が成立する。 γ^8+γ^4+γ^3+γ^2+1=0…(1) β^4+β+1=0…(2) γ^2+aγ+b=0…(3) fを7次以下多項式として β=f(γ) とし (2)に代入して f(γ)^4+f(γ)+1=0 これを(1)を使って7次以下のγの多項式にして γのべき乗の係数を0としてfすなわちβをγの式として求める。 (未知数も式も8個なので求まる。) 同様に g,hをそれぞれ3次以下の多項式として a=g(f(γ)) b=h(f(γ)) として(3)に代入して γ^2+g(f(γ))γ+h(f(γ))=0 これを(1)を使って7次以下のγの多項式にして γのべき乗の係数を0としてgとhすなわちa,bをγの式として求める。 (未知数も式も8個なので求まる。) そして β^0=1 β^1=f(γ) β^2=f^2(γ) β^3=f^3(γ) γβ^0=γ γβ^1=γf(γ) γβ^2=γf^2(γ) γβ^3=γf^3(γ) の式において 右辺を(1)を使いすべてγの7次以下の多項式にする。 すると R=[γ^0 γ^1 γ^2 γ^3 γ^4 γ^5 γ^6 γ^7]^T B=[β^0 β^1 β^2 β^3 γβ^0 γβ^1 γβ^2 γβ^3]^T とおくと上記の関係式により求まるGF(2)上の8次正方行列Gによって B=GR とできる。 一方 GF(2)上の8次元行ベクトルx,yにより xR=yB ならば xR=yGR すなわち x=yG すなわち y^T=(G^T)^-1x^T 結局 A=(G^T)^-1 とすればよい。

  • reiman
  • ベストアンサー率62% (102/163)
回答No.3

GF(2^8)の生成多項式として x^8+x^4+x^3+x^2+1 を使い GF(2^4)の生成多項式として x^4+x^+1 を使い GF((2^4)^2)の生成多項式として x^2+ax+b (a,b∈GF(2^4)) を使うとすると GF(2^4)の生成元βにより a,bを表現し βをGF(2^8)の生成元γにより表現する。 a,bを求めるときには γ^8+γ^4+γ^3+γ^2+1=0 β^4+β+1=0 γ^2+aγ+b=0 であることを利用する。 a,bはそれぞれ15通りしかないので かたっぱしから入れてみて上式を満たすものを求めれば良い。 存在が保証されているので一組は必ず有るので一組のみ求める。 C,PHPなどのプログラミングでやれば良いでしょう。 次にβをγの8次未満の多項式として表す。 すなわちfを7次多項式として β=f(γ) すると β^0=1 β^1=f(γ) β^2=f^2(γ) β^3=f^3(γ) γβ^0=γ γβ^1=γf(γ) γβ^2=γf^2(γ) γβ^3=γf^3(γ) なお、右辺はγ^8+γ^4+γ^3+γ^2+1=0を使いすべてγの7次以下の多項式にする。 すると R=[γ^0 γ^1 γ^2 γ^3 γ^4 γ^5 γ^6 γ^7]^T B=[β^0 β^1 β^2 β^3 γβ^0 γβ^1 γβ^2 γβ^3]^T とおくと上記の関係式により求まるGF(2)上の8次正方行列Gによって B=GR とできる。 一方 GF(2)上の8次元行ベクトルx,yにより xR=yB ならば xR=yGR すなわち x=yG すなわち y^T=(G^T)^-1x^T 結局 A=(G^T)^-1 とすればよい。

kuma_1234
質問者

補足

わかりが悪くてすみません。 γ^2+aγ+b=0 で、 (a,b∈GF(2^4)) (γ∈GF(2^8)) の混合演算はどうするのでしょう?

  • reiman
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回答No.2

No.1は撤回します。 まず元のGF(2^8)の生成多項式は x^8+x^4+x^3+x^2+1 ですね? 参考サイトでは x^8+x^4+x^3+x+1 になっていたのですがこれは原始多項式ではありませんね。 これを使ってもいいのですが原始多項式を使った方がいいでしょう。 次に GF(2^4)の生成多項式は x^4+x+1 ですね? これは原始多項式です。 GF((2^4)^2)の生成多項式はGF(2^4)の生成元をαとしたとき どのように選んだのでしょうか? つまりp0,p1は?

kuma_1234
質問者

お礼

現実には、 「Practical Implementation of Rijndael S-Box Using Combinational Logic」Edwin他 に添って、実装しています。 ハード的には、簡単な回路で、乗算や逆数演算ができます。 実際は、 GF(2^8)->GF(((2^2)^2)^2)に変換し、 演算をおこない、 GF(((2^2)^2)^2)->GF(2^8) に戻します。 RS復号のように、加算、乗算、割り算が混在している場合はいちいちテーブルを引き直す必要がないので、ハードウエア化した場合は、動作速度が向上し、回路面積も小さくなります。 ポイントは、質問にも書いているように、 GF((2^4)^2) での、β^1の考え方です。 β^1=10h でいいのか?

kuma_1234
質問者

補足

>GF((2^4)^2)の生成多項式はGF(2^4)の生成元をαとしたとき >どのように選んだのでしょうか? >つまりp0,p1は? そのあたりは文献に書いていますし、考え方は、質問の中にも書いています。 あと、文献はあくまで参考文献で、GF(2^8)の生成多項式は、 x^8+x^4+x^3+x^2+1 を使っています。 ただ、Rijndael Encryptionでは、 x^8+x^4+x^3+x+1 が正解のようです。他の文献でもそうなっています。 その辺の違いがあるので、線形変換マトリックス Aを求めなおしたいのですが。

  • reiman
  • ベストアンサー率62% (102/163)
回答No.1

何がしたいのか分からないのだけれども GF((2^4)^2)とやらは GF(2^4)の拡大体で GF(2^8)のことですね。 それだと もとのGF(2^8)と構造は全く同じで 生成元が違うだけですね。 すなわち 実質的に8次生成多項式の違いだけですから xに対してx^-1をもとめるのに GF(2^8)→GF(2^8) の変換は余り意味はないように思います。

kuma_1234
質問者

補足

何をしたいかは、例えば、 「A Systematic Evaluation of Compact Hardware Implementations for the Rijndael S-Box」Nele Mentens他 を読んでいただけますか?検索で出てきます。多分。 テーブルを使わずにしかも極力簡単に逆元を求めたいのです。 ここでのp329のFig.3あたりの行列の求め方を知りたいのです。

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    この代数拡大を言うには,Q(√2)のすべての元がQ上代数的であることを言えばいいんですよね? そこで,Q(√2)の任意の元はa+b√2 (a,bはQの元)と表せますので,このa+b√2に対して, f(a+b√2)=0―(1) となるような多項式Q[X]の元f(X)が存在することを言えばいいのだと考えました. しかし,(1)を満たすようなQ[X]の元であるf(X)が見つかりません… f(X)=X-(a+b√2) のようなものも考えましたが,これは係数が有理数体Qの元になっていないので,Q[X]の元ではありませんし. どのような多項式となるのでしょうか? 根本から考え方が違うのかもしれませんが,よろしくお願いします.

  • GF(2)の体の元を係数とする原始多項式

    GF(2)の体の元を係数とする32次の原始多項式を教えてください 16次以下ならば私の持っている本の付録に付いていたのですが 32次は載っていません 例えば8次ならばx^8+x^4+x^3+x^2+1というふうに よろしくお願いします

  • 多項式の変換

    お世話になります。 多項式y=a0x^0 + a1x^1 + a2x^2 + ... + anx^nという多項式があります。(a0...anは定数) この多項式をx=の形で表現したいのですが、どういった知識またはテクニックで実現するのでしょうか? ある曲線(多項式で表現)をy=xの直線に対して線対称な曲線にしたく、このようなことを考えています。 y=x^2+1 程度のものなら x = ±√(y-1)として簡単にもとまりますが・・・ アドバイスよろしくお願いします。

  • GF(11)係数での因数分解について

    X^10-1をGF(11)係数で因数分解せよという問題があるのですが、 通常の因数分解は (X-1)(X+1)(X^4-X^3+X^2-X+1)(X^4+X^3+X^2+X+1) となるとおもうのですが、 GF(11)係数でとなると、参考になる資料には、 有限体K=GF(q) K={0,a1,a2,…,a(q-1)}とおけば、X^(q-1)-1をK係数で因数分解すると, X^q-1 -1 =(X-a1)(X-a2)…(X-a(q-1)) となる。 と書かれています。 ※a(q-1)の(q-1)はaの下付きの文字です。 普通の因数分解とは似ても似つかない程遠い答えなのですが、どうしてこのようになるのかわかりません。 どなたか教えていただけないでしょうか。

  • 数学Iの問題についての質問です

    今高校一年で問題集をやっているんですが、ある二つの問題に回答単体しか載っておらず困っています。説明というかこうなる経緯をお教え下さい。 1 定数 abcpqを整数として次のxyの三つの多項式を考える ^2で二乗です 多項式P=(x+a)^2-9c^2(y+b)^2 多項式Q=(x+11)^2+13(x+11)y+36y^2 多項式R=x^2+(p+2q)xy+2pqy^2+4x+(11p-14q)y-77 (1)因数分解せよ これはなんとか解けました (2)PとQ、QとR、RとPはそれぞれx、yの一次式を共通因数としてもっているものとする。このときの整数abcpqを求めよ。 一応答えがそれぞれa=2、b=1、c=±3、p=-9、q=2 になるそうです。 二つ目の問題です。a>bでa^2+3b=b^2+3a=24のときab、b分のa^2- a分のb^2の値を求めよというものです。この答えは前者が-15、後者は -5分の8√69になるそうです。 お願いします。

  • 透視変換で、元の長方形の縦横比は求まりますか?

    透視変換で、元の長方形の縦横比を求めることはできますか? 現在OpenCVでの透視変換を勉強中です。 やりたいことは、机の上の長方形をデジカメで適当な角度から撮影した画像から、元の長方形を平面から見たように透視変換することです。 カメラ画像上の4隅座標はマウスクリックで求めます。 OpenCVの透視変換は、変換前と変換後の対応する4点の座標を与えることでできるのですが、現状変換後の長方形の縦横比は、実際に定規で測る以外の方法が分かっておりません。 似たような透視変換に関する質問が下記にありました。 「透視投影された平面を正面から見たように変換したい」 http://okwave.jp/qa/q3685711.html 回答の中で、透視変換の一般式について下記の記述がありました。 ==ここから================== 変換前の4点の座標を(X1,Y1)(X2,Y2)(X3,Y3)(X4,Y4)とし、変換後の4点の座標を(x1,y1)(x2,y2)(x3,y3)(x4,y4)とすると、連立方程式は次のようになります。   X1*A + Y1*B + C - x1*X1*G - x1*Y1*H = x1 X1*D + Y1*E + F - y1*X1*G - y1*Y1*H = y1 X2*A + Y2*B + C - x2*X2*G - x2*Y2*H = x2 X2*D + Y2*E + F - y2*X2*G - y2*Y2*H = y2 X3*A + Y3*B + C - x3*X3*G - x3*Y3*H = x3 X3*D + Y3*E + F - y3*X3*G - y3*Y3*H = y3 X4*A + Y4*B + C - x4*X4*G - x4*Y4*H = x4 X4*D + Y4*E + F - y4*X4*G - y4*Y4*H = y4 ==ここまで================== ここで、 x1 = x2 = 0 (原点) y1 = y4 = 0 (原点) x3 = x4 = 100(仮に) y2 = y3 = y (求めたい値) とすると未知の値がA~Hとyの9つになってしまいます。 与えられる連立方程式が8つなので、yを求めることはできないのでしょうか? iPhoneアプリのJotNotなどが私のやりたいことが出来るようなので、 「JotNotが、iPhoneのカメラを文書スキャナーにする」 http://jp.techcrunch.com/archives/20090317jotnot-turns-your-iphones-camera-into-a-document-scanner/ 何か手段はあると思うのですが、上記の一般式から導けるのでしょうか? それとも別のアプローチを考えた方がよいのでしょうか? 前提条件は下記の通りです。 ・対象物は長方形(縦横比未知) ・カメラ画像の4点は既知 ・レンズ歪みは考慮しない 初歩的な質問かも知れませんが、ご教授いただければ幸いです。

  • 行列式 1次変換

    次の行列で表わされる1次変換によって、右側の直線はどんな図形に移されるか? (1) (4 -5) (-3 6), 2x-y=1 (2) (3 -1) (6 2), 2x-y=1 (3)AB,x+y=1 (4)BA,x+y=1 解説には、「まず直線上の点として(1)はA(1,1)B(-1,-3)、(2)はA(1,1)B(2,4)を取る」と書いてあるんですが 何を元にとった点なのですか?理由と詳しい解法お願いします。

  • 形変換 アフィン変換 

    形変換 アフィン変換  前回同様の内容で質問させて頂きました。 不明な点がいくつかありますので改めて質問させて頂きます。 前回の質問内容:http://okwave.jp/qa/q5957715.html アフィン変換 ⊃ 線型変換 であるとご回答頂いたのですが、これはアフィン変換は 線形変換を含むという認識で良いでしょうか? 線形変換はアフィン変換の部分集合だと理解したのですが間違いでしょうか? また、線形変換及びアフィン変換の定義に関して ・線型変換の定義: [1]  体 K 上のベクトル空間 V 上の変換 f で、  x,y∈V, a,b∈K, について常に f(ax+by) = a f(x) + b f(y) が成り立つもの。 ・アフィン変換の定義: [2]  体 K 上のベクトル空間 V 上の変換 f で、  x,y∈V, a,b∈K, について a+b = 1 のときは f(ax + by) = a f(x) + b f(y)  が成り立つもの。 とご教示頂きました。 定義[1],[2]について考えると、 [1]が成り立てば、[2]は成り立つと思います。 [1]はa+b=1によらず、f(ax+by)=af(x)+bf(y)が成り立ちますから。 翻って、[1]ならば[2]が成り立つと言うことは線形変換がアフィン変換を含むと 言う事になりませんか?この点で混乱しています・・・ ご回答よろしくお願い致します。