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芸術(美術)は人の心を表す?
最初に、答えにくい質問で申し訳ありません。 芸術には、文字・写真・絵画・工芸などがありますが それらは人の心(性格?)を表すと聞いたことがあります。 自分ではあまりわからないのですが、本当なのでしょうか? お時間ある時にご意見ください、よろしくお願いします。
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わかりやすい例で・・ ゴッホ(ひまわり)とダ・ヴィンチ(モナリザ) の絵を見てゴッホは荒々しい筆使いに対してダ・ヴィンチは 繊細なタッチ。 この二つの絵を比べて同じ人が作った物とは誰も思わないでしょう。 ピカソは小学生くらいで写真のような絵を描いたと言われますが その後青の時代(暗い性格を表してます)を経て 子供の落書きのような抽象画に移りました。(性格の変化ですね。) あまりにも大ざっぱな例ですが・・ このように人物によって作品も変われば その人の心境によっても作品は大きく左右されます。 色んな作品を見ながら 「この人はどんな心境でこの作品を創ったか」考えると 興味がわきますよ!
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- javawater
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個人的な意見になりますが、鑑賞者としての私自身の意見は、芸術を生み出す事により、人の静的、受動的な心(想念や性格)がそこに表れるのではなく、それを作製した事により、そのテーマをどう表現したいかというその人の動的、能動的な思考がそこに表されるのだと思います。 まずは下記QAのNO.5に私が回答したものがあるので、こちらをご覧下さい。 http://oshiete1.goo.ne.jp/qa4376641.html 一つのものを表現するときに、 ・「3次元を2次元に忠実に写し取るより、 もっと感じるままに描いたらいいんじゃね?」 ⇒印象派、ポスト印象派 ・「つか、色とかも見たとおり描かなくていいんじゃね?」 ⇒フォービズム ・「形とかも見たとおり描かなくていいんじゃね?」 ⇒キュビズム ・「現実にあるものを描かなくてもいいんじゃね?」 ⇒シュールレアリズム ・「つか、もうどうでもいいんじゃね?」 ⇒抽象絵画、ドリップアート といろいろ描きたい方法があり、その人が「こう描きたいんだ! 」という信念で造る、今までに無い人間の発想に挑戦し、人に感銘を与えるのが芸術なのだと思っています。 製作者の人間的な内面を芸術から読み取る場合には、その性格を読み取るのではなく、その果敢にチャレンジした結果の思想を読み取る事もすべきなのではないかな、と思います。 勿論、これは鑑賞者からの偏屈な態度であって、製作者サイドの観点からは技巧的に性格を読み取る事もあるでしょうが、私個人としてはそのような読み方はあまりしたくはありません。
お礼
ご回答いただきありがとうございました! ピカソの13歳の絵が凄すぎますね、まるで本物を見ているかのようです。ピカソの感性は日々変化していったのですね、芸術で性格でなく思想・・・一度誰かが絵を書いている所を見てみたくなりました!
- jityou-3
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参考になるかも知れない話があります。 ピカソがある見知らぬ男に「あなたはなぜ、ものをありのままに 描かないのですか?」と質問されたという話があります。 ピカソはそれに対して怪訝そうな顔つきで「あなたのおっしゃることが よくわかりませんが」と言った。 その男は自分の妻の写真を取り出し「ほら、こんな風ですよ。これが 家内のありのままです」と言いました。 ピカソは疑い深そうに「奥さんはずいぶん小さいんですねぇ。それに 平で薄っぺらい」と答えました。 自分の見ているものを、表現することが芸術だと思っています。
お礼
ご回答いただきありがとうございました! かなり奥深そうなお話ですね・・・自分なりに解釈してみます。 この場合の対象は「相手の大切な奥さん」である事に変わりはないけど、その「ありのまま」は既に過去になっているから新鮮ではない。と、いう事なのでしょうか。 その時その時の感性を表現することが大事な感じがしました。
- kazefuku4
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芸術に限らず創造物は創作者の心が出ますね。 お師匠さんに「心が乱れている!」などと一喝されるシーンはお馴染みです。 この場合の心と性格は別物だと思います。 性格が悪くても素晴らしい作品を生み出す人がいますし。
お礼
ご回答いただきありがとうございました! 一喝されるシーンは何故か陶器が出てきました・・・ 「文字は人の性格を表す」と昔はよく聞いたのですが、性格の悪い方でも字が綺麗な人がいましたので少し疑問を持っていました。
お礼
ご回答いただきありがとうございました! 列挙された三人の絵を見ましたが、全然違いました。 その中でもピカソの「青の時代」に心惹かれるものを感じました。 色の使い方が絶妙だと感じました、機会あれば本物を見てみたいです。