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転位が結晶成長を容易にする理由

転位をすると結晶成長が容易になるのはどうしてですか。 転位するとイオンが表面に出てくるというヒントをいただいたのですが、 「格子面がズレると表面にイオンが浮き彫りになり、それが結晶種となって結晶成長を助長する」 という解釈でよろしいのでしょうか。 説明として足りないところがあったり間違っているところがあればご指摘お願いします。

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回答No.1

転位の中でもラセン転位の場合ですね。 イオンに限った話ではない点は除外することにして、 これだけの文言ではお考えが間違っているとも正しいとも言いかねます。 詳しく説明しているサイトが見つかりませんでしたが、 下のpdfの2ページ目に、ごく簡単に解説がありますのでご参照いただき、 考えが正しいかどうかはご自身で判断ください。 http://www.ganko.tohoku.ac.jp/shigen/tsukamoto/text/20071128.pdf

参考URL:
http://www.ganko.tohoku.ac.jp/shigen/tsukamoto/text/20071128.pdf
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質問者

お礼

ありがとうございます。 結晶成長に関与するのはらせん転位であること。 らせん転位がなぜ結晶成長に有効であるか理解できました。

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