• ベストアンサー

主に「仏教」のいわゆる人間の「死後」の過程について

●こんにちは、特になんらかの信仰者というわけでもないし、死後の世界を信じるわけでもない(全否定ではないですケド)のですが、こういう考え方があること自体に個人的に興味があったので質問しました。 ●本題ですが、主に仏教(他教でもぜんっぜんかまいません)の事なのですが、「三途の川」を渡るとか「輪廻転生」とか言いますが、実際死んだ瞬間からどのような過程を経て最終的にどうなるとされているのですか? ●もう一つ、おまけ的な質問してすいませんが、マンガとかで死者の頭上にある「輪っか」は、宗教上存在するものですか?名前などあれば…。 よろしくおねがいします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • dashinshi
  • ベストアンサー率49% (113/230)
回答No.2

仏教では、人が死ぬと輪廻転生により、六道(天上、人間、修羅、餓鬼、畜生、地獄)の いずれかにまた生まれ変わります。 今私たちは、人間界にいるのですが、死ぬまでに徳を積む、簡単に言えば善い事をたくさんすると、 天上界に生まれ変わるし、悪い事をすると、修羅界や餓鬼界に生まれ変わってしまいます。 でも、天上界生まれたとしても、そこで悪いとをすると、また地獄界に落ちることもあります。 この繰り返しを永遠と行うのです。 ところが、「ある事」をすると、この永遠の輪廻から外れて、(解脱といいます) 極楽浄土(ほかにも瑠璃浄土とかもある)に行くことができます。 その「ある事」は、宗派によって違います。 念仏を唱えるだけでよい!と教える宗派もあれば、修行をしなさい!と言う宗派もあります。 仏教の基本的な考えでは輪廻は、人が死んだ瞬間に起きる(すぐ次の界に生まれ変わる)はずなんですが、 日本仏教では、この変がちょいと違います。(インドや中国の仏教でも似たような考え方はあります) 人が死ぬと、その人が次にどの界に生まれ変わるかを、裁判で決定するのです。 この裁判期間にいる場所のことを「中陰」と言っています。(早い話しが拘置所です、笑) この中陰の世界ですが、 まず、険しい山路から始まります。この山路を7日間歩きます。 歩き切ると、第一の裁判官「秦広王」の前に行き着きます。 ここで、1回目の裁判ですが、この裁判は略式で行われます。 そのあと、また歩いていくと、かの有名な「三途の川」を渡ります。 川を渡ると、1本の木があり、その木の下には、爺さんと婆さんがいて、 着ていた服を全て剥がれてしまいます。 素っ裸にされた後、2回目の裁判です。 担当する裁判官は、「初江王」です。この時点で14日が経過しています。 その後は、7日ごとに、全部で7回裁判があります。 3回目(21日目)は、宋帝王、4回目(28日目)は、五官王、5回目(35日目)は、閻魔王 6回目(42日目)は、変成王、そして7回目(49日目)は、泰山王です。 7回目の最終裁判が終わると、判決が出ます。 判決は、口頭で行われるのではなく、6つの鳥居が示され、そのいずれか一つを くぐることを言い渡されます。 6つの鳥居は、それぞれ、六道につながっていますから、くぐった瞬間につぎの輪廻先が決定するわけです。 と!見てきた様なことを書いてしまいました!(爆) マンガでよくみる、頭の輪っかですが、あれは、キリスト教のものでしょう。 宗教画家たちが、「知徳の象徴」として書いたもののようです。 書き方も、時代によっては、輪っかじゃなくて、円盤状のものもあります。 仏教で似たようなものといえば、仏像の後ろに付いている放射状の物ですね あれは、「光背」と呼んでいます。 出来るだけ、簡単に書こうと思ったんですが、長文になってしまいました。

fuurainin
質問者

お礼

★裁判多っ!や、やはりそうしたほうが裁判する側としても色々と確実かつ効率よくできるからかなぁ…とか思いました。現世で一秒のうちにいったい何人死んでる事やらわかりませんからねぇ。なんかちょっと現実的な感じもして分かりやすいですね。 ★【出来るだけ、簡単に書こうと思ったんですが、長文になってしまいました】 やっぱし簡潔に言うには奥が深すぎて難しいんですねぇ。なんか分かります。お手数かけました。 ★【宗教画家たちが、「知徳の象徴」として書いたもののようです】 ははぁ~。やっぱり画家達としても「神様っぽさ」を出したかったからワンポイントつけてみたのかもしれませんね(^v^)。 ありがとうございました。「死後の過程」がよくわかりました。

その他の回答 (3)

  • bokku12
  • ベストアンサー率20% (23/112)
回答No.4

「三途の川」や「地獄絵巻」など仏法では死んだ後のことを詳しく説明していますが実際にはそのような場所があるわけではなく、一般の人にわかりやすい様に説明しているだけです。 「地獄絵巻」に描かれている地獄は実際にはありませんが、皆経験はしてます。例えば、 「歯が痛い」「失恋」「いじめ」「リストラ」「身内の死」「戦争」など みな地獄のような苦しみを感じます。この苦しさを仏法では地獄界と言います。 生きてる間に善いこと悪いこと色々な事をします。その行いが生命に刻み込まれて癖のようになってしまいます。仏法用語で(業)といいます。 死んだ時にその業によって次に生まれる場所が決まってしまうそうです。 生まれては死ぬ。これを絶えず繰り返すのが生命だと言われています。 仏法も数多くの宗派に分かれていて互いの生死感が相反することがありまが、「法華経」が最高であることには異論がないようです。 葬儀に行くと法華経を信奉していない○○宗が法華経の方便品第二、寿量品第十六の勤行をしていたりします。 「死後の世界」の過程については下記のNo.13に私の回答がありますので参考にしてみて下さい。 「輪っか」はまったく分かりません。ごめんなさい。

参考URL:
http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=443921
fuurainin
質問者

お礼

【下記のNo.13に私の回答がありますので参考にしてみて下さい】 見ました。「死後の世界」の存在を考え出す事で、いま自分が生きてるうちに悪い事をしないように…という意図も見えた気がします。やはり深いです宗教(-_-)。 ありがとうございました。参考になりました。

  • dashinshi
  • ベストアンサー率49% (113/230)
回答No.3

こんにちは、再度の登場dashinshiです。暇があったんで神道についても 回答しちゃおう!と思い2度目の書き込みをいたします。 神道では、死んだ後の来世について大きく3通りの考え方があるようです。 まず、神道では、私たちが今いる世界のことを「中つ国」と呼んでいます。 そして、神様がいる世界は二つありましてひとつを「高天原」もうひとつを「根の国」と呼んでいます。 高天原には、アマテラスオオミカミがいらっしゃいます。 根の国には、スサノウノミコトがおられる「黄泉の国」ともうひとつ「常世の国」があります。 ここからが、ややこしいのですが神道では、今、生きているこの世界を「現世」と言います。 それに対して死後の世界は、「他界」と呼んでいます。 ではこの他界がどこにあるのか?なんですが、一つ目は、「黄泉の国」に「地中他界」があると考えています。二つ目は、「常世の国」に「海上他界」があるという考え方です。 そして3つ目が、この「中つ国」の中に「山中他界」があるという考え方です。 人は、「山中他界」に行くんだと考えるときは、死後も魂は私たち「中つ国」と同じ世界にいることになります。 この考えでは、人は死ぬと身体から魂が抜け出てきて、「死霊」になります。 死んですぐの死霊は、「死穢」と呼ばれる穢れをもっていますが、子孫たちがお祀りをすることで だんだんと穢れが浄化されて「祖霊」になっていきます。この祖霊をさらにお祀りすると、 最後は、祖先神になります。この祖先神がいわゆる「氏神」のことです。

fuurainin
質問者

お礼

★あぁそうか!日本の宗教を語る上で忘れちゃならねぇのが神道だった!学校の「現代社会」の授業で習った気がします。この回答を見て、神道では、あの世この世よりもまず「神」について勉強しなくてはいけないような気がしました。アニミズム(だったかな)…というのは神道の考えでしたよね(ン?自信ないな…)。 ★しかしこれは難しい…。日本人は考え方が複雑ですねぇ(^_^;)。 わざわざ二回も回答してくださってありがとうございましたm(__)m。

  • kirihumi
  • ベストアンサー率30% (13/42)
回答No.1

六道(天上、人間、修羅、餓鬼、畜生、地獄)の世界を生まれ変わる度にぐるぐる回る(六道輪廻)のが普通の人。 たとえば、今は「人間道」で生きています。しかし、何か悪いことをすると次は人間より下の世界、修羅道や餓鬼道に落ちてゆくのです。 仏教で修行する最終目的はこの輪から抜け出すことだった気がします。 仏教を始めたゴウタマシッタールダ(お釈迦様)は生まれた時からこの輪から抜け出して(解脱)いたのです。 死者の頭のわっかはキリスト教のほうではないのでしょうか? 俗に天使の輪(エンジェルリング)とか呼ばれていませんでしたか。

fuurainin
質問者

お礼

なーるほど!解脱する事が目的ですか。やっぱり目標がないと…ねぇ(^_^;)。 僕は、一般に言う「天国(極楽)」か「地獄」か、もう一回「人間」として生まれるかの3つだと思ってました。6つもあったんですね…。なかなか細かく分かれてるんですね。 どうもありがとうございました。

関連するQ&A

  • 輪廻転生という死後概念について

    六道や輪廻転生に興味をもちました。 なので、仏教では死後、転生するまでに何があるのかが物語もしくは解説でもよいですが、わかる書籍はないでしょうか? (例:三途の川を渡ったり、裁判・判決を受けたり…といった) 宗派にこだわりはないですが、なるべく根源的なところが知りたいです。仏教思想概念、輪廻転生の概念・流れがわかる入門者向けのものといったらよいでしょうか。 おすすめがある方、ご存知の方はぜひ教えてください。

  • 我が家は仏教なんでしょうが、仏教が解りません。天台宗となっています。

    我が家は仏教なんでしょうが、仏教が解りません。天台宗となっています。 人間は死んだら、死後の世界は極楽浄土なのか、輪廻転生なのか、無なのか? いろんな法要がされますが、僧侶はなにを信じ、お経を唱えるのでしょうか? それと、経典には死者を弔うものはないと読んだ記憶があります。

  • とても馬鹿な質問ですが【死後の世界】について。

    馬鹿な質問をしてすみません。死後の世界を実際に見た方がいないのは 重々承知ですが、こんな話を聞いたことがあるよ、といった感じで ご返答いただけると嬉しいです。 2月に4年間お付き合いしていた最愛の人が亡くなりました。 彼は神などこれっぽっちも信じていませんでしたが、 米国の人だったので、彼のお葬式やお墓はキリスト教の形式に 基づいて行われました。私も神様と言われてもピンとこない人間で、 仏教を信仰している意識がない仏教徒なんだと思います。しかし 私が死ねば仏教のお葬式、お墓に入ります。宗教の教えは恐らく それぞれ違いますよね?仏教ならば輪廻転生、キリスト教ならば 天国で暮らすということになるのでしょうか?(よくわかりません) 非常に馬鹿げた話をします。私が死んだ時にどうしても彼と 同じ場所に行きたいのです。宗教が違うと行く場所も違うのか、 彼は天国にずっといるのに私だけもう1度生まれ変わるのか、 ちゃんと彼に再会できるのか不安です。彼は今どんなところに いるんだろう。そもそも天国とか輪廻転生とかは無くて、彼の 魂なんて存在してないかもしれません。でも何か情報が欲しいのです。 もし私が仏教の形式で埋葬されたら彼に会えないとなるなら、 キリスト教になるし、彼に絶対に会える方法を選びたいのです。 すみません、本当に馬鹿な話をしていますが、「こうらしいよ」 「こういうの聞いたことあるな」といった感じでよろしくお願い します。

  • 転生輪廻とお墓、お盆について

    仏教では、転生輪廻が説かれていると聞きました。そこで疑問があるのですが、 お墓にお参りとか、お盆とか、仏壇などは、その方が転生輪廻したら関係ないのでは と思うのですがどう思われますか?例えば、生まれ変わって今の私になっているの ならば、生まれ変わる前の私が盆に家にかえったり、お墓なども不要となるような 気がします。 もし、詳しい方がいらっしゃいましたら回答ください。仏教を信仰されている方であれば、どの経本に書かれているか教えてください。調べてみます。 また、別の宗教で、転生輪廻が説かれているならば、ご回答くださればありがたいです。 よろしくお願いいたします。

  • 仏教の死後と戒名

    宗教などに全く興味がなかったのですが、海外に住み始め聞かれることが増えたので、少し仏教について調べていたのですがよくわからなくなってきてしまい... まず仏教は死後また生まれ変わるという事は解ったのですが そうすると仏さま(お釈迦様ではなく死んだおじいちゃんおばあちゃんとか)はどこへ? ?仏様ではなく既に生まれ変わってこの世に存在してることになるのですか? また生まれ変わるのに戒名をするということもいまいち理解ができないのですが... とても基本的な質問で申し訳ないのですが、回答宜しくお願い致します。

  • 死後の世界について

    今日は私の友達の命日なので、彼女はいまどうしているか知りたくて質問しました。 私の友達(彼女)が彼氏に首を切ってくれと言って死にました。 彼女は彼に睡眠薬をあげて死にました。 これは、彼女が自殺幇助になるのですか? そしてこれは、心中になるのですか? 心中したら、二人とも自殺になって、寿命まで真っ暗闇の中で苦しみ続けているのですか? 輪廻転生できるのですか? 彼女は殺されたのですが、これも自殺になるのですか? そして彼女は、寿命まで真っ暗闇の中で苦しみ続けるのですか? そして、彼女は来世は今世より地獄以上の世界に行って苦しみ続けるのですか? 輪廻転生出来るのですか? そして彼は、薬で 自殺したのですが、寿命まで真っ暗闇の中で苦しむのですか? そして、来世は今世より地獄以上の世界に行って苦しみ続けるのですか? 輪廻転生出来るのですか? いろいろ質問して申し訳ありません。 彼女の死後の世界。 彼の死後の世界。 二人の死後の世界を詳しく教えて頂けますか?

  • 「死後の世界」に疑問を抱いています。

    ここ最近はもう結論づいているんですが、過去に死への恐怖に怯える日々を過ごしていました。主に理由は「死ぬことによる己の自我の消滅への恐怖」。諸説(天国地獄・輪廻転生etc)ありますが、一番現実的である死の消滅=無を直視すると確かに怖い。でも、私自身物事を宇宙規模で考え自分の生まれた理由を考えている内に死への恐怖より生に対する喜びに浸る事で満足しようと言う所に結論づきました。「来世があるなら来世も楽しもう」「天国が有るならそっちに行ってから考えよう」…そう思うのですが、いざ考えてみると輪廻転生と死後の世界どちらとも1つずつ分からない所があります。 まず、輪廻転生に関して。輪廻転生は俗にいう「生まれ変わり」ですよね。それはそれで良いんですが、人間は輪廻転生し続ける…即ち、永遠に→生→死→生→死→を繰り返す訳ですよね。それでは生命の存在の意味自体に疑問を抱きます。それこそ、ファンタジックに別次元・パラレルワールドに移動するならまだしも同じ世界をただ永遠に生まれては死にを繰り返すのは少し酷では無いでしょうか?それこそ、輪廻転生による魂の移動をし続けるよりは一点に留まらせ続ける方が達観出来るし、生命の神秘を紐解くには有利な気もします。 次に死後の世界に関して。死後の世界…私の知る知識では死後、人間界での罪の量によって行ける世界が変わる… そこはまだ分かりますが、その死後の世界に「死」と同等の恐怖が無いわけですよね? 己の消滅に対する恐怖が。そうなるとすると少なくとも人間界がある地球が存続できる150億年はその世界で暮らし続けなければいけないんですよね?本当に死後は永遠を彷徨わなければいけないのでしょうか?  皆さんのご意見をお聞かせ下さい。

  • またまた仏教のことで。。。

    以前ここで仏教のことについて質問したのですが、またわからないことが出てきたので教えてください。  仏教の最終目的は縁起に沿って四諦を理解し、八正道を身に付け、煩悩を消滅させ、涅槃に達すること。 涅槃に達すれば永遠の至福を得ることができて、四苦八苦から開放される。四苦八苦とは輪廻転生を繰り返す間にであう4つまたは8つの苦のこと。 つまり、(ここからが質問) 涅槃に達する(有余涅槃)ということは輪廻転生の輪から外れるって事で、もうこの世に生まれてくることは無いのですか?永遠に涅槃の状態でいるのですか?生まれ変わったとしても、その魂は至福の状態であるのでしょうか?

  • 仏教は、自己中ですか?。

    みなさま、初めまして。 今では、仏教も他者を救済するのも仕事(修行?)の一つのようになっているかと思いますが。 釈迦が生きていた時代は、どちらかというよりかは他人よりも、自分を修行して輪廻転生からの解脱を目標しているかのような感じに見えてしまいます。 つまり、自分が輪廻転生からの苦しみさえ解き放たれてしまえば、他人がどうなろうと知ったことは無い?。って感じでしょうか?。 初期仏教では、他人を思いやるよりかは、自分の事のみを考えろみたいな感じに思えて。 そういった意味で、「自己中」って表現をさせて頂きました。 私利滅滅な質問であることをご了承願います。 深い意味はありません、「んーーー」と思ってだけでの質問なので。

  • 【宗教・仏教】仏教の極楽住生とは何ですか? 人間

    【宗教・仏教】仏教の極楽住生とは何ですか? 人間の死後には極楽住生の世界が9つの世界に分かれていて上品上生の世界が一番上位の極楽浄土だそうですが、なぜ昔の人は1番上の極楽浄土の世界ではない他の上品中生や上品下生も信仰したのですか? なぜ上品中生という中流階級の世界に来世を憧れたり、上品下生という下級の世界にも憧れたのでしょう?