表面プラズモン共鳴について教えてください

このQ&Aのポイント
  • 表面プラズモン共鳴とは、プリズムに金を貼り付けて生体膜や細胞基質などの物性評価を行う技術です。
  • 測定には金を蒸着したプリズムを使用しますが、他の金属でも測定可能です。
  • 試料がフラットな表面でない場合、測定が難しくなることがあります。
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表面プラズモン共鳴について教えて下さい。

http://www.autolabj.com/spr.htm 表面プラズモン共鳴について教えて下さい。 表面プラズモン共鳴はここに書いてあるようにプリズムに金を貼り付けてその表面の生体膜や細胞基質のようなものの物性評価を行うものであるような説明はよく見かけますが、 ・プリズムにはどうやって金を蒸着するのでしょうか? ・もし金に吸着しない試料であるなら測定は不可能なのでしょうか? ・金以外の金属であっても測定可能であったとしても、原子レベルでフラットな表面でなければうまく成膜出来ない試料であったならどうするのでしょうか? ・恐らく別で試料を用意してプリズムに貼り付けたのでは測定出来ないと思うのですが、 このへん、どうやって測定しているのか教えて下さい。 よろしくお願いいたします。

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回答No.1

>プリズムにはどうやって金を蒸着するのでしょうか? 普通の真空蒸着で良いと思いますが、厚みなど調整が難しいかもしれません。 自作するのではなくて、蒸着済みのプリズムを購入するのが早いと思います。 >もし金に吸着しない試料であるなら測定は不可能なのでしょうか? エバネッセント波が届く距離に接近していれば良いので、吸着しなくても外から押さえつけて密着できていれば測定できると思います。もちろん密着したほうが信号は強いと思います。 普通、プリズムは装置のアタッチメントとして付属しているものだと思います。 装置にもよりますが、通常はサンプルをプリズムの上に載せるだけで測定できると思います。(生物試料の場合、ラベリングなどは必要とは思いますが) >原子レベルでフラットな表面でなければうまく成膜出来ない試料であったならどうするのでしょうか? うまく金蒸着面に密着しない凸凹した物や粉末などは圧力を加えて押さえつける必要があるかもしれません。あるいはペースト状にして塗布するなど工夫が必要かもしれません。

参考URL:
http://www.moritex.co.jp/home/old/zigyo_main_c038.html

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