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連星をめぐる惑星上での虹の形
- 連星をめぐる惑星上での虹の形について考えています。連星とは恒星が2つあることを指し、タトゥイーンなどの惑星は連星の周りをまわっています。このような惑星の空にかかる虹はどのような形になるのでしょうか。様々な考え方がありますが、虹の形は連星の距離や光源の数によって決まる可能性があります。
- 1つ目の考え方として、連星が遠い距離にある場合、地球の虹と同じ形になる可能性があります。しかし、光源の数が2つあるため、虹の形は異なる可能性もあります。
- 2つ目の考え方として、連星の光源が2つあるため、虹も同じ形のものが2つ同時に現れるという可能性があります。さらに、二つの虹がクロスすることも考えられます。
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視差についてもう少し詳しく考えると、 虹の太さと連星の視差の関係で、 重なって見えるか、2つに分かれて交差しているのかがわかります。 http://www.laser.phys.tohoku.ac.jp/~yoshi/hikari21.html に虹の原理がのってますが、 その図2-1-6によれば、 主虹の幅は(42.4-40.7)度=1.7度です。 つまり、副虹を無視すると、 連星の惑星上での視差が1.7度以下(虹の太さよりも近く見える) なら、1が正解、それ以上なら2が正解。 実は、視差が84.5度(=42.4×2)よりも大きければ、二つの虹が見えるけれど、交差はしていない、という状況にもなりますね。
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- 森野 クマ(@Wingard)
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ききかじった内容なので、自信はないのですが・・・。 その二つの連星の大きさと、 その連星からタトゥイーンまでの距離によると思います。 もしその二つの連星が太陽と同じ大きさで、 かつ1天文単位以上の距離だとするなら、 太陽光はほぼ平行になるとみなされるので、 タトゥイーン上では光はほぼ平行に入ってくると思われます。 だとすると、地上近くで光が交差することはないので、 虹は一つだけ、光の強いものが生まれるのではないでしょうか? 逆に、その連星からの距離がとても近いようなら、 地上近くでも光が平行でない可能性もあるので、 そうなると虹が2つ生まれるかもしれません。 しかし、2つ生まれたとしても、2つの虹は相当に近く、 ほとんど重なって見えるはずです。 虹は太陽光を背に向けなければ見えませんし、 しかも2つの太陽が離れすぎていても見えなくなるからです。 あくまで推理です・・・。
- wolv
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視差が小さいのなら、1が正解ですが、 この場合は 2.光源が二つあるのだから、虹も同じ形のものが二つ同時に現れる。 しかも二つの虹がクロスする… が正解でしょう。 ちなみに にじの大きさ(半径、直径)は、空気中の水滴の屈折率で決まります。 にじの中心は、観測者を中心として、光源と点対称な位置になります。
- craftsman
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太陽の位置との兼ね合いで、虹が二つになる可能性は高いでしょう。 あるいは、片方の太陽の位置によっては一つしか見えないかも知れません。 二つの虹が見えるとして、その2つの位置関係は、その時の二つの太陽との位置関係によって変化すると思います。
お礼
詳細に、ありがとうございました。 納得がいきました。 やはり、図化してみるとよく分かりますね。