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文学についての質問です
はじめまして。 私は現在、大学でとあるテーマについての論文を書いています。 そのテーマというのは、児童文学・ヤングアダルト・大人向け小説の違いについてです。 ですが、これらのジャンルを定義する境界線とは何かがよくわかりません。 なので、どんな事でもいいので知っていれば教えてください。 また、それについて説明している本やサイトなどがあれば教えてくださると助かります。 どうか、よろしくお願いします。
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- spring135
- ベストアンサー率44% (1487/3332)
urlを調べて整理した結果と私の意見を述べます。 児童文学は、0歳から10代程度の子どもを読者として想定し大人が創作した文学作品およびジャンルを示す。子どもや若年者の成長への感化を念頭に置いた、教育的な意図、配慮がその根底にあるものが多く、子どもの興味や発育に応じた平易な言葉で書かれる。児童書はしばしば挿絵を伴う。挿絵画家、イラストレーター、漫画家が担当する。 10代後半から20代初めをヤングアダルトと呼ぶが、児童の年代を超えた年齢層にも児童文学的な内容が求められる事がある。またこの世代特有の問題、例えば、恋愛、いじめ、薬物依存、自殺などを扱ったジャンルも登場し、「ヤングアダルト」という名称で呼ばれる事もある。近年発生した10代を主な読者層としている文学ジャンルにライトノベルがあるが、児童文学と違い娯楽性に重きを置いているエンターテイメント作品群をいう。 「大人向け小説」という言葉は子供が読むのはふさわしくないといった、性や犯罪を扱った非教育的内容を含む小説を指すと思われます。また内容が専門的で高度なものを含み、子供には理解できないだろうというとき、「大人向き」という場合があるように思います。
- M_Sato
- ベストアンサー率54% (550/1003)
児童文学・ヤングアダルト・大人向け小説は作品それぞれの構造的な違い(テーマ、キャラクター、視点、ストーリー展開、イラスト、用語等)もあるでしょうが、その視点だけで分けるのは難しいと思います。作品外の要因として、作者の創作上の意図(だれに読ませたいか)や出版社のマーケティング的な意図(だれに売るか)がジャンル形成に大きく影響していると思います。極端なことを言えば、「ヤングアダルト作家(最近はライトノベル作家と言ったほうが通りがいいでしょうか)が書くものがヤングアダルト小説」とか「出版社が大人向けの装丁、シリーズで出すものが大人向け小説」というような定義もできます。
お礼
ご回答ありがとうございます。 やはり作品外の要因というものは大きそうですね。 内部の構造を用いて判断しようと思っていましたが、こうなると定義が完全に個人の判断になってしまいそうなので、論文の執筆が厳しくなるかもしれません。 何はともあれ、貴重なご意見、ありがとうございました。
お礼
ご回答ありがとうございます。 それぞれのジャンルにおける詳細な説明、とても助かりました。 論文を書く際には是非この意見を参考にさせていただこうと思います。 どうもありがとうございました。