• 締切済み

株式大量保有(?)による株価上下について教えてください。

株式大量保有(?)による株価上下について教えてください。(?)をつけたのはおそらくそうだと思ったからです。 最近デイトレを行っているのですが、私が保有している株式銘柄の中で、一日の中で突然「瞬間的に」10円~20円ぐらいの大きな値段の動きをするものがあります。特にその銘柄の会社に関する大きな材料がでたわけでもないのに、非常に大きな動きをするときがあります(当然10円~20円の値動きが「大きな動き」に値する銘柄を言っております)。素人考えで恐縮なのですが、これはどこかの機関投資家とかお金持ちが、大量に売ってすぐに大量に買い戻すとか、もしくはその逆とか、そういった操作をしないと起こりえない現象と思いました。しかし、株式の売買には大量保有報告ルールがあって、これほどまで値段を動かす売買などそう簡単にはできないのではないかと思ったのですが、実際のところはどうなのでしょうか?ご存知の方がいらっしゃいましたら教えてください。

みんなの回答

noname#113845
noname#113845
回答No.1

まず、値動きが急激に起こる場合は、「成行」での「大量発注」によるものが大半です。たとえば、1円刻みで10単位づつ(ここでいう単位は取引株数。1000株だったり一株だったりするので単位とします)ストップ高/安水準までズラーッと売り・買い板が並んでいるところに 「成行で300単位買い(売り)」という注文が入れば、必然的に板が消化されて値上がり(値下がり)が発生します。300単位なので30円の動きが出ることになります。 メカニズムはそれで説明できるのですが、実際の市場では、そういう低位株では売り板も買い板もすごい単位数になっているのが現状です。それをこなすためには大量の成行買い(成行売り)を執行できる資金力が必要です。 そこで登場するのが株価操作を生業にしている「仕手」と呼ばれる集団です。会社とは何の関係もない彼らが、突然ある銘柄に着目して資金を投入、売り買いを交錯させて値段を吊り上げ、利益が出たところで一気の売り攻勢をかける…。狙われやすいのは、低位株のほかに殆ど商いのない、中規模株や2部株です。 なお大量保有報告をしなければならないのは、発行済み株式の5%以上を保有する場合であり、そのあたりは、仕手筋なら知っていますので、報告義務が生じるまで保有し続けることはしません(もっとも会社乗っ取りや買収に優位に仕掛けるときなどはこの限りではないが、昔と違って仕手筋が会社経営に名乗りを上げるような事案は減ったように思う)。また、発行済み株式数がもともと多く、なおかつ取引が枯れかかっている銘柄をターゲットにすることが多いですので、それにつられる素人筋から利益を取るのが目的なんですね。

関連するQ&A

専門家に質問してみよう