見習い大工のマサルといいます。
風が強い所での簡単な自転車置き場並びに建物への固定を
出来ない場合は最低でもアンカーで固定しなければ
建物が飛ばされてしまいますので。
アンカーと言っても振動ドリルで打てる位のでなく、
12ミリ以上の径のアンカーのハンマードリルと言うタイプの機械を
使うタイプの施工方法を紹介しておきます。
土間コンクリートされているといっても深くても15cm位でしょうから
(深さがいまいちわかりませんので。余り深さが浅いと
アンカー自体が利きませんので)
もしアンカーが利くなら使ってください。
アンカーにも色々種類があります。
ボルト一体型というか2センチ位だったかボルトが付いていて、
そのボルトの頭部分に打ち込むピンが付いているタイプと、
M12と4分の2タイプあるのですが、アンカーの下の穴に
ピンがあらかじめ入っていて穴あけ後穴にアンカーを入れたら
凸型のアンカー打ち棒をボルトを入れる所にさして手ハンマーまた
ハンマードリルに専用ヘッドがあるので付け替えて打ち込みます。
このアンカーはナットになっているので使うボルトは長ボルト
ホームセンターで売っている2メートル位のボルトを任意の長さに
切って使います。最初にM12と4分と書いてあるのがみそです。
この2種類が存在します。太さは色々な種類があるのですが、
規格が2個あると考えて頂くと分かりやすいです。
例えて言うなら、メートル法とインチの様な感じです。
M12のアンカーに4分ボルトが合いませんし、4分アンカーに
M12ボルトは合いません。(どちらも若干は合いますので購入時には
しっかりアンカーにある程度入るまで入れてみて確認して下さい。
太さが一緒ですので入り始めは入りますが、ねじ山のピッチ{間隔}が
違いますので最初だけで入りません)
自転車置き場をコの字型に作る場合は1辺に対して2本のアンカー
を使って下さい。振れ止めにもなりますししっかり固定できます。
材木+波板と言う事ですので基礎パッキン位は使って下さい。
下に引いた材木が腐ってはもともこもありません。
私は基礎まではする必要は無いと思いますのでこの方法を
薦めています。基礎と簡単に言っても表面を仕上げている
土間コンクリートでは水を掛けても(乾いたコンクリにコンクリを
新たにくっ付ける時は水を掛けないとくっ付きません)
表面がつるつるですのでくっ付きにくいのと
アンカープラスブロック基礎という方法もありますが、
風が強いと言う事ですので、ナットアンカーを打ってボルトで
ブロック+土台材木より出る長さで施工して完成した場合
同じくブロックをモルタルをしっかり詰めて固まったとしても
上記理由からアンカーのみで支えなければならなくなり、
ボルトの長さが長い分力がかなり掛かるのでお勧めしません。
どうせ基礎をやるならば、大変ですが基礎分(ブロック基礎可)
土間を切り抜いて土を見えるようにしてそこに作る分には
問題なく頑丈に作れます。
わざわざそこまですることも無いと思いますので、アンカーを
お薦めします。
アンカーは恐らくナットタイプでないと基礎パッキン+土台材木の
長さが得られないと思いますので、ナットタイプをお薦めします。
次にコの字型に入り口以外に土台となる材木を敷いて、その下に
基礎パッキンを敷いて固定して作ると良いと思います。
独立基礎よりはコの字の面で支えるので1箇所に掛かる力も
分散しますので、あとは柱を立てるなり、全て2×4材を使って
作るなり自由に行えます。
あとは風が強いという事ですので筋違(すじかい)をコの字の1辺に対して「×」を1セットとし3辺に入れるか壁になる3辺に構造用合板を
貼るかして筋違補強をして下さい。筋違補強しておけば無駄な力も
アンカーに掛からなくなりますし、ビス、釘で材料を締めるにしても
筋違補強しておかなくて、少しの風でも揺れてしまうと、
ビスですと折れてしまいますし、釘でも抜けて来てしまいます。
最後に壁屋根を付けると確か建築面積に入ってしまうと思うのですが
どれ位の大きさで作りますか?もし建ててしまってから役所が来た
場合、家以外建てられなかった場合取り壊し命令が来て、
無駄になってしまう場合があります。
大体車2台位の小屋を違法に建てた場合は必ず来ると思います。
分かる範囲で調べてみてください。
お礼
詳細な説明ありがとうございます。 コの字型に土台を作ることは考えつかなかったです。さすがですね。 先のお二人の意見を聞いて、コンクリートを剥がすのもやむをえないかなと思っていたので、選択肢が広がりました。 ただ問題は、雨水の流れですね。いくら基礎パッキンを敷くにしても、コの字に雨水がたまるような流れだと、木材が腐りやすくなるんじゃないですか。 その辺がクリアできるようなら、マサルさんの方法でやってみようと思います。ありがとうございました。