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発達障害治療法

軽度発達障碍の者です。 金沢大学の研究チームが「オキシトシン」という物質をコミュニケーション障碍が見られるラットに投薬したところ、症状に改善が見られた。 これが人間の発達障害の治療に応用できるのではないかと数年前にニュースになりました。 この金沢大学以外に発達障碍の治療法を研究している大学は日本にはありませんか? また、海外の大学で研究されてませんか? 成果は上がってませんか? 脳の責任部位が明らかになりつつあるようですが、責任部位を刺激する物質を探す段階でしょうか? 私の症状では、これから先の人生が立ち行かなくなる気がしたので、こんな質問をさせてもらったのですが…

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  • vzb04330
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回答No.1

心理学の研究者です。 オキシトシンは、脳内の神経伝達物質の1つで、特に社会行動を調節する神経伝達物質として注目されるようになっています。 ただし、一般に、ラットのような実験動物に投与して、改善が認められたとしても、直ちに、それをそのまま人間の場合に適応、応用することは、ほぼ不可能です。 ラットにおけるコミュニケーション障害が、人間におけるコミュニケーション障害とイコールではありませんし、系統発生上もラットとヒトとではかなり距離が遠い存在であることも関係します。 また、近年、「脳科学」と称して、脳の機能や、機能障害、それらの責任部位が明らかになりつつあるといわれますが、仮説の域を出ないものや、科学的、実証的に明らかになっている以上に、過大にその成果をPRしている場合もあります。 このような状況ですので、質問者様が治療薬に期待されるお気持ちはよく分かりますが、SST(ソーシャル・スキル・トレーニング)など、対人関係スキル獲得に向けた、心理・行動レベルでの訓練や治療をお受けになる方がよろしいのではないかと思います。

noname#87060
質問者

お礼

ありがとうございます。 一応、中枢神経刺激薬という治療方法は物理的に存在してますので、障害根絶もあながち完全不可能ではないかと思って期待していたりはするのですが・・・ 確かに、過大にPRされているかもしれません しかし、これからもそういう情報に自分が振り回されるかもしれませんね・・・ SSTは今度主治医に相談してみます。 ありがとうございました

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