扶養控除 少しの遺産

質問

現在、パートで年間128万円ほどの所得があります。
昨年の末に縁者が亡くなり、180万円ほどが遺産として入ることになりました。
このような収入は、扶養控除の対象になるかどうかを左右することになりますか？私は、今回に限り扶養から外れるのでしょうか？
ご存知の方、教えてください。よろしくお願いします。

回答No.1

mukaiyama · ベストアンサー

＞扶養控除…

親か祖父母に扶養されているのですね。

夫婦間なら、税法上、夫婦間に「扶養」はありません。
税法上の「扶養控除」は、親子や祖父母、孫などに適用されるものです。
夫婦間は、「配偶者控除」または「配偶者特別控除」です。
「配偶者控除」と「配偶者特別控除」とでは、税法上の取扱が異なりますから、十把一絡げに扶養と片付けてはいけないのです。

しかも、税法上の配偶者控除や扶養控除などは、1年間の所得額が確定した後に決まるものであり、年の初めや途中に出たり入ったりするものではありません。

「配偶者控除」は、配偶者の「所得」が 38 (給与収入のみなら 103) 万円以下であることが条件です。
http://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/1191.htm
38万円を超え 76 (同 141) 万円以下なら「配偶者特別控除」です。
http://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/1195.htm

＞パートで年間128万円ほどの所得があります…

「所得」の言葉遣いは正しいですか。
税の話をするとき、所得と収入は意味が違うんです。
【給与所得】
税金や社保などを引かれる前の支給総額から、「給与所得控除」を引いた数字。
http://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/1410.htm

たぶん、給与による「収入」が 128万の意味だと思いますが、これを「所得」に換算すると 63万。
「扶養控除」および「配偶者控除」は 38万以下が要件なので、遺産をもらうもらわないに関わりなくアウトです。
http://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/1180.htm

＞昨年の末に縁者が亡くなり、180万円ほどが遺産として…

相続や贈与で得た金品は、「合計所得金額」には含みません。
無視して良いです。

＞私は、今回に限り扶養から外れるのでしょうか…

128万が昨年の話なら、昨年は「控除対象扶養者」(控除対象配偶者？) ではなかったということです。

税金について詳しくは、国税庁の『タックスアンサー』をどうぞ。
http://www.nta.go.jp/taxanswer/index2.htm

お礼

早速の回答ありがとうございました。ご指摘の通り、質問にたくさんの間違いがありました。お恥ずかしいです。
まず、私が該当していたのは、配偶者特別控除です。そして、確かに「収入」という言葉が、今回の場合正しいですね。
相続で得た金品は、合計所得金額に含まないということで、わかりました。では配偶者特別控除から外れないという事で、社会保険料等は引き続き夫の給与から支払われるのですね。
ありがとうございました。参考になりました。