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アーセナルの組織力とは?
- アーセナルはプレミアリーグの一強として知られるチームでありながら、他のチームとは異なる選手獲得戦略を取っています。
- ベンゲル監督を中心に、若手有望選手の育成に力を入れ、内部から戦力を築いています。
- アーセナルの組織力は選手間の相性の良さやチームワークにあり、若手選手が二軍からスタメンまで成長する過程で連携や性格を知り、強い絆が生まれています。
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こんにちは。 > 外のチームから資金力に物を言わせて、 > 大物選手を獲得するわけではなく、 これは確かにそうですね。完成の域に達した大物を買ってくることは あまりありません。 ですが、 > そして、どうしても選手が足りない時だけ、 > 外の移籍市場に選手を求めると・・・ これは違います。 完成の一歩手前、あるいは将来化けるかも、という選手をせっせと 買い集めています。ファンペルシやロシツキ、ナスリといった選手は早くから 注目されていましたし、アルシャビンはユーロで一躍注目を集めた 選手です。セスクに至ってはは法律の穴を突いてバルセロナから タダ同然で取ってきた選手です。 他チームのユースから取ってきた選手以外でアーセナルユース出身者が トップチームにほとんどいない、というのが実情です。 そもそもレギュラークラスにイングランド人がウォルコット一人だけ、 そのウォルコットも他所から買ってきた、というチーム構成からしても 他のビッグクラブと大差なし、です。支払う移籍金の額が違うだけです。 > アーセナルというチームに対する、思い入れや忠誠心は > ほかのクラブとは比較にならないような、 > 並々ならぬものであるような気がするのです。 アーセナル生え抜きのアシュリーコールはチェルシーに行ってしまいました。 チーム内ではフランス語が主流でイングランド人の居場所がないと感じて いたそうです。 昨シーズンはフラミニやフレブといった中心選手が出ていきました。 これからキャリアのピークを迎えようとする選手を引き止めるだけの 財力と魅力がないのです(彼らの移籍先はミランとバルサ)。 セスクやファンペルシも数年で出て行くと予想します。 > そしてその若手選手は、二軍からスタメンまで育つわけで、 前述の通り、下から上がってきたのはセスクくらいで、ほとんどの選手は いきなりトップチームに入ってきますよ。大物ではないけれど有名な選手 ばかりです。 > アーセナルの強さの秘訣は、選手間の相性の良さや、 > 組織力やチームワークなのでしょうか? 早くからオール外国人チーム化することに全く躊躇しなかった、 そこにベンゲルの相馬眼があいまって世界中から素質のある選手を 集めてきた、というのがここ数年の強さの秘訣ではないでしょうか。 ベンゲルの若手の才能を見抜く眼は確かであることは間違いないですが。
お礼
take-cc様、私の薄学を正してくださって、 ありがとうございます。 アーセナルの強さは、 中田英寿をペルージャが取った時のように、 ブレイク寸前の選手を取ってきて、 それで安い移籍金で、高い戦力を構築しているのですね。 そして、選手の価値が高くなったら、 他のクラブから高い移籍金をもらう・・・ ベンゲル監督は、アーセナル経営陣からしてみれば 低費用、高戦力、高売上なわけですから、 たまらなく魅力的な監督になってしまいますね。 アーセナルがベンゲル監督に10年以上指揮権を預けているのも、 うなずけます。 take-cc様、本当によくわかりました。 ありがとうございます。