• 締切済み

格差社会っていうけど、それが資本主義ではないのでしょうか??

格差社会が問題だと連日のようにニュースで取り上げられていますし、 派遣社員の大量解雇問題も、年末を前に本当にかわいそうだと思います。 私自身求職をしていた時期があり、たまたま幸運にも縁があって今の地位にいますが、本当に他人事ではないような気がします。 しかし、しかしです。そもそも資本主義社会なのですから、格差があって当たり前ですし、その格差を生み、上の方の人間になるためにこの国では、勉強して資格を得たり、よい大学を出たりして努力するのではないでしょうか? あるいは商才のある人は商売に精を出して冨を得る努力をするのではないでしょうか。 格差社会が嫌ならば、それは共産主義の考え方ですよね。 もっとも中国だって共産主義なのに、貧富の差があるし、資本主義の国アメリカだって三大自動車に公的資金をなんて話題があるくらいですが、本当の意味で資本主義と共産主義は明確に分けることはできなくて、資本・共産折衷主義なんていうのが、いきつくところだったりするんでしょうか?すでにマルクスの資本論も化石のように言われていますし。 ただ、資本主義を名乗る以上は、私は格差があって当然だと思うのです。私も含めて決して上の方の人間ではないので、格差の上の方にいる人には羨望の眼差しで見ることもあるし、うらやましいと思うこともあります。 しかしそういう人は生まれながらにそういう環境に育ったという人もいるし、それなりの努力をしたという人もいるでしょう。 我々だってただ羨ましいといっているばかりではなく、学生時代から努力して勉強したでしょうか?私も実は今それを悔やんでいますが、それだってはっきりいえば自業自得です。(もし貧乏でろくに勉強できなかったというのであれば、それは福祉政策の問題であるでしょうし) 私も一歩実違えば同じような境遇になりかねないし、格差はできればなくなって欲しいと思いますが、反面格差がなくなれば働く意欲やモチベーションに影響が出ると思います。 派遣切りとか言われていますが、その派遣の人たちは社会の中で生きる為の勉強なり、努力をしてきたのでしょうかと疑問です。

みんなの回答

  • beenmet
  • ベストアンサー率12% (1/8)
回答No.4

 なんだかんだ言って日本はまだ格差の少ない国です。  日本国内で下流でも飢える事はまず有りません。  これは日本という国家自体が国際社会で勝ち組だったからです。  ですから日本国内では下流層に至るまで、富の恩恵を受けていました。  つまり景気の良い時には、格差問題など大して表面化しません。  しかしそれは我々がおいしい思いをしている一方で、負け組な国々も有ったと言うことでもあります。  ...此の頃景気の悪化で国内も下流層には富の配分が少なくなりました。  それを受けて下流層が格差を問題としていますが、そもそも今迄は自分達も他国の不幸の上に胡坐を書いていた人々です...。  意地悪な言い方をすれば、今度は自分達の取り分が無くなったから被害者面しているということですよね。  つまりみんな自分の都合で、格差社会の方が良いとか悪いとか言っているだけかと...。  資本主義の“資本”って要はお金のことでしょ?お金主義かぁ~(笑)本当は人間のためにお金が在るのであって、その逆ではないと思うんですが・・・。  この世には絶望的に愛が存在しませんね。  

  • ryuken_dec
  • ベストアンサー率27% (853/3139)
回答No.3

派遣の問題は別として・・・ 最近はどうも一部で格差があることがいけないことだと勘違いしている人もいるようですが、格差社会と資本主義は別物です。 チャンスが平等にあって、実力に応じて評価されるという社会は格差社会ではありません。格差社会とは、格差の固定化や極端な格差を指します。 ■格差の固定化 士農工商・・・奴隷の子は奴隷、のように生まれながらにして身分が決定してしまっている場合。また、そこまで明確にきっちりしていなくても、スタート地点で圧倒的に逆転困難な差がつけられていれば、格差社会です。 例えば、日本なら税金を減らして公教育や公的医療保険や生活保護を全廃すれば格差社会になるでしょう。貧しい家に生まれた子はまともに教育も受けられずに育つので、自意識を持つ頃には取り返しがつかなくなります。 ■極端な格差 1位が総取り、あとは0のように、実力以上に極端な格差がつく場合も問題です。 資本主義というのはあくまで経済的概念です。 一方、質問者様が挙げられている共産主義などの話には政治的概念が混ざっています。資本主義を採用しても、どのような政治制度の元で運用するかで資本主義そのものの効用であったり、格差や格差の固定度は大きく異なります。

  • yama_x
  • ベストアンサー率20% (188/940)
回答No.2

「格差」と「差」は言葉のイメージとして若干異なるような気がします。 資本主義において、やってきたこと、能力の違いにおいて結果に「差」が あるのは全く問題ありません。 ただ、少なくとも現在の正社員と派遣社員の「格差」は本人たちの能力であったり、 生産性の高低に起因しない、法律のあり方や、企業の雇用政策によるもので あることが問題なのではないでしょうか? 法律の改正で派遣社員が携われる業務が増えたら、それまで正社員で 行っていたものと全く同じ仕事を派遣社員でまかなえるようになります。 必要な能力、必要なアウトプットはなんら代わりはありませんが、 企業は社会保険料等含めた総人件費のダウンができるということは、 当然本人たちの収入は減るわけです。 もちろん、正社員という入り口をつかみ取れたかどうか、ということに ついては、本人の努力・行動に起因する部分もありますから、すべてに おいて同質では無いのでしょうが、おっしゃるように相応の努力をした人が 相応の待遇をうけられている訳ではないところが「格差」なのだと思います。 法体系・社会体制を理解せずに「派遣」になったのだから、それも「相応の待遇」の一つだと言われればそれまでの部分もありますが、そう簡単に 言い切れるものでもないように思います。

claimer
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 まさにその通りと思うようないいことを言っていただきました。 >少なくとも現在の正社員と派遣社員の「格差」は本人たちの能力、生産性の高低に起因しない、法律や、雇用政策によるものであることが問題 というのは賛成です。まさにそれは政策によってできた「差」であるとも思います。 ただ同時に私は、「正職員」と「派遣社員」のどちらに入るのかにも、努力によって「選択」できたわけですから、それをも資本主義の競争の中に入るといえるのではないでしょうか。 本当に今困っている人には申し訳ないし、同情はするんですが、「そういう派遣の道を選択したのも自分だよ」ということなんだと思います。 ただ、おっしゃるように「派遣」=天国のようなシステムとあたかも派遣がすばらしい職業選択かのように煽ってしまった政策には当然問題はあると思います。そこは同感です。

  • tomban
  • ベストアンサー率26% (2616/9772)
回答No.1

人間と言うものが、この地球に現れてから一体どれくらい経ったのでしょうか?。 いろいろな国家や、いろいろな主義、政策が生まれては消えてきましたね。 しかし「完全な主義、政策、理論」といったものは、今に至るまで出現していません。 どんな主義にも「欠点」はあります。 それは「人間が欠陥品」で、穴だらけなのですから、当たり前のことと言えるでしょう。 ただ「資本主義=格差社会」というのは、やや大袈裟と言うか、言いすぎな気がします。 「格差政策」と言う言葉があるかは知りませんが、これも「資本主義の考え方、捉え方のひとつ」と判断すべきです。 主義の中にも右から左、いろいろな考え方の人がいるし、論を展開している人がいますよ。 共産主義者の中にも「天皇制主体による共産主義」を唱える人もいましたからね。 だから資本主義が格差社会になる、もしくは究極の姿である、とは私は思わないんです。 それはやっぱり「早合点」だと思う。 資本主義が「ひたすら利得を求め続けるもの」という概念を植え付けた「張本人」(誰とは言いませんが…罪作りなもんですね)達の罠に、多くの人が嵌って、踊らされている気がします。 どうでしょう?。 「派遣社員」というものを初めて知ったとき、私は大変「疑問」でした。 「どうして中間マージンが取れるんだろう?」と思ったわけです。 そして同時に大変「きな臭い」感じがしたのを覚えています。 若い人が「派遣会社」に所属し、疑問も持たずに労働するのを見ていて、複雑な思いがしたものです。 しかし彼等に「責任」があるわけじゃない。 責任があるのは、これから問われるであろう会社側や、それを簡単に容認した当時の政府です。 それこそを糾弾するべき、と私は思います。

claimer
質問者

お礼

たしかに、私もどういう主義、政策が完璧なのかはわかりません。現在のところはどの主義、政策をとっても矛盾点はでてくると思います。 ただ、資本主義の格差はあってしかるべきだと思いますが、今回の派遣の問題について言えば、「派遣」はすばらしいという幻を見せて、労働者を翻弄したという点については間違いだと思います。 そして政府が誤った政策で犠牲者が出たので、それを自ら救うために「格差」という言葉を用いて救おうとしているのであれば、それは前にも言いましたが社会政策の一つなので、ありだと思います。 ただ昨今のマスコミや報道、国会議員の発言を見ていると「格差」があるのはいけないとでもいうような主張に感じていました。 資本主義とは競争の原理であって、いわばその競争の原理の中では必ず勝者と敗者がでてくるし、みんなが同着ではおもしろくもなんともない、それでは競争に挑むものもいなくなるでしょう。ですから資本主義だと思うのです。その競争の中で競争に負けたものを救済しようというのはいかがなものかなと思ったのです。 まさに三大モータースの問題と一緒ですよね。 最後に政府の政策の失敗というのには私も賛成です。

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