• 締切済み

官僚と政治について、

官僚の天下りにはじまる、税金の無駄遣いについて、 やっぱり 官僚汚職を 改善するという事は不可能なのでしょうか? 最近話題になっている、消費税の値上げ問題など いろいろありますが、、、 _______ 私個人的には、 これからの福祉の事、年金問題、少子化問題、など をみて、仕方ない事だと思いますが、 しかしそれは、官僚の汚職改善は無理だとしても、 刑罰を厳しくする事、、責任の明確化、などが前提だと思ってますが、、。 それも不可能な感じがします。

みんなの回答

  • pokoaruki
  • ベストアンサー率35% (117/332)
回答No.10

こんにちは。No.9です。 私も「どうやったら良い世の中の仕組みを作れるのか?」ということを ふだんからいろいろ考えてみてるのですが、 どうやっても、どこかにとって不利益になってしまったり、 網羅しきれない問題が次々と湧いてきて、なんとも難しいです。 …つまり、政策を決めるというのはそういうことなんだと思います。 権力に不正・腐敗が付き物なのは、これはもう人間社会の宿命であって、 国家のトップだけでなく、大・中小・零細企業、地域社会、もうどんな所でも見られることです。 そういう中にあって、 諦める、様子をうかがうなどの消極的手法を用いながらも、 大多数の人が概ね真面目に行動することによって、世の中は成り立ってきたのだと思います。 認識しなければならないのは、すべての人間が不正や腐敗に加担する側に回る可能性があるのであって、 決して一方的な関係ではないということです。 >しかしながら、医療問題にかかわらず >教科書問題、教育、外交、国防、安保、などをみても >国家としてすでに精神的にも崩壊寸前だと思うのですが、、? 私も現在の様々な問題については強い不安を持っていますが、 それでも日本はまだまだ他国と比べて恵まれている部分が多くあり、 また優れているとすら言える部分もあります。 (これは私が先に言った「過剰サービス」でもあるのかもしれませんが。) 日本人の多くが、それらを空気や水のように在るのが当たり前と感じていて、 むしろ「何もやっていない!」とすら言います。 マスコミの偏向報道による影響も大きいでしょうが、 恩恵が「存在してるのに気づきにくい」というのもあると考えています。 >現状のシステムはどうしても納得できません。 >東京中心の政治はあまりよくないと思います。 >改革という点では東京一極集中は、あまり良いとは思えません。 メリット、デメリット両方あるのです。 道州制にも言えることですけど。 そして、人間社会において権力に不正・腐敗が付き物である以上、必ずデメリットは大きく浮かび上がります。 今は中央集権型なので、中央集権型のデメリットが大きく表れている状態です。 終身雇用なんかも、以前はデメリットが多く語られていましたけど、 派遣の大量解雇問題が起こってからは見直されるような意見が見られ始めてますよね。 医局制度も、批判的な意味でかなり話題になったことがありましたが、 今の医療崩壊の一因として、医局が地方に医師を配分する力を失ったからだということもあるそうですよ。 以下に医局制度のメリット・デメリットが簡単に記されています。 http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20081226/122030/?P=2 官僚制度は確かに問題も多いのですが、今の一方的なバッシング状態は、 医療が崩壊する前段階となった状況と重なる部分があります。

  • pokoaruki
  • ベストアンサー率35% (117/332)
回答No.9

>官僚汚職を >改善するという事は不可能なのでしょうか? どのような組織・体制を作ったとしても、必ずメリット・デメリットがあります。 デメリットを解消できる手段はまだ発見されていないのではないでしょうか。 官僚の汚職は、多くの国民が望んでいるように、官僚を弱体化させ厳しく監視すれば減らせるのかもしれませんが、 おそらく悪徳企業と悪徳政治家が今以上に好き勝手するようになると思います。 (すべての企業、すべての政治家という意味ではありません。でもズル「賢い」人たちが権力を握るでしょうねえ。) もしそうなったときは、今の医療崩壊のように行政も崩壊しますので、庶民にとっては今と比べて良い状態かどうか分かりません。 悔しいですが、権力に不正や腐敗は100%付き物だと思います。 また、現在の日本にはもっと根本的な大きな問題があります。 私は、それが改善されない限りは、地方分権をおこなったとしても負の部分だけが大きく出るだけだと考えています。 その問題とは、過剰サービス社会であることです。 消費者(国民)は、あふれるサービスをすっかり当たり前のこととして享受し、 さらなるものを求め続けます。 その一方で、労働者(国民)はその過剰な要求に応えるため(会社から応えることを要求されてですが) コンビニ弁当で空腹をしのいでサービス残業します。 体はくたくた、子育てにかけられる時間も少ないです。 今、子供たちの食の崩壊はかなりのものですよ。 今のような、家庭や健康などを犠牲にして、流行のファッションやグルメ、レジャーを望むような、 自分の企業が儲けるため、あるいは敗れてつぶれないように、そういう欲望を煽り続けるような社会。 それでも足りなければ、労働者を機械や部品のように扱う社会。 もう限界だと思います。 今のまま突き進めば、地方分権すら小手先のことであって、 世の中はうつ病患者と過労で体を壊した者、 まじめに働くのが馬鹿らしくて、または生きていけなくて、詐欺のような仕事をする者で溢れるようになると思います。 自分に何ができるだろうかと考えたとき、決して大きなことはできませんが、 それでもできるだけ良心に基づいた行動をしていきたいと思います。 それが世の中を良くして行く一歩なのだと信じて。 あと、官僚、政治家、国民とあまり単純な性格付けをして考えようとすると、 「分かりやすい印象」にはなるのですが、間違った方向に進みやすいので気をつけたほうがよいです。 官僚の仕組みには確かにいろいろ問題がありますが、官僚=悪という単純な図式では図れないです。 「日本の医療 統制とバランス」という本は、私がたまたま読んだ本なのですが、 厚生省と日本医師会の関係など、かなり古い時代からの背景が説明されていて、 「社会を理解しようと思ったら、本当はこういう経緯や当時の社会情勢、海外事情なども踏まえてないと『分かったつもり』に過ぎないんだろうなー」としみじみ思いました。 医療崩壊にも興味がおありでしたら、ぜひ。 http://www.amazon.co.jp/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E5%8C%BB%E7%99%82%E2%80%95%E7%B5%B1%E5%88%B6%E3%81%A8%E3%83%90%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9%E6%84%9F%E8%A6%9A-%E4%B8%AD%E5%85%AC%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E6%B1%A0%E4%B8%8A-%E7%9B%B4%E5%B7%B1/dp/412101314X

kanaseya
質問者

補足

ご回答ありがとうございます。 たしかに、一気に地方分権を実行すると とんでもない事になると感じました。 しかしながら、医療問題にかかわらず 教科書問題、教育、外交、国防、安保、などをみても 国家としてすでに精神的にも崩壊寸前だと思うのですが、、? 現状のシステムはどうしても納得できません。 東京中心の政治はあまりよくないと思います。 改革という点では東京一極集中は、あまり良いとは思えません。 現在は、中央(東京)に権力が集中しているので 大阪、京都などの関西あたりに、首都機能などいくつか分散させて すこしづつ、東京以外を活性化させてから、行う方向でもいいかと 思います。

  • torauma
  • ベストアンサー率20% (38/183)
回答No.8

地方在住の者です。 不本意な投稿かもしれませんが、少々気になり ました。 といいますのも、私自身として過去個人的にですが、中央 官僚を批判する原因になった直接の原因があるからです。 地方行政の実態をみて裁判所で裁判官や検察官の対応を直接批判攻撃 た事があります。 特に地方の県庁所在地周辺は、相変わらず年長者達の封建的気風が 根強く存在し、戦前からの道徳規範を継承する気風というものが官庁 役人を中心に蔓延していました。 少なくとも世間の言う官僚批判 の意味内容の主は『地方の役人が中央官僚の行為をマネして、正当 化し、口実にしてきた実態』を指すものです。 つまり、一般国民が中央官僚の政策実施内容を批判するという意味で は無く、地方役人の末端にまで浸透した『昔からの悪習』を正当化 する口実として中央官僚の行為をもってしていた事。 権限の無い者 が中央官僚のマネをし、口実にする。 これこそが官僚批判のきっか けであり、始まりと思うからです。 例えば私の個人的経験で言うならば、根本的に役所の上長というのは 働いていません。 実態を見ない。 自分達の権益を守ろうとする連中が『暴力団に躾けてもらうしかな い輩、(これでも)国民を利用する』等していて、工場の現場を破壊 しながら、権益だけを独占してきた。 どうせデフレで売れないの だからかまわないという理由です。 法令違反なんだけど・・・? こういう実態を見て見ぬフリをする。 理由は何であっても法令違反 を意図してやっているのだから本来であれば罰せられるのが常識の ハズ・・・・、昭和40年代生まれの日本人というのも、相変わらず」 ネット右翼のクズしかやれないようで、人間として、社会人として、 あるいは親として、働く者として、なにより『国民として最低限度の 事ができていない』という事を自覚しません。 理解できないらしい。 結局、日本国民の民度が低すぎる上、これを良しとして我が意を得た り。 こういう役人が多すぎる。 司法試験合格者なんぞは『東京で働 いても儲からないが、地方で働けば儲かる』状況があるのです。 一般労働者にしてみれば、本来『国で定めた条例』のはずが、実施さ れない。 実施されないというか、法を守る意思が全く無い者を裁判所 が守っている。 企業に雇われた弁護士が常に勝ち、一般労働者(国民) の常識を理解しない。 証拠があっても無かった事にする。 無かった 事(あるいは関係しない事)をあった事にして正当化する。 あきれてか えった酷い事態があって、『役所の監督業務は、意図した馬鹿がやって いる』としか思えない経緯があります。 最初に『不本意かもしれない』と断ったのはこういう事です。 つまり中央官僚に批判があるのだから、地方分権を実施すべきだ。 と言われるであれば、本末転倒では無いか、という事です。  もちろん、 >官僚の汚職改善は無理だとしても、 >刑罰を厳しくする事、、責任の明確化、 >などが前提だと思ってますが、、。  とは、 全くそのとうりではありますが、官僚の手ほどきを受けなければ 『あきれかえった、馬鹿な事を言いだす政治家』を中央国会に贈 る地方の国民を観て、啓発する努力を必要と感じない役人達に義務感 と責任感があるとは思えません。 又、大衆批判をしない、啓発でき ないマスコミがゴミ当然である事間違いありません。 地方No1新聞 なんぞは、政治家親族が大株主だったりで企業ベッタリ。 国民の 良識とは、寝た子と同じ扱いで起こさない様にしながら、報道して ます。 いずれにしても、地方分権は惨い権益争いを引き起こす退化政策とな る。 人事がそういう性格なのです。

kanaseya
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 >日本国民の民度が低すぎる上、これを良しとして我が意を得た >り。 こういう役人が多すぎる。 最初から、民度が高く、それに選ばれたいい政治、行政が できるとは思ってませんが、 結果として、継続すれば、悪い状況もたくさん生まれると思います。 しかし、地元の住民が、運動を起こしやすく、政治に参加できるのは 地方分権であるほうが、今の中央集権であると思います。 最近、テレビで官僚人事の総裁が出てましたが、 彼は、渡りもたくさん自身が行ってきたにもかかわらず、 会見を聞いていると、日本国ではなく、省庁利益のみに固執している 感じがします。 彼の立場からすれば、その発言は当然かもしれませんが みていて、吐き気がするほどのでした。 公職という点から見れば、今の官僚、政治システムが続く限り、 官僚と政治家の問題は改善されないし、 さらに日本の民度をあげる場所さえ 提供されないと思うんですが、、。 さらに、現在の状態の地方政治は中央におんぶしてもらってる 状態ですので、この点でもある程度、切り離しをして 自立していかなければならないかと思います。 つまり、国民自身が政治へ真剣に参加しないと その報いは国民、その地元自身にふりかかりますが、 それを国民自身で改善したうえで 改善できなければ、本当の国民参加の政治、高い民度というのは 不可能ではないのでしょうか?

  • teccrt
  • ベストアンサー率35% (91/257)
回答No.7

edodukiさんの回答に個別に対応しても、質問者さまの趣旨から外れるので避けますが、大きく3点はお伝えしておきたいと思います。 まず第一に、私も単なる官僚をしているつもりはない点。高橋氏の言葉は、あくまで「優秀な人が集まっても、大組織病というのははびこる。」ということを伝えたかったのです。2:8の法則を実際に蟻で実験したことがあるそうですが、ある蟻の巣の中から中心的な役割を果たした2割だけで独立した巣をあてがってやると、「全員優秀なはず」の組織が、やはりリーダー2:フォロワー8に分かれてしまうという結果だったそうです。つまり、官僚ほどの能力があるから任せて安心、なのではなく個々は優秀な官僚ですら組織になると組織がもたらす非効率を生み出してしまうことが往々にしてある点を指摘しておきたかったのです。 そして第二に、中央集権VS地方分権(小さい政府というのは、あくまで地方分権の一側面に過ぎないので敢えて使いません。)という考えも、決して中央集権を否定している訳ではない点です。私は、中央集権VS地方分権という見方は新しい考えでもなく、歴史的に形を変えて両者が交互に入れ替わってきたと捉えていますが、バブル崩壊を起点に明治維新以来の中央集権システムがもはや効率的ではなくなり、替わって地方分権の方がBetterとなる流れになったと考えています。ちなみに、明治維新は逆でした。それまで250年平和をもたらしてきた地方分権がシステムの勤続疲労を起こしたため、中央集権に移行するべき流れだったのです。 第三に、地方分権とは単に現行の枠組みにおけるお金の配分ではないという点です。私が言う地方分権とは「地域の産業構造や社会構造を変えられる規模の自治体が、自主的に運用できる充分な財源と、広い見識で財源を有効に配分できる政治家と、それを実行に移せる官僚を持つこと」です。 まず、現在の日本の停滞は構造的な問題なので、産業構造や社会構造を変えるインパクトを持つ施策を打たなければほとんど意味がありません。(小渕政権以来の公共事業が景気浮揚になんの効果もなかったことがその証左です。)そのため、都道府県単位では小さすぎます。例えば九州なら、福岡・長崎における韓国中国との人的物的交流により経済的に潤っていますから、誤解を恐れずに言えば九州一丸となって他地域のインフラを整備する前に重点的に福岡・長崎に投資すべきなのです。福岡・長崎が東京を介さない東アジアとの交流拠点として確立すれば、将来的には大阪以上に外資で潤う地域となり、おのずと九州の他エリアも経済的恩恵を受けます。都道府県単位の予算では、そこまでの構想を描くことは無理ですし、中央がコントロールするよりは、地元がコントロールした方が成功の確率が高いに決まっています。 ただ、こうした産業構造をも変えてしまうような大がかりなプロジェクトを考え、予算を組み、実行に移した経験が地方の県会議員や自治体職員にはいませんから、そこで地元への利益誘導こそライフワークと考える国会議員と、中央官庁の職員が地元にもどってその能力を活かしてくれれば地方分権が成ると考えています。

kanaseya
質問者

お礼

たしかに、せっかく優秀な人材があつまっても それを活かす場とシステムがなければ、意味がないですよね。 今の国会では、いろいろな事柄に対して議論もあまりできない状態 で、時間も国会運営費もムダな感じがします。 正直、国会答弁、議会は決まりきった事をしゃべるだけなので、 ふつうに字が読めれば、誰でもできそうで、結果も 決まってるし、アドリブもなく、おもしろくない。 答弁する際もわざわざ、マイクの所までいって ひとこと、ふたこと、言うだけのなで、みてて いらいらします。 円状の机でそれぞれにマイクを設置して 議論してほしいものです。 話がそれてしまいましたが、 現在の状況では、国会で議論する事柄が多すぎかなぁって思います。 官僚問題で質問したのですが、いろいろ考えてみると、 やっぱり全体的に再編してほしいとつくづく感じました。

  • edoduki
  • ベストアンサー率15% (68/445)
回答No.6

また以前の小さな政府ユートピア論と同じように、地方分権というユートピア論がここのところ増えています。 いま地方でおかしな事が起こっています。政府の経済対策で地域活力基盤創造交付金9400億円、地方交付金1兆円が配分されました。が、これらが経済対策には使われずに、まさに無駄な土建事業に揺り戻しのようにばらまかれ、おまけに談合も復活しています。 先日、定額給付金を天下の愚策と称して現政府の経済対策を激しく批判した神奈川県知事ですが、今神奈川県では全く将来性の何もないお手盛りの土建公共事業が行われようとしています。こういったマスコミの前で人気取りの発言をし、実態は一部の事業者に大きく肩入れをしている政治家が地方にあふれかえっている現状では、地方分権はむしろマイナスでしかありません。 マスコミの監視が薄いせいもあるのでしょうし、地方分権は中央ー地方という関係性だけでなく、地方議員と地元メディアや地元市民との関係も重要になりますから、この辺りは拙速な事をすると大やけどをしかねないと思います。特に日本は多くの地域で地域社会が解体されておかしな個人主義がはびこっています。 地方分権に対し、中央と地方の関係性で語られる事は多いですが、地元市民やメディアと地方議会という関係性で語られる事が少ない事が個人的には非常に危惧します。

kanaseya
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 確かにいきなり地方に権力を渡しても うまくいく事はまず無理だと思います。 しかし悪い状況の時、国民の一票で 改善への道があるとすれば、ベストだと思います。 地元の議員が地元で権力をつかって政治というより、予算使って 行っている分、住民も政治に参加しやすくなるのではないでしょうか? 少なくとも、現在の国会議員へ投票しても、 問題山積で、党とのしがらみもあり、 あまり期待できません。

  • edoduki
  • ベストアンサー率15% (68/445)
回答No.5

「小さな政府」論に陥った結果が、ここ10年の日本の大きな失敗に繋がりました。 問題の実態に目を向けずに、むやみな人員削減、むやみの予算削減の結果が現在の状況を作っています。世界の中でも日本のようなこれほど公務員比率の少ない国はありません。規制緩和と同時に行われるべき最も重要な事が規制強化です。そうやって国家の方向性を定めるのが政治家の重要な仕事です。日本はそれがなされていない。 民営化万能論に陥り、無秩序な規制緩和が行われ続け、大きな歪みをもたらし続けています。人手も予算も絞りに絞って、福祉、年金、少子化問題、の充実を図ろうというのは無理な話なのです。 高橋洋一さんのような「小さな政府」を推進してきた人々にとっては、自己責任とセットでの民営化による社会保障政策、福祉政策が日本を良くすると仮定していましたが、ここ10年近くその路線まっしぐらでやって来ましたが、ほとんど成果は皆無という状態となりました。将来不安で皆が貯蓄に励み景気経済も弱体化が進みました。 自助 公助 共助 をどう負担するのか、その結果としてお金をどう巡らせれば効果的なのかという事です。税徴収によって国に流れて行ったお金は、国会の議決の元に必ず国民の市場へ流されてゆきます。国民の代表である国会議員によってそれは決定され、そしてその代表は国民によって選ばれます。 「小さな政府か大きな政府か」といった二者択一を迫るようなくだらなさが、日本を悪くしました。その為多くの議論潰しが選考し、論議が尽くされずに政策が進められて行きました。 あえて官僚擁護的な事も、もう少し書いておきます。 テレビのコメンテーターなどの話を聞いていると、意図を持って官僚たちが政治政策の潰しを行っているような口ぶりです。しかし、おかしいと思いませんか。どこにもそれを主導する組織もリーダーも立案者もいないのです。そんな意志決定ができない、意志決定機関すら存在しない人々が何かに一貫して抵抗したり意図的な悪事を働くなどといった事は不可能です。 つまり時に政治家や関係者が失敗を官僚のせいにしたり、時に単なる事務的なミスや誤解であったり、コメンテーターの作りあげた虚構のシナリオなどであったり、人員不足などによる不都合であったりといった、官僚がどうこうという問題ではなく、組織としての能率や配分によって起こる諸問題でしかないのです。 「小さな政府」を思考する人たちにとってはこういった現状の諸問題を官僚全体の問題と喧伝する事は非常に有意義でした。マスコミ機関を巻き込んで一般化した巨悪の官僚組織、官僚の抵抗という話は、実際に起こっている大多数は通常の企業同様のもので、組織としての意思疎通不足による誤解であったり、人手不足から来る能率低下であったり、右と左の政治的な対立など、ごく一般的な事となんら変わらないのです。必要なのは政治による調整なのです。 「入省時は、みな使命感に燃えている。しかし、上司やOBとの懇親会やバーベキュー大会などが定期的に組まれ、いつしか仕事の対象が国家から上司&OBへと変わってしまい、同期内でも一人か二人といった超エリート以外は、40代半ばにさしかかってもはや頂点に立てないことを悟ると、自分の収入と地位の確保のために省益を優先した仕事をするようになる。」 というのもおかしな話でこれは民間企業の実態を知らない人が話す話です。こんな事は官民関係なくごく当たり前に起こる事です。その中でどう組織運営を行っていくかという当然の話でしかありません。それをさも官僚の腐敗のように言いつのるのは、単細胞な小さな政府論に陥っているからに他なりません。 官僚の抵抗などの虚構の存在に目を向けていては何も前に進みません。問題の本質は国民の代表による政治意志決定の内容です。それが良いのか悪いのは、それが問題だという事です。

kanaseya
質問者

お礼

細かいご回答ありがとうございます。 たしかに地方分権に関しては意見も分かれることかと思います。 しかしながら、現在の状況では、 「責任」の所在が十分明確でないと思います。 私自身も自分の一票で責任を感じて投票したいので、 いち国民として政治の結果の責任を自分でも 引き受けることのできる状況がいいと思います。 現在の状況では、社会がよくなれば、、官僚、政治家、 マスコミのおかげ、 悪くなってもそれと同じで、 国民がないがしろにされている状況だと思います。

  • teccrt
  • ベストアンサー率35% (91/257)
回答No.4

財務省出身者である高橋洋一さんによれば、「入省時は、みな使命感に燃えている。しかし、上司やOBとの懇親会やバーベキュー大会などが定期的に組まれ、いつしか仕事の対象が国家から上司&OBへと変わってしまい、同期内でも一人か二人といった超エリート以外は、40代半ばにさしかかってもはや頂点に立てないことを悟ると、自分の収入と地位の確保のために省益を優先した仕事をするようになる。」そうです。 (原文ままではないですが、『日本は財政危機ではない!』にこのような記述がありました。) 組織が大きくなることの弊害はどうしても起きるため、いくら優秀な人たちを集めても不可避ではないかと思います。回避策としては、組織が大きいほど弊害も大きく、動かすことも難しくなるので、組織を小さくするのがよいと思います。 地方分権を述べた方がいらっしゃいましたが、私も同感で、道州規模に分けて、外交・安全保障を除いた国内行政の多くを道州レベルで担当してもらい、現在の省庁に勤める大半の人には、地元に帰ってもらう。 こうすることで、小さくなった中央、道州ごとに細分化された省庁は政治家がよりコントロールしやすくなると思うし、仮に内向きになっても、規模が小さいだけに弊害も小さく、かつ変革も容易になる。 また、地元への利益誘導と天下国家を両手に論じる矛盾をはらんでいた国議員への影響としても、地方分権によって国会議員は国家レベルの問題しか扱わず、地元の振興はむしろ道州省庁の所管となるため、今の県会議員にあたる道州議員の仕事として政治家と各自治体の役割がさらにはっきりしてくると思っています。

kanaseya
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 地方分権はベストですね。 中央では、外交、安全保障などを中心に行えば、国会議員の仕事も しぼられるし、各省庁の国家としてのレベルが上がるかと回答をみて 思いました。 たしかに現在の国会議員、官僚、各省庁は、利権も含め、 いろんな事が多いです。 問題の焦点が絞りきれずに、国民も何を基準で政党、議員に 投票すればいいかもわかりませんし、、。 地方分権で中央の議員も少なくすれば、今よりも議員の役割と行動結果、責任、が明確になり、私も政治が理解しやすいかと思いますし、 マスコミに踊らされて偏見で政治をみることも 今よりは少なくなると思います。

  • edoduki
  • ベストアンサー率15% (68/445)
回答No.3

「官僚たちは国益よりも省益を優先する」とよく解説されます。しかしこれは官僚の意図によってなされている事ではありません。そもそも省庁同士は予算の取り合いをし競争の原理で動くシステムになっています。当然全体の事ではなく省庁の目的・繁栄の為に行動します。 だからそれらの統括を国民の代表である政治家が行うのです。 ところが政治家がそれをしない。大臣はコロコロ変わり、政策もコロコロ変わる。「政治家は(自民党は?)国益よりも党益を優先する」といった具合です。 また一連の官僚批判には時に騙しがあります。例えば >ーーーーーーーーーーーーーー 問題は対策の中身です。派遣切り対応の雇用対策、地方交付税の増額など、弱者救済のためのその場凌ぎのバラマキのみで、経済成長を引っ張る、成長産業を作り出すといった観点からの対策は皆無です。 (中略)  米国の経済対策と比較すると、それがよく分かるのではないでしょうか。米国政府は大規模な公共事業を行うようですが、この際に老朽化したインフラを近代化して米国の競争力を高めようとしています。(中略)。英国も同様に、例えば学校や医療機関へのブロードバンドの整備など、クリエイティブ産業という戦略産業の強化や公共サービスの高度化などの戦略性を持った財政出動を行おうとしています。 (中略) 何故そうなってしまったのでしょうか。官僚主導だったからです。 >ーーーーーーーーーーーーーー といった記事があります。「インフラを近代化して米国の競争力を高めようとしています」って書くと聞こえはいいですが、これって高速道路などの土建事業拡大ってことでしかないのです。今のところ先進的で将来性をもった土建などは存在しなくただの道路です。また「英国も同様に、例えば学校や医療機関へのブロードバンドの整備など」とかもありますが、これまた日本が公共事業で行っていた日本全国へ高速ネットワークのバックボーンとして光ファイバー敷設を行った事とか、学校への引き回しとかと同じ事で格段新しい事もないです。どちらも日本ではインフラ整備公共事業としてこれまでも行われて来た事であり、ただ単に文章表現を変えているだけです。 つまり、この手の官僚批判をしている人は、海外でやると先進的で将来性を見据えた公共事業と位置づけ、日本がやると無駄な公共事業と位置づけ、そして言葉の表現を変えてこの記事であれば現政権批判につなげついでに官僚批判につなげているという事です。 官僚批判、公務員批判は気をつけて聞く必要があります。よくよく聞いていると、ただの見解の相違を官僚批判につなげている人がかなりいます。例えるなら、右の論者が左の官僚の仕事を批判し、左の論者が右の官僚の仕事を批判し、「官僚」という名で批判をし、一定の勢力を批判しているにすぎないという事です。 またこの記事を書いている方は、元々官僚で竹中平蔵さんを支えていた方です。(竹中平蔵さんと麻生太郎さんは水と油で互いに相手の政策批判をしています)。 つまりこの方に限らず官僚批判というかたちで、政争の具材として使用されているということであり政局の一面であるという事です。政治事の批判には本質的な柱を何に想定しているのかによって、正論もまた変わってくるという事です。

kanaseya
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 回答していただいてありがたいですが、 私は頭が弱いので、細かい事を記載されてもよくわかりません。 私は政治には詳しくありませんが、現在の状況における、議員や官僚 には失望してます。 個人的によいと思える議員は、いつのまにかつぶされてしまうか、 圧力がかかり、現在ではこじんまりとしてます。 インフラの整備にしても、 公共事業にしても、国民の為になっている事もたくさんあると思います。 しかしながら、私欲の為につくられた事業もたくさんあると報道されています。 100%不正を防ぐ事は不可能だと思っていますが、 その不正をみつけても、正す事ができない状況に、 納得がいきません。しかもそれが、外交を含めた、国益の損失に からんでくるので失望の極地です。 私には細かい分析をしての、政治や行政を見解する事は無理です。 政治家や官僚には理不尽な状況も多いと思います。 現在の官僚批判の報道が、良いか悪いかの判断も 実際は私にはわかりませんが、 現在のシステムでは、たとえ、ひとつの問題を解決しても こういった問題や状態はずっと続く事により、税金がムダに使われる 事と、国家としての日本を懸念してます。

  • kaori7774
  • ベストアンサー率28% (97/338)
回答No.2

日本の歴史を紐解くと日本が変わった時、それは海の向こうから人人がやってきた時です。 1543年種子島にポルトガル人が漂着し、持ってきた鉄砲によって 本来尾張の弱小大名で終わるはずだった織田信長が天下統一一歩手前まで行き、その後の歴史を大きく変えた。 1853年浦賀沖に現れたペリー提督率いる黒船艦隊によって250年続いた徳川幕府は終わりを告げました。 1945年、厚木基地に降り立ったマッカーサーによって帝国主義は終焉を迎えた。 日本は歴史的に見ると中からの改革は成功していません。 日本人は中から改革しようとはしない民族です。 少しくらい不満があっても今の体制を続けようとするDNAを持っています。 今の官僚支配体制は中からは変える事など無理でしょう。 政治家の中にも変えようとした人はいました。 橋本総理や安倍総理がそうでしたが悉く失敗しています。 今度日本が変わるとき、それはこの国が破綻してIMFから日本の管財人が成田に降り立ったときでしょう。 IMFの主導によって、有無を言わさない官僚破壊を受け入れない限り変わる事は無いでしょう。 ただ、その時には今の経済不況が痒いと感じるほどの痛みを国民全てで受け入れる覚悟か必要です。 それは不満はありながらも何もしなかった国民が当然受けるべき試練です。 でもね、戦後の食べるものも無い時代からあの復興を成し遂げた日本人です。 乗り切れると私は思います。

kanaseya
質問者

お礼

回答ありがとうございます! やはり、官僚支配体制の改善として→刑罰を厳しくする、責任の明確化 さえも無理のようですね。 よく、テレビで、 官僚の中にもがんばっている人がいるんだ! といいますが、 今の状態では、 「それが、どうした」 としか思えないです、私は。 やはり改革には国の破綻という大きな代償が必要なようですね。

kanaseya
質問者

補足

そういえば、以前、韓国が破綻しそうな時、 日本が手をさしのべて、救ったという記事を見たことが あります。 今の日本が破綻しても救ってくれる国はおそらく現在の 世界経済はないと思います。 IMFの介入→時代が変われど、以前のペリー来航、GHQのような感じなのでしょうか? とくにGHQの政策後は経済復興の代償にこれまでの 日本の精神をも断絶、破壊されたと聞いてますが、、。

回答No.1

汚職についてはごく一部の官僚の話ですよね? (天下りは汚職ではない) 天下りという制度自体はもってのほかですが、私個人的には税金の無駄使いはもっと別のところにあると思います。 官僚というのは省庁に属しています。 そして省益(つまりは予算)を確保することを目的として働いています。 例えば、福祉と関係ない省庁に属している官僚は、福祉の金をぶんどってでも自分の省庁に金を持って来ようとします。 (もちろん福祉の問題は頭にあったとしても) 逆に言えば国民のために仕事をしているわけではありません。 (結果的に国民のためになることも当然ありますが) ここに一番の問題があるかと思います。 そうなるとどういうことが起こるかと言うと、 とにかく金を使えるところを探して新しく事業を立ち上げ予算を確保するということが目的になっています。 つまり、彼らは金が使いたくて使いたくて仕方が無いのです。 さらには政治家や利権が絡んだ結果、「いったい誰が使うの?」という施設が完成されるのです。 これまた私の個人的な意見ですが、国の直轄事業はすべて廃止し、地方へ権限を委譲すべきだと思います。 これも官僚の大反対にあって難航していますが。(予算、既得権を手放したくない)

kanaseya
質問者

お礼

回答どうもありがとうございます。 地方分権に関しては、いくつかの都道府県が強く主張してますよね。 最初は地方もとまどうことが多くあるかと思いますが、 いまの所はそれがベストかもしれません。 現在は中央でほとんどの事が決まってますので、 国民レベルで政治に参加という事は難しいです。 地方だと国民がかなり身近でいろいろ主張できそうで 行政に密接になりそうな感じがします。

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