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LGSの区画壁に壁内配管
水道工事店です。 異種用途区画(1時間耐火)によりLGS(石膏ボード+ケイカル板)の両面張りの壁があるのですが、 そこに洗面器がつきます。 給水管(HIVP20A)と排水管(VP40A)は床より立ち上がり、 給湯管(被覆銅管15A)は天井より立ち下がります。 貫通することはありませんが、 片面貫通する際、何か処理が必要でしょうか? もしくは、区画壁にビニル管、被覆銅管だとNGでしょうか。 似たような質問ですが、 同じく異種用途区画で外壁に給湯器がつきます。 給湯管のみ1階天井配管するのですが、 この場合、違うレベルとは言え、屋内から屋外へと貫通しているので貫通部の処理が必要でしょうか。 わかりずらい文章で申し訳ありませんがよろしくお願い致します。
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おはよう cyoi-obakaです。 あなたは何か勘違いしてますよ? コンクリート壁の様な充填型の耐火構造壁と乾式の軸組型耐火壁は、その耐火評価方法に違いがあります。 充填型の耐火壁は、その総厚で耐火性能が決定されますが、乾式の軸組型耐火壁は、全体の構成要素で耐火性能を認定しています。 従って、1時間耐火のコンクリート壁は7cm以上の厚さが確保出来ていればOKですから、仮に12cm厚の壁であれば5cmまでの埋設及び欠き込み等は許容されます。 しかし、乾式の軸組耐火壁は、構成する軸組の種類及び壁としての板材の種類と厚さ、そして総厚等の総合評価で認定を取得してます。 依って、その評価内容に差異が生じれば認定外となるのです。 #1でも記述しましたが、メーカーが特別な場合の認定工法を取得していれば、それに従う事です。 メーカーが特別な認定を受けてない場合は、電気配管であってもダメです。 通常、配管や配線を壁に施工する場合は、GL工法か胴縁を設けて2重にして施工します。 貫通の場合は、貫通管の材質、口径及び肉厚に依ってはそれ自体でOKになる場合もありますが、孔明処理は大臣認定工法を要求されます。 以上、これが原則論です。 この原則を逸脱する場合は、メーカー及び関係官庁に事前確認が必要です。 特に、地方分権で関係官庁独自の判断が優位に成りますので注意して下さい!
今晩は cyoi-obakaです。 乾式の異種用途区画壁(LGS軸組石膏ボード+ケイカル板両面張り)の1時間耐火という仕様は、例示では該当しませんから個別大臣認定だと推測します。 乾式の防火等区画壁の場合、原則として壁内の配管等は認められていないと思います。 従って、個別大臣認定を受けたメーカーに問い合わせをして施工することがよいでしょうね! まれに、どうしょうもない場合の対処方法を設定しているメーカーもありますから…………! 通常、乾式の防火等区画壁の場合は、配管のために「壁フカシ」をします。 特に消防は、乾式の区画壁に対して厳格な検査指導をしますヨ! あなたの質問の回答にはなっていませんが、参考意見です。
お礼
回答ありがとうございます。 区画壁には配管は出来ないんですか!? それは困りました。 壁のフカシは基本的に無理なので何らかの対策を考えます。 鉄管やロックウールなど不燃材だと良いのかもしれませんね。 (じゃなければ電気はどうやって配線するんでしょう・・・)