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視神経乳頭の陥凹とはどんな病気でしょうか?
45歳男性です。 2週間前に人間ドックを受けました。 その結果報告書が届きました。 結果報告書の内容は以下の通りです。 <結果報告書の内容> ■総合コメント欄 「眼底所見:眼底所見について経過観察を要します。眼科医による再評価をおすすめします」という結果がきました。 ■眼科検査欄 「右眼:視神経乳頭の陥凹・疑い」と書かれています。 ■視力・眼圧 視力は右が0.3で左が1.2。(ガチャ目です。) 眼圧は右が18で左が17(正常) (昨年) 視力は右が0.5で左が0.9。 眼圧は右が18で左が17 <眼の病歴> 10年前に眼圧が高いということで緑内障と診断され、レーザー治療を受けました。右眼かどうかは覚えていません。 <生活上で気になること> 会社では1日中パソコンや細かい書類を読むことが多く、眼を酷使してるといえば酷使しています。でもあまり眼が痛いとかは今のところ自覚症状はありません。 <自分なりに調べたこと> ホームページで調べると、乳視神経頭陥凹=緑内障の疑い、とういことまでは調べました。 <質問> (1)そもそも、視神経乳頭の陥凹とは何でしょうか? (2)視神経乳頭の陥凹すると、どのような病気が想定されるでしょうか? (3)緑内障とは眼圧が高くなくとも、何か視力低下や失明などに至るのでしょうか? (4)最近、階段を降りるとき、左足だと思いますが、踏み外しかけるときがあります。本当に踏み外したことはないので、ガチャ目が原因かなと思い、あまり気にしないようにしていますが、なにか、陥凹やガチャ目と関係はありますでしょうか? (5)右眼は視力が下がり不安なので一度きちんとしたところで目の検査をしたいと思います。そこで、東京でお勧めの眼科を教えていただけないでしょうか? 宜しくお願いします。
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緑内障かどうかの検査は、「眼圧」「視野検査」「眼底(視神経乳頭の陥凹)の確認」の3点で行われます。 (1)(2) 視神経乳頭の陥凹が大きくなるということは、視神経が少なくなるということです。「生まれながらに人より陥凹が大きい」場合もありますし、「緑内障になっている」場合もあります。 緑内障では、一度死んだ視神経は生き返ることはありません。 10年前に緑内障になったのであれば、その時に視神経乳頭陥凹が大きくなったが、 レーザー治療後の10年間は進行しなかった、という可能性もあります。 ですが、昨年のドックでは問題なかったのに、今回問題になっているということは、 緑内障が再発し去年より陥凹が大きくなっているという可能性もあります。 (3)については「正常眼圧緑内障」というのがあります。 これは、「一般的には正常な範囲の眼圧」でも、「その人にとっては眼圧が高すぎる」ために、緑内障になるというものです。 (4)は、緑内障の典型的症状のように見えます。緑内障による視野欠損はたいてい周辺から起きますので、視野が削れても、失明直前の末期になるまで自覚症状が出ることはあまりません。 ですが「周辺が見えない」わけですから、そこへの注意がおろそかになってしまいます。 とにかく、眼科で詳しい診察を行うのが大事だと思います。 緑内障のレーザー治療は、時間が経つと効果が弱くなる場合があります。 緑内障による視野欠損は、進行を止めることはできても、元の視野を取り戻すことはできません。失明への一方通行です。 一方、緑内障による視野欠損の進行も、たいていは非常にゆっくりで、年単位で進行する場合が多いですから、1年に一度の検査でもいいですから、定期的に眼科に通って検査を行うことが重要でしょう。
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- motooone
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眼球は視神経で脳とつながっていて、眼底のほぼ中心に見えるほんのりと赤い視神経の出口のことを視神経乳頭といいます。 正常の状態でもへこんで(陥凹して)おり白く見えるのですが、正常よりも大きい場合に視神経乳頭陥凹があるといわれます。 陥凹が大きくなるということは、視神経の中の視神経線維の数が減少していることを示します。これは眼底全体の神経線維が不足していることを意味し、視野の一部が欠けていることが考えられます。 これに伴い近視や緑内障が併発する可能性が生じます。 緑内障は、陥凹拡大の結果として視野が欠損し、視野の中に見えないところが出てきます。この場合、放置すると徐々に進行するため、眼圧が正常でも、眼圧を下げる点眼薬を使用します。緑内障で起こる視野欠損は、治療で再び戻ることはありません。そのため、欠損が進む前に治療を始めることが肝心です。 あと、ガチャ目は視力の違いまたは斜視のことですので、視野の一部が欠ける陥凹とは関連付けることはありません。 東京在住ではないのでお勧めの眼科はわからないのですができるだけ早く検査に行くことが賢明であると思います。