• ベストアンサー

杜子春について!!

レポートをまとめているのですが 著者の芥川龍之介さんは 何を伝えたかったのでしょうか? 個人の考えでもよいので 教えてください

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • k-5ya8ro
  • ベストアンサー率32% (21/64)
回答No.1

漫画【天地を喰らう】にも採用されてるアレですね。 前田利家が晩年述懐しているように、 【上り調子の頃は誰でも友達面して自分の所に擦り寄ってくるものだが、 一旦落ち目になると蜘蛛の子を散らすように人は離れていく。 落ち目の時にも付き合いが出来る人間こそ本当の友である】 という人間観の教訓と、 (※:この内容は【花の慶次】に採用されてます。原作の【一夢庵風流記】には無いですが) 【親兄弟の苦境から目を背けてまで我慾を満たすのは人の心を捨てた輩だ】 という倫理観の教訓が盛り込まれていますね。

参考URL:
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%9C%E5%AD%90%E6%98%A5

その他の回答 (4)

noname#231526
noname#231526
回答No.5

 中国の原作と比較すると、芥川龍之介氏の意図はより明瞭になると思われます。原作は、No.1 の回答のurlのページに記載されています。  芥川氏の作品は、ほぼ原作に忠実に進みますが、最後がほんのちょっとだけ違います。そしてそのちょっとの違いが、全体の結論を180度違うものにしています。  芥川氏は、この原作を見てどうしてもそう変えたくてたまらなかったのではないかと思います。

tAtAmI822
質問者

お礼

みなさん 参考になる意見 ありがとうございました!! おかげ様で レポート 期限までに終わりそうです。

  • hitoyana
  • ベストアンサー率27% (18/66)
回答No.4

 洛陽にもどった杜子春が鉄冠子に「何よりも人間らしい暮らしがしたと存じます」と語ったかと思います。これがテーマではないかと思います。  そしてここにいたるまでのすべてが人間らしくない暮らしとはどういうものなのかを語っていると言う読み方でどうでしょうか。  人間らしい営みがあってこそ、桃の花も満開になるのだと。

回答No.3

 杜子春は前世においても、今生同様、並みの人間であった。  然(しか)るが故に、前世でも今生と同じく、だらしなくも仙人の道を挫折している。  兄弟子たる鉄冠子は、杜子春の行く末を案じ、一定の予定の筋ドラマを取り運んだ。  常人に過ぎない杜子春の希な邂逅と心と生活の落ち着きの獲得は、兄弟子の思いやりである。  所詮、常人の心と人生の内容とはそんなものであることを、認識させ、常人としての生きる、落ち着きを示している。  仙人の修行の試練としての山頂の事件は、落とす試験であって、兄弟子は決して杜子春をもう一度仙人の修行をさせる積りもまったくなかった。  鉄冠子には杜子春とはそういう人間であることがよくよく理解されていた。  先の、前世での修行において、少しでも資質がある杜子春であれば、兄弟子の筋ドラマは異なるものとなり、杜子春は残してきた仙人の修行を再開していったろう。  こういう話は、インドにもいくつかあります。  20世紀になって、欧米の科学者がインドの雑踏の中で、あるヒマラヤの聖者に遭遇し、ヒマラヤの聖者の実態について知ることができた。  その報告もあります。  19世紀にある聖者(Lahiri Mahasaya)が、この地上に生まれてきて、前世の師、Mavatar Babajiとの邂逅を果たしたことなど。  誰しも多くの方に、この今生で出会っているが、それやこれやのことは、前世のことを根因としていることが多いのである。  そういうことを天才の芥川龍之介が理解していたかどうかは、わからないが、結果として如上のことを叙述する内容となっている。  彼自身は、意識としては、面白い伝承を編集しなおしただけであろう。  多分前世や今生、そして仙人という者の存在さえも本当には考えてはいなかったのではないか。  アグニュの何とかの作品もあるが、彼のアグニュということばは、実は違うものであるが、あぁいう事件の真実性は彼にはわからなくても、天才は、それを作品にして、後世に伝えているのである。

  • makosei
  • ベストアンサー率21% (193/898)
回答No.2

仙人になるには親子の情を断ち切らなくてはならない。 ベムたちは人間になれなかった妖怪人間であるが、 杜子春は仙人になれなかった浪費人間なのだ。

関連するQ&A

  • 芥川龍之介について

    今レポートを書いている途中なのですが・・・・・ 芥川龍之介についてのものです・・・・いろいろ調べてはいるのです似た様な物ばかりでして・・・・ もし、何か特別に知っている!経歴や生まれについて、その他家族等 芥川竜之介についてどうな事でもよいので教えて下さい!!

  • 芥川龍之介の「杜子春」の先行論文を教えてください。

    芥川龍之介の「杜子春」で、論文っぽいレポートを書かなくてはならないのです。  それで、この作品を読んだ方はお判りになると思いますが、この作品には「夕日」と「白い三日月」が多く登場します。  私は、この特に「夕日」について書いていこうと考えているのです。それに仙人・鉄冠子を絡められたらいいなあとも思っているのですが。  「夕日」について追求された先行論文をみたことがありません。存在しないのでしょうか(泣)?もしご存じの方がおられましたら、ご回答をお願いいたします。  それから、この作品においての母親の役割・・・母性について追求されたものや、鉄冠子について追求されたものなどもご存じなら、お教えくださると嬉しいです。 欲張りですみません。 どうかお願いいたします。

  • 芥川龍之介 ちゅうとう

    学校のレポートで、芥川龍之介の「ちゅうとう」という本を読んでの書評を2000字書かなければいけないのですが、難しくてよくわかりません。いい論文があったら教えて下さい。お願いします。

  • 卒論の参考文献について

    私は芥川龍之介について卒業論文を書いています。 論文の最後に参考文献を記載しなければいけないのですが、どのように記載すればよいのか分からない部分があります。 芥川の小説が1冊にまとめられている文庫本の後ろに彼の年表が載っているのですが、それを参考にした場合、参考文献にはどのように記載したら良いのでしょうか? 年表を書いた人の名前 『本のタイトル』(出版社、初版の日付) で良いのでしょうか?教えてくださると嬉しいです。 ちなみにこの文庫本の著者は当たり前ですが芥川龍之介になっています。

  • 「さんという人」

    芥川龍之介という人を知っていますか? 芥川龍之介さんという人を知っていますか? の区別の方法を教えてください。

  • 村上龍は芥川龍之介を越えたのか?

    愚問ですが敢えて問います。 発想など、何をもってして越えたのかはなかなか決められないとは思います。 ですが問いたい。 村上龍は芥川龍之介を越えたのでしょうか? または芥川龍之介を越えた小説家はいるのでしょうか?

  • 芥川龍之介の遺稿の一つ「暗中問答」と言う物について

    芥川龍之介の遺稿の一つ「暗中問答」と言う物について どなたか考えがあったらお願いします 自分はこれをはじめて読んだときについ涙が出てきたのですが 皆さんはどんな風に思ったか、龍之介の心情はどのようなものだったとお思いですか この話をご存知の方、書いてください、お願いします

  • 芥川龍之介について書かれた本(中学生)

    みなさん、こんにちは。 芥川龍之介について調べたいのですが、おすすめの本はありますでしょうか。 中学生くらいの年齢向けの本であれば、尚さらありがたいです。 1冊まるまる芥川龍之介の事が書いていなくても、結構です。 よろしくお願いいたします。

  • 「羅生門」が芥川龍之介原作だと海外で知られているか

    黒澤明監督の映画「羅生門」は海外でもよく知られているようです。 日本人の多くは、映画「羅生門」は、芥川龍之介の小説を映画化したものと知っていますから、「羅生門」と聞いてまず思い浮かべるのは、黒澤明監督ではなく芥川龍之介ではないでしょうか。 しかし、外国人の多くは、芥川龍之介を知らず、「羅生門」と聞いたら黒澤明監督しか思い浮かべないのですか? それとも海外でも、黒澤明と同じように芥川龍之介の名が知られているのでしょうか。

  • 芥川龍之介についての質問

    芥川龍之介の顔写真、お墓の写真など、芥川龍之介に関する画像を探してます。何方かご存じの方教えてください。