• ベストアンサー

SUSを電気接続部に使用するのはNG?

家電製品の電気接続部にSUS304を使用しようと思っています。 ハンダ付けをするために、下地にニッケルメッキを数μm施し、 表面メッキにスズメッキを数μm施そうと思っています。 (母材となるSUSの厚みは0.5mm程度) 一般的にはSUSは電気抵抗が大きく、電気接続部には用いないほうがよいといううわさを聞きましたが、いかがでしょうか? 電圧は、DC1.3V程度を印加し、電流が最大で2A程度流れます。 ちなみに電圧降下を測定しましたが、0.2V程度と著しく大きいわけではありませんでした。問題ないように思うのですが。。。 アドバイスお願いいたします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • ORUKA1951
  • ベストアンサー率45% (5062/11036)
回答No.3

結論から言うと好ましくありません。 電圧降下が0.2Vは回路としてはあまりにも大きい。 2Aで、0.2Vということは、0.2×2.0で、400mWですよ。これは電気回路としては無視できない値です。★しかも温度が上がれば、確実に抵抗は絶対温度に比例して増大しますす。★そのため、動作時はこの値よりも大きくなるでしょう。  これは、初期状態です。問題はその後です。  イオン化傾向を言うものを学ばれたと思います。  K Ca Na Ma Al Zn Fe Ni Sn Pb H Cu Hg Ag Pt Au  イオン化傾向の異なる金属を接触させ、そこに水分が存在するとイオン化傾向の大きな金属が腐食される--電腐--がおきます。鉄にスズメッキされたブリキの缶詰を開けて放置すると、メッキ上のピンホールや切り口が短時間で錆びるのを見ていると思います。  もっと実感したければ、濡れた10円玉をキッチンのステンレスの上に置いて一晩置いておくと・・・翌日にはステンレスが錆びています。--極めて薄い食塩水や果汁でもつければもっと良く分かる。--。簡単に実験でき、しかも衝撃的ですからお試しを!  それが原因で、ステンレス部分は急速に腐食が進みます。そのため電気抵抗は増大して・・・  私は制御回路を扱う仕事で、古い機器のメンテナンスを行いますが、工事屋さんが、ステンレスのワッシャを誤って使用した端子台を幾つも見ていますが、それはひどいもので、あのステンレスが膨らんで端子台が発熱で変形している。  特にスズメッキを施そうとされているようですが、ニッケルはステンレスとの親和性が高いのでそのままらして、それにスズメッキを施した圧着端子を圧着して全体を、防錆剤を含んだシリコンかエポキシのポッティング剤・封入剤で覆うという方法がよいでしょう。 ★電気回路の途中に導電率の異なる材料は使用しない。 ★イオン化傾向の異なる金属を接触させない。

MUB87338
質問者

お礼

非常にわかりやすいアドバイスありがとうございます。

その他の回答 (4)

  • debukuro
  • ベストアンサー率19% (3635/18948)
回答No.5

電気抵抗が大きいので導電用には適しません 熱伝導も非常に悪いので局部が高温になります ステンレス溶接棒は抵抗が大きいので発熱がひどく短時間づつに区切って溶接をしないと棒が溶けてしまいます どこのメーカも導電部にステンレスを使わないのはそのためです 静電除去は一挙に行うと火花が発生して危険なので抵抗の大きい導体を使って徐々に除去するのです

MUB87338
質問者

お礼

アドバイスありがとうございます。 よくわかりました。

  • gn_drive
  • ベストアンサー率22% (175/789)
回答No.4

あまり奨める人は少ないと思いますよ。何故SUSを使わねばならないか分かりませんが、SUS表面は不動態膜あるし、No3の方が言われている電蝕起きるし、家電製品で使いたい理由を明確にしたら如何?

MUB87338
質問者

お礼

アドバイスありがとうございます。

  • saru1234
  • ベストアンサー率37% (223/593)
回答No.2

> 電圧は、DC1.3V程度を印加し、電流が最大で2A程度流れます。 > ちなみに電圧降下を測定しましたが、0.2V程度と著しく大きいわけでは > ありませんでした。問題ないように思うのですが。。。 電気的仕様にかんしてはどう使うのかがサッパリ不明なので 問題ないのかどうか、判断できるわけがありません。 質問者さんが問題ないと判断したならそれでいいでしょとしか 言いようがないです。 ざっと見ると、ステンレス部で2Ax0.2V=0.4W の消費→発熱することに なりそうです、熱量としては大きくはないと思いますが、大丈夫ですか? メッキに関しては詳しくないのにすみませんが、ステンレスにスズのメッキって しっかり載るのですか?また、大きな金属塊へのハンダ付けは、 熱のニゲが多く作業しにくいのでご注意ください。 電気的には端子をネジ締めするとか、スポット溶接の方がいいかも知れません。

MUB87338
質問者

お礼

アドバイスありがとうございます。

  • my3027
  • ベストアンサー率33% (495/1499)
回答No.1

メカ設計してました。 大丈夫ではないでしょうか。静電気対策用の避雷針として、よく使いました。但しメッキはしませんでしたので、その点差があるかもしれません。

MUB87338
質問者

お礼

アドバイスありがとうございます。

関連するQ&A

  • SUSにハンダ付けをするときのメッキは何がいいでしょうか?

    SUS304の板金部品にリード線をハンダ付けしようと思っています。SUSにはハンダが付きにくい、また、リード線をハンダ付けするところにはスズメッキをすることが多いようですが、SUSとスズメッキの相性もよくわかりません。スズメッキの際に、下地のメッキとしてニッケルメッキをすることが多いようですが。。。どのようなメッキが好ましいでしょうか?

  • スズメッキとニッケルメッキの違い

    お世話になります。 C2680にスズメッキをするのか、ニッケルメッキにするのかを、お客様に違いを説明しなくてはなりません。 調べたところ、大きな違いは 電導性、ハンダ付け性の2つかと思います。 その場合、お客様に、どんだけ違うの?と聞かれる可能性があり調べても分かりません。 ・電導性はスズメッキとニッケルメッキは、どう違うのか? ・ハンダ付け性はスズメッキとニッケルメッキは、どう違うのか? ご伝授頂ければ幸いです。 吉田 追伸: 可能でありましたら数値で回答をお願いします。

  • メッキと半田付け

    9643に投稿した者です。 半田付け時に ・黒い粒が見える ・リードの先端に小さい半田粒が付着する ・全体的にボソボソっとした半田付けになる 等の現象が起こっています。 特定部品に起こるのですがそのメッキ処理が問題ではないかと思っております。 その部品のリードはメッキ処理された後に打ち抜かれ成型されるためにリードの側面等はメッキ処理されておりません。 これが何らかの影響を及ぼしていると思うのですが、どなたか気になることありましたらご教授願います。 ちなみに該当部品のメッキは銅メッキ(下地)スズメッキ(12μm)です。 全面をメッキ処理されたニッケルメッキ(下地)スズメッキには何の問題も起こりません。

  • SUS304,SUS316Lの表面処理

    現在、SUS304材のφ3mmのロッド上にCrメッキ100μmをつけています。このロッドと高密度ポリエチレンのVパッキンを摺動させていますが、SUS304材のロッドに傷もしくはメッキの剥がれが確認されてます。このような傷、メッキの剥がれをなくす良い方法はないでしょうか?ちなみにこれは半導体業界に用いているため、防錆は必要になってきます。また同様な方法でSUS316材も使用しています。

  • 金属の半田付け性について

    若干のバネ性を持った薄い金属(t=0.2mm程度)をプレス加工し、 半田付けを行いたいと考えています。 適当な材料を教えて戴きたく。 現在以下を考えております。  (1)りん青銅にニッケルメッキを施す  (2)SUS430にニッケルメッキを施す  (3)SUS430のメッキ処理なし  この3つの半田付け性がどうかご教授ください。 特に(3)は半田が乗るものでしょうか?

  • 電線接続部で溶断するのは?

    8sqのニッケルガラス線にスズメッキの圧着端子にて接続した箇所が溶断します。高温になる為(200℃)酸化等により接触不良となり、スパークの発生→温度上昇→溶断と考えていますが正しいのでしょうか?またスパークによる温度上昇、発熱量がどれだけになるのか、もとめられる計算式等有るのでしょうか?電圧は220V回路内の電流は、30Aです。よろしくお願いします。

  • ニッケル電気鋳造パイプへのクロムメッキ

    ニッケル電気鋳造法で製作したニッケルスリーブに ハードクロムメッキをかける事は可能でしょうか。 もし可能でしたら、どこのメーカーかご存知の方が いらっしゃいましたら社名とホームページのアドレス を教えて頂けませんでしょうか。 宜しくお願い致します。 尚、寸法は内径φ500、板厚0.4mm、長さ800mmです。 メッキの厚さとしては、1015μm程度を希望します。

  • ニッケルめっき(電気)後処理について

    SUS上に電気ニッケルめっきを施しております。 ニッケルめっきの後処理としてよく、変色防止などクロメート処理が行われるようですが、それについて幾つか教えて下さい。 ?ニッケルめっき上のクロメート処理の役割は変色防止以外何かあるのでしょうか? ?クロメート以外の一般的な後処理はありますか? ?ニッケルめっき表面は何故経時的に変色してしまうのですか? 専門家の方々何とぞご教授宜しくお願い致します。

  • 端子接触部の部分金めっきについて

    ご相談させて下さい。 現在材料めっき(ニッケル上スズめっき)にて電気接続用の端子を製造していますが、顧客のリクエストにより、接続部のめっきを金めっきにする必要が有ります。 コストを考えると、接触部だけ金めっきと考えていますが、 現在、スズめっきが施されており、その上に金めっきを施すことについて、 接触信頼性とか、剥離等問題はないでしょうか? あわせて質問ですが、連続めっきでの部分金めっきですが、 「ニッケルの上にスズめっきを施して、更に金めっきを行うでは無い」 のですよね?「ニッケルの上に金めっきを施す」のが正しいことですよね? 以上2点詳しいかた居られましたらよろしくお願い致します。

  • 無電解ニッケルめっき+金めっき

    プリント基板で金めっきの下地にニッケルめっきを施しているのですが、このニッケルの厚みが薄すぎたり(1μm程)、厚すぎたり(20μm程)した場合にどのような不具合が考えられるのでしょうか? また、ニッケルめっき厚はどの程度が妥当なのでしょうか? 申し訳ありませんがご教授願います。