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発車メロディ=「出発進行!!」の合図(だと思います。)

発車メロディがあるところとないところってありますよね。 私として、発車メロディがある理由は「電車出発進行!!」という 部分に強調させるためにあると思います。 しかし、発車メロディがないのはそれほど「電車出発進行!!」をそんなに強調してないなあ・・・と。 でも発車メロディがあるのとないのとでの違いが明確に分かりません。

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  • gootaroh
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回答No.5

「出発進行!」は、一般には「さあ、出発(スタート)だ!」という意味で用いられますが、鉄道関係者の間では、実は極めて狭い厳密な意味を持つ専門用語として用いられます。鉄道では「出発進行!」ではなく、どちらかというと「出発・進行!」と呼ばれます。この「・(中点)」が重要なのです。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%87%BA%E7%99%BA%E9%80%B2%E8%A1%8C 鉄道の信号機には大きく分けて「出発信号機」「閉塞信号機」「場内信号機」の3種類があります。 基本的には、ホームの前方にある信号機を「出発信号機」、駅と駅の間にある信号機を「閉塞信号機」、ホームの後方にある信号機を「場内信号機」といいます。 信号機の種類により、役割は異なります。「出発信号機」は駅を出発してよいかどうかを伝えます。「閉塞信号機」は前方に他の列車がいるかどうかを伝えます。「場内信号機」は駅に到着してよいかどうかを伝えます。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E9%89%84%E9%81%93%E4%BF%A1%E5%8F%B7#.E5.A0.B4.E5.86.85.E4.BF.A1.E5.8F.B7.E6.A9.9F 一方、信号機の色ですが、基本は「青(緑)」「黄」「赤」の3色で、青(緑)は「進め」、黄色は「注意」、赤は「停止」を意味します。交通信号機と同じですね。 「出発進行!」とは、信号機の種類(役割)と色の種類を一気に表現したものです。要するに「出発信号機が『進め』になっている!」という意味です。 つまり信号機の確認喚呼の基本は、 「出発」or「閉塞」or「場内」×「進行」or「注意」or「停止」 の組み合わせになっています。 運転士を観察していると「第1閉塞・進行!」「第2閉塞・注意!」「場内・停止!」「場内・進行!」などと喚呼していることがあります。 いずれにせよ、「出発進行!」は、鉄道にあっては「発車オーライ」という意味ではありません。 発車メロディ(発車ベル)については、主に乗客向けの合図です。いくら出発信号機が「進め」になったからといって、突然扉を閉めると乗客はびっくりします。危険ですし、積み残しが発生するおそれもあります。ですので、「もうすぐ扉が閉まりますよ」という意味で、発車メロディなり発車ベルを鳴らすのです。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%99%BA%E8%BB%8A%E3%83%99%E3%83%AB http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%99%BA%E8%BB%8A%E3%83%A1%E3%83%AD%E3%83%87%E3%82%A3 この後、駅員から車掌に「客扱い終了合図」という合図が送られます。これは「扉を閉めていいですよ」という意味で、これを頼りに車掌は扉を閉めます。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%A2%E6%89%B1%E7%B5%82%E4%BA%86%E5%90%88%E5%9B%B3 その後、車掌から運転士に「出発合図」を送ります。これがいわゆる「発車オーライ」のことで、運転士が列車を動かす際の最後のよりどころとなる最終合図になります。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%89%84%E9%81%93%E5%90%88%E5%9B%B3#.E5.87.BA.E7.99.BA.E5.90.88.E5.9B.B3 以上が主な基本動作になります。あくまで基本にすぎませんので、鉄道事業者により異なりますし、同じ鉄道事業者であっても、路線状況や信号機設置状況(単線or複線の違い、車掌付きorワンマン運転の違い、路側設置信号or車内信号の違いなど)、駅の規模、また同じ駅でもラッシュ時・非ラッシュ時など各種条件により、信号機の表示が少し複雑になっていたり、係員の動作の一部が異なっていたりすることもあります。

その他の回答 (5)

回答No.6

詳しくお答えいただき、ありがとうございました。 お返しに、私もご質問への回答と、いくつかのアドバイスを致します。 1 私について 私は物心ついたころから鉄道が好きでした。 興味の対象は、初めの頃から、主として車両でした。 最初は身近な電車や電気機関車から。 中学生の頃から、なぜか貨車が好きになりました。目的や用途にあわせて様々な形態を有する多様性に惹かれたように思います。 高校時代、友人に誘われて青春18切符を使ったローカル線めぐりを始めると、気動車やディーゼル機関車、旧型客車にも興味が広がりました。 あなたぐらいの年齢の時には、単純ながら力強く無駄のない構造に惹かれ、蒸気機関車に新鮮な魅力を感じました。 車両以外では、小学校高学年の頃には、線路の構造や標識、信号システムなどに興味を持ち初めました。 また、高校時代のローカル線めぐりでは、時刻表や営業規則に関する知識も増やしました。 また、何かの切っ掛けで、細部にわたる興味が惹起されることもあります。 ボルスタレス台車が一般化してきた頃、台車の構造に興味を持ち、かなりの量の書物をあさりました。 なぜか列車トイレについて調べたこともあります。 何かに興味を持つと、それ以外の分野についても知りたくなります。 例えば電車の制御方式については、「抵抗制御」程度なら小学生の理科の知識で対応できますが、「電気子チョッパ」や「界磁添加励磁」などになると、理解するためには電気を勉強しないといけませんでした。インバーター制御だの誘導モーターだのの頃から、皮相的な理解にとどまっていますが。 また、学校の物理の事業で渦電流について習っていた頃、おりしも新幹線100系の付随車に「渦電流ブレーキ」が採用されたと知り、学問と技術のつながりに感動を覚えました。 勉強が忙しくなり、恋人と付き合い、仕事を持ち、家庭を持つと、鉄道にそれほどの時間を割くことはできなくなります。ただ、今でも、毎月の雑誌購読で、情報だけは仕入れるようにしています。 2 勉強について  古人は言いました。「知識は未知の空間に浮かぶ球のようなもの。球が大きくなればなるほど、未知との接触面も大きくなっていく」と。 知識が増える(球が大きくなる)と、知らないことが一層生まれてくる(表面積の増加により一層未知の空間にふれることとなる)ものです。 知識を一つ得ると、新たな疑問が生まれ、それを解決するとさらに多くの疑問が生まれ・・・と、知を探求する欲求の留まるところはありません。 お好きな分野は、とことん突き詰めていくことで、人生がより楽しくなると思います。 3 ご興味について  今のご興味が、列車の速度となると、列車の運転についてはダイヤグラムや運転曲線を、速度制限については線路設備や信号システムなどを勉強されると面白いと思います。是非とも、本を探して読んでみてください。  またこれからのご興味が、車両の配置転換などとなると、これは毎月の雑誌購読等で最新情報をチェックしていくのがいちばんでしょう。 4 そのほか(あなたの倍の時間をこの世で過ごした者からの、老婆心ながらのアドバイス)  ネットで色々なことを聞くのは有意義なことです。的確な答えが見つかるかもしれません。でも、知識を得る基本は、自らが主体的に学ぶことだと思います。本を読みましょう。そして、人にものを伝えるのに必要な「書く能力」を高めるため、文章を書く練習をもっともっとしましょう。

noname#132927
noname#132927
回答No.4

鉄道従事員です。乗務員経験もあります。 まず発車メロディですが、他の方が書かれているように、これから乗るお客様、降車されるお客様に、発車時間が近づいていること、間もなくドアが閉まることを知らせるものです。 鉄道営業法内に、「発車の合図有りたるあとは、乗車することを得ず」という規定があります。 簡単に言えば、発車合図があったあとは乗ってはいけませんという意味ですが、この発車の合図というのが何か、と言うことが問題になります。 この法律が出来た頃は編成も短かったですから、手笛なり、手で鳴らず部tるなりで発車時間を知らせれば済んだでしょう。何せ作られたのが明治5年の法律ですからね。 しかし現在は都会は6両は短い方、8両や10両は当たり前、JRでは在来線でも15両という編成で走ります。最後部の車掌が手笛を吹いて、聞こえると思いますか? はっきり言って、思いっきり吹いてもせいぜい6両が限界です。ざわつくラッシュ時や乗降の多い駅ではまず聞こえません。8両や10両ならなおさらです。 そこで発車ベルとなったわけですが、「耳障りだ」と言った乗り降りする人からのご意見や、「煩くて寝られない」などと一つぁきんりんじゅうみんの方々からのご意見で、最近は発車メロディになってきたのです。 私の会社では、発車ベルだった駅に発車メロディを設置し、発車ベルを廃止しています。 このように、発車ベルは発車時期が近づいていることを告知する機能であって、発車指示ではありません。ましてや信号喚呼の「出発進行」とは、まるで関係有りません。 次に「出発進行」の意味ですが、他に書かれている人のように、列車の停車している駅ホームの進行方先端部に設置された信号機に、今どのような信号が出ていることを確認した、と言う意味です。間違わないために声を出して喚呼しているに過ぎません。指示しているのではありません。 停車場(切り替えポイントがある駅)には、司令所からの手動、司令機の指示で信号が変化する信号機の、ホーム侵入前に「場内信号機」ホームの進出側銭湯部に「出発信号機」、入れ換え線への引き上げ指示用に「入換信号機」というものが、設置されています。 転てつ機がない停留所の場合、ホームの先端部に次の信号トラックを監視する閉塞信号機が設置されています。この閉塞信号機を、「出発相当信号機」と私の会社では呼んでいます。 車掌がホーム上で時間を確認し、時間よりも優先される出発信号機の現示を確認したとき、間違わないために指で差し、声を出して確認する、指差確認喚呼の際の言葉が、いくつかあります。出発信号機の進行を¥指示信号を確認した際に喚呼するのが、有名な「出発進行!」です。 この言葉は、長い言葉を略しているのです。 最初の「出発」は、「出発信号機(停留所では出発相当信号機)」のことです。「進行」は「確認するべき信号機が、進行信号であることを確認した」と言う意味です。 これを普通に言うと、「出発信号機の進行を指示する信号を確認!」となりますが、これでは時間がかかり、短時間で確認して発射、と言うことが出来ません。そこで略して「出発進行!」となったのです。 他にも 「出発注意!」というものもあります。注意信号は停止ではないので、電車は発車できますので、通常通り出発させますが、速度制限を受けて、直ぐに急加速、と言う状況にはなりません。 出発信号機、出発相当信号機が見えにくい駅やカーブの関係で所定の位置に設置できず、車掌から見えないときには「信号反応灯」と言われる投下信号がホームに着いています。この反応灯は、これが示す信号機が赤の時は滅灯し、それ以外で点灯します。 この反応灯で信号を確認し、出発できる、と言うときには、鉄道会社によっては「反応点灯!」と喚呼する会社もあります。 最後に、運転士が信号を確認したときも、指差確認喚呼をします。この時は信号の種類、あるいは信号機の番号と現示を喚呼しています。 「第1出発進行!」「第3場内進行!」「第4閉塞注意!」「第238閉塞停止!」「第1場内減速!」「第4場内警戒!」と言った感じですね。これらは全て確認のための喚呼であって、指示などではありません。 従って、発車メロディの有無が「電車出発進行」を強調しているか居ないか、と言ったこととは、なんら関係有りません。

  • gsmy5
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回答No.3

一応念の為に補足して置きますが、「出発進行」の意味はご存知ですよね。まさか「さあこれから出発するぞ」という掛け声のようなものとは思ってないでしょうね。もし、そのように誤解されていたら、既回答の意味はよくわからないと思います。 「出発進行」とは単に信号の表示を確認しているにすぎません。 「出発」とは鉄道の信号機のうち、駅等に設置してある「出発信号機」を意味します。 「進行」とは信号の表示状態のうち、青信号即ち、現在のスピードより加速してもよいことを意味します。(即ち出発してもよいことを意味します。) 進行の他、注意(規定速度までは速度を出してもよい)、停止など複数の表示状態があります。 停車中の列車が所定時刻になり、出発準備が整った場合、運転手は機器等の最終確認をした後、信号を確認します。その信号が青信号であることを確認した上で多くの会社は、指に差し声に出して「出発進行」と確認します。(これを指差喚呼などと呼びます。単に目で確認するより、より注意深く確認するといわれています。) その状態を確認して初めて列車を出発させます。 駅の案内放送や、発車ベル、発車メロディ等は出発準備が整ったことに対する参考とはしますが、あくまでも出発していいかどうか(「出発進行」の確認)は、運転手が直接信号を見て確認します。 上のような事情ですので、当然駅によってはそのような合図をしないこともあります。また、助役や駅長も信号を確認して「出発進行」と口にすることがありますが、その場合でも運転士は自分の目で信号の確認を行います。 鉄道の信号は唯一の安全を担保するシステムですので、信号に従って運転する限り、他の列車との追突や衝突はありえません。(何らかの事情である列車が突然予定外に停車しても、その直後の列車に対して信号は赤信号等を表示して、後続の列車が追突しないように制御します。加えて多くの鉄道では赤信号を無視しても強制的に列車を停車させるATSも設置しています)信号は他の列車との位置相関関係も示しているわけです。(進行表示の場合は先行列車は充分先にあるので、この瞬間にフルスピードを出しても先行列車に追突することはないというわけです) そして、次の信号が見えるまでは今見た信号の状態は継続します。従って、声に出して今の信号の状態を意識させることが重要になるのです。 参考までに新幹線はATCというシステムで、信号による表示を行わず、現時点で出してもよい速度を運転席に表示するシステムになっています。従って新幹線運転士は「出発進行」とは言わず、「信号270」(270キロまで出してもよい=出発進行)等と言うことになります。 また、単線の線路1本にホームしかないような駅では、「信号機」がないことが多いです。この場合何も言わずに発車してもいいのですが、運転士によっては(あるいはその職場の慣習で)車の出発時のように「前方よし、発車」などと口にする場合もあります。

  • kuma-gorou
  • ベストアンサー率28% (2474/8746)
回答No.2

黄色信号で「出発注意」と言う指差し確認も有りますよ。 発車メロディは、No1さんの言われるとおり旅客向けの注意喚起です。 運転士は、戸閉め確認と場内信号の指示に従い列車を発車させます。

  • jhmi
  • ベストアンサー率24% (193/798)
回答No.1

発車メロディーは出発進行の合図ではありません。単なる乗客向けの発車ベルと同等のものです。 出発進行はあくまで「出発信号機」が「青色」を現示した時に限られます。

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