- ベストアンサー
ラクトフェリンは黄体ホルモンを上げない?
- ライオンのラクトフェリン含有サプリは黄体ホルモンの増加には関与しないようです。
- 黄体ホルモン値が低いため、黄体機能不全の可能性がありますが、詳しい診断は専門家に相談してください。
- 高プロラクチン血症と黄体ホルモンの関係については、現時点では詳しい研究結果はありません。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
こんにちは。 >高プロラクチン血症とは、妊娠・授乳中により母乳が作られた時にも 体内が母体の為に妊娠しないよう、プロラクチンを高める、と 書いてありました。 んー...正しいようで何だか違う..(^_^;) プロラクチンというのは乳汁を分泌させるホルモンです。いいですか、母乳が作られたからプロラクチンが高まったのではないですよ。プロラクチンが多く分泌されるから乳汁が分泌されるのです。プロラクチンは乳汁を分泌すると共に排卵を抑制します。 妊娠・出産後以外、つまり乳汁分泌の必要がない時に、このプロラクチン値が高いものを「高プロラクチン血症」と言います。 >こちらは、母乳に含まれるたんぱく質のラクトフェリン含有サプリですが、 この摂取が、高プロラクチン血症を起こして、 上の誤解のように、もしも母乳が出るからプロラクチン値が高くなるというのなら、母乳に含まれる成分を摂取したことが原因でもそうなる、という理屈になるのでしょうが、違いますね。プロラクチンが多く分泌されるから母乳が出るのですから(^_^;) >ちなみに、黄体機能不全と診断される材料が、 この黄体ホルモン値が少ない、ということしか該当がないので、 単に、黄体ホルモンが少ないだけで、黄体機能不全ではないとは思うのですが、 素人自己判断にすぎません。 何よりも採血結果を重視してください。ただし... >3日前からプロゲストンという黄体ホルモン補充薬を飲んでいるのですが、 この数値でした。 今日から注射も併用しての黄体ホルモン補充をしています。 お薬で投与された黄体ホルモンは検査結果には反映されません。 最後に「黄体機能不全」について。仰るように高プロには黄体機能不全を合併していることが多いのですが、黄体機能不全自体は高プロでなくても起こりますし、その方が多いでしょう。 「黄体」というのは排卵した後の卵胞に形成されますが、十分に成熟した卵子が排卵した後には良い黄体が形成され、成熟度の低い卵子しか排卵されないと後に形成される黄体も貧弱なものになります。貧弱な黄体は黄体ホルモン分泌機能が弱く、妊娠を維持するための十分な働きができませんから、黄体機能不全は着床不全または極初期流産の原因になり得ます。 なので、黄体機能不全の治療には黄体期に黄体ホルモンを補充することもある程度有効ではありますが、クロミッド等を用いて成熟度の高い卵子を排卵させることが肝心です。
お礼
ameyoさん、早々のご回答を本当にありがとうございました。 又、とてもご丁寧な内容のご回答を頂き、本当に感謝しています。 ありがとうございました。 ameyoさんのご説明、良く分かりました。 勘違い・誤解していた解釈であったこと、分かりやすく説明して頂き、 疑問点が全てクリアになりました。 読んでいて、「なるほど!」「なるほど!」と思うことばかりでした。 こんなに、ご親切に分かりやすく説明して頂き、 心からお礼を申し上げます。 ameyoさんのご回答で大満足です。 ありがとうございました。