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OFDM と Bluetooth どちらに軍配?

OFDM (Orthogonal Frequency Division Multiplexing, 直交なんとか) と bluetooth はどちらが優勢で、どちらが将来性がありますか?

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  • Yorisin
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回答No.1

bluetoothはFHSSと考えますと、それぞれに優位点があります。 [OFDM (直交周波数分割多重方式)] OFDMは干渉に強い(フェージングや符号間干渉、狭帯域での伝送路干渉に強いと言われています)。 また、周波数の利用効率が高く、Bluetoothなどの周波数ホッピングで使われることの多いSS(スペクトラム拡散)と比較して、同じ周波数帯域でより高速な通信が可能です。 無線LANの他、ADSLや地デジ、PLCなどでも使われています。 次世代のbluetoothでもOFDMが使われるという噂も聞きました。 [bluetooth (FHSS: 周波数ホッピングスペクトラム拡散)] 周波数ホッピングは短い間隔で広い周波数帯域の一部を切り替えて使うため、一部の周波数で強いノイズがあったとしても影響が少なくてすみます。 (OFDMの場合はチャネルを変えたりしないとずっと干渉しっぱなし) 同じように、自分以外の無線機器への干渉も減らすことが出来ます。 (ただし、逆に言えば常に一定間隔での干渉を与えます) またSS方式はノイズに強く、同じ出力ではより遠くへ、同じ距離なら低い出力で通信が出来ます。 bluetoothの他、古い無線LANやCDMA方式の携帯電話などでも使われています。 bluetoothそのものは将来性ありというか、今後も使われると思います。 FHもPAN向けとして有効な方式なのでずっと使われるでしょう。 しかし、SSはやや時代遅れですし変調はOFDMに変わっていく物と思われれます。 今後はFHにOFDMを組み合わせた物が主流になるのではないかと私は思います。

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