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宇宙は加速膨張しているのでは?

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B9%B3%E5%9D%A6%E6%80%A7%E5%95%8F%E9%A1%8C には、 「膨張宇宙では、宇宙内部に含まれる物質やエネルギーによって作られる重力場によって宇宙膨張が減速を受ける傾向にある。」 とあります。 観測によれば、現在の宇宙は加速膨張していると認識していますが、 重力場によって宇宙膨張が減速を受ける「傾向」にあるだけで、 他の要因によって加速膨張しているということなのでしょうか? また、現在加速膨張していても、将来ビッグクランチに向かうということは、現在の宇宙論上で考えられているのことなのでしょうか? よろしくお願いします。

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回答No.2

一般相対性理論では密度パラメータΩが1の値を取れば平坦だとされており、2005年の観測結果では1に非常に近いとされている、それに反するかのように加速膨張を裏付ける観測結果が出てきた、という話ですよね? E=mc^2よりエネルギーの存在は質量と等価です、が、そのエネルギーの形態が《ダークエネルギー》とよばれるモノだった場合には「さらに空間に斥力をもたらせることが出来る」という特徴がゴザイマス・・、すなわち「通常の物質が数%とダークマターが25%、残りの70%はダークエネルギーである」と仮定すれば「宇宙はΩ=1である上に膨張が加速する」という際だった特徴を持つように変わるのですよ!

参考URL:
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%82%A8%E3%83%8D%E3%83%AB%E3%82%AE%E3%83%BC
cambodian
質問者

補足

 ご回答、ありがとうございます。 たしかに、ダークエネルギー(真空エネルギー)により第2のインフレーションが起きれば、 ご指摘のように膨張が加速するのですね。  どのようなケースでもいいのですが、 現在、宇宙が加速膨張していてもなお、 ビッグクランチに向かう可能性の有無を知りたいと思っています。 よろしくお願いします。

その他の回答 (3)

  • mickeyzz
  • ベストアンサー率49% (234/471)
回答No.4

はじめまして。 私はど素人ですが、2004年の科学記事を基にしてお答えします。 重力場によって宇宙膨張が減速を受ける「傾向」にあるだけで、 他の要因によって加速膨張しているということなのでしょうか?<<< そのようです。まだ発見されてない反重力の力が働いているので、宇宙のはしっこへいくと、宇宙の中心から現在加速膨張しているので、宇宙は将来拡散しています運命にあるとされています。 また、現在加速膨張していても、将来ビッグクランチに向かうということは、現在の宇宙論上で考えられていることなのでしょうか?<<< 従って、将来ビッグクランチに向かうということはあり得ないと言われています。 またこれはΩ の値と関係がないようです。 参考資料: www.nytimes.com/2004/02/17/science/space/17DARK.html

cambodian
質問者

お礼

・まだ発見されてない反重力の力が働いているので、宇宙のはしっこへいくと、宇宙の中心から現在加速膨張しているので、宇宙は将来拡散しています運命にある ・将来ビッグクランチに向かうということはあり得ない というのが定説なのですね。 よくわかりました。 ありがとうございます。

回答No.3

Ω=1であればビッグクランチに向かうことは元から無いのです。膨張が加速していると言うことからはΩ<1である可能性だって出てきたわけなので現段階では可能性は低いと考えて良いでしょう!ダークエネルギーを質量に換算するのは間違いだという見解が正しければΩ値はエネルギー密度ではあっても質量密度ではなくなります。これは非常に不思議な考え方であってE=mc^2の普遍性にまで異議を唱えなくてはなりません!私の《ユニバーサルフロンティア理論》では「ディラックの海からゲージ場を造る空間がH軌道」で「粒子反粒子のクーパー対がおとなしく眠る空間がL軌道」と設定してあります。なお、この両者は《南部理論》からも出てくるモノなので奇矯な設定では無いことをお断りしておきます!L軌道にとってH軌道はエネルギーが高いのでその総量が《ダークエネルギー》だということになります。この場合、エネルギーではあっても質量に換算できないのは当然となります・・。 (自説で終わってスマン)

cambodian
質問者

お礼

 ビッグクランチに向かうことは、現段階では可能性は低いと考えて良いのですね。 ありがとうございます。

  • xyjf15
  • ベストアンサー率0% (0/8)
回答No.1

Stephen William Hawking の A Brief History Of Life を 推荐します 系統的紹介を与えます わたしは日本人ではない o(∩_∩)o ありがとうございます よろしくお願いします

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