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中学、高校英語って、何英語
中学、高校で勉強する英語。ひとまとまりにして 受験英語と呼ぶとすると、それとは別に ネイティブの英語というのがあるように思えます。 英語には標準語といったものが存在せず、 アメリカ英語、イギリス英語・・・などある と思いますが、結局、受験英語って何英語 なんでしょうか? アメリカ英語、イギリス英語を適当にまぜたり すれば、東北弁と大阪弁をまぜたようになって おかしいですよね。 どこの言葉でもない、人口言語に近い英語を 勉強しているので、英語不得意な日本人が 多いのではないでしょうか?
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- googoo1956
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>中学、高校で勉強する英語。ひとまとまりにして受験英語と呼ぶとすると、それとは別にネイティブの英語というのがあるように思えます。 最近の中学の教科書および高校のリーディングの教科書に限って言えば、題材はアメリカ的なもの(評論文、小説、新聞記事、オリジナルな会話文など)から選択されていることが多いようです。さらにそれらの教材は、言語学を学習したNative speakerに監修をさせることが原則となっていますので、英文自体にそれほど違和感を感じることはありません。 受験英語という言葉は主に文法中心のテキストやテスト問題を指しているのではないかと思われますが、文科省が出す指導要領では中学においても高校においても文法を学ぶ時間を設定するようにという規定はありません。以前に比べると文法事項はかなり簡略化されていて、高校の教科書ではリーディングの教科書の中で補足程度の扱いをされるようになっています。 入試においても、センター試験を見れば分かるように文法に特化した問題はかなり減っています。一部の私立大学においては相変わらず文法中心の問題を出題しているところもあるかもしれませんが、現在では決してメジャーではないと思います。ただし、TOIECなどの試験においてさえ文法問題がなくなることは決してないでしょうが・・・。 >英語には標準語といったものが存在せず、アメリカ英語、イギリス英語・・・などあると思いますが、結局、受験英語って何英語なんでしょうか? アメリカにもイギリスにも標準英語はあります。それらを使用したからといって何の問題もありません。どちらも日本語の標準語と同じです。アメリカ南部やイギリス北部に行けば、それぞれの国の標準英語とは異なった部分があり理解に苦しんだり戸惑ったりすることはあるかもしれませんが、それらの地方の英語を日本人が日本で学ぶことはまずありえないでしょう。日本の学校で学ぶ英語は、基本的にはアメリカで使われる標準英語です。 >どこの言葉でもない、人口言語に近い英語を勉強しているので、英語不得意な日本人が多いのではないでしょうか? 日本人が英語が苦手なのは、学校で学んでいる英語が原因ではないと思います。英語に限らず学校で学ぶ教科、例えば、数学、物理などが得意になり、その結果それを生かした職業に就いたという人が大勢いるとは思えませんし、逆に学校で学んだ英語を土台にして自らの実力を伸ばした人が決して皆無に近いわけでもないでしょう。問題は、ほんの少しの才能とその教科への本人の取り組み方だと思います。 また、特に英会話においては、その必要性の有無が大きいと思います。現在の日本で本当に英語を話さなければならい環境にいる人がどれくらいいるでしょう。話せたらカッコイイくらいの感覚で話せるようになるほど英会話は簡単なものではないでしょう。 そこには英語に触れる時間も関わってきます。学校で1日1時間、自宅で1時間の学習をしたとして、合計2時間×年間授業時数140時間(週4回×35週)で1年で280時間、その数字に、中学(3年)・高校(3年)・大学の教養課程(2年)の8年間を掛けても2240時間です。その数字を、1日に起きているであろう16時間で割れば、わずか140日(5ヶ月弱)です。 また、1教室の生徒数の問題もあります。英会話に視点を置いた授業であれば人数は少ないほど効果があります。現在の35~40名の生徒数では講読中心の授業になってしまうのはやむを得ないでしょう。実際に話す機会が多いわけではない約5ヶ月間の海外留学で英語を話せるようになると考えること自体に無理があるのではないでしょうか。 このように述べていると、どうも英会話の重要性を否定しているように思われるかもしれませんが、決してそうではありません。英語で話をすることはこの国際社会では大切なことです。しかし、それはすべての人にとって必須の命題ではないでしょうし、現在のように時間的、人数的な面において限界のある教育環境の中でたやすく実現できるものでもないでしょう。 本当に必要性を感じて英会話を学びたい人は、中高大で身につけた土台を基に自分にとって必要な部分を高校卒業後または大学卒業後にさらに伸ばすという考え方があっても良いと思います。この教育環境が限られた日本においても、英会話学校や英語を専門とした大学はいくらでもあります。 現代の日本は、英字新聞が読める程度で良い人、学術論文が読めるほどの専門的な英語が必要な人、実践的な会話力が必要な人、日常会話程度でよい人、全く英語を必要としない人など様々な人たちで成り立っています。 すべての人が英語を話せるようになければならないという考えはある意味かなり偏った、厳しい表現をすれば傲慢な考え方ではないかと思います。英語を話せるようになる前に、自分の考えを表現するための正しい日本語を、そして英語圏に限らず世界中のあらゆる民族に敬意を持つことができるような人間になることの方が重要なことではないかと思います。 現在の、教養としての英語を身につけることを目的とした学校教育の英語は決して的外れのものではないと思います。その意味においては、現在進められている小学校での英語教育の最終的な目標がどこに置かれているのかという問題は、個人的に大変気にかかる問題だと感じています。 ご参考になれば・・・。
単語や単語の綴り、発音はだいたい米式が多いですよね。 発音は日本訛りも入ってしまうので、アがオになるのもローマ字・カタカナ語の影響と考えれば、英米ということだけではないのかもしれない。 基礎的なところは、どこ英語でもいいんじゃないでしょうか。 多少混ざったって、通じないほど違うわけではないでしょう。 スペイン語もスペインとアメリカ大陸側で違いがありますが、初心者は幾つか違いに気をつける程度で大丈夫です。 英語も「不得意」とか言っているレベルの人々は、そんな細かいところまで分かりませんし、 少なくとも初級者には影響しないですよ。 「国によって違いがあるらしい」と分かってくれば自分で気をつけるでしょうし。 gootoneさんがおっしゃっているような疑問は英語がそれなりに得意な人の疑問でしょう。 下々(私も含めて)には、そこまで気に掛からないものなのですよ。 不得意というのがどういう意味なのかわかりませんが、 喋れないとかいうことなら、喋る練習をしていないだけでしょう。 英作文だってそんなにきっちりやりませんでしょう。 テスト用にはやりますけれど、自然な英語だとか、英文ライティングの書き方だとか、中学高校でやらないのでは? 語学教室で、米系の教科書でスコットランド人に習ったこともあるし、 シンガポール人の先生に習ったこともあるし、 イギリス人の先生に習ったこともあります。 スペインで出版されたスペイン語テキストを使いつつ、講師は全員南米人でした。 単語も発音も混ざってしまっています。 もっと上のレベルになればおかしなことになってくるかもしれませんが、そもそも下手なんですから、混ざるとかいう以前のモンダイです(^^; 近年はネイティブの話す英語だけでなく、国際語としての英語(どこの国に偏るのでなく、それこそ標準的な英語)という考え方もあります。
- duosonic
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こんにちは。的を得たご質問だと思います。 1. 英語には標準語といったものが存在せず、アメリカ英語、イギリス英語・・・などあると思いますが、結局、受験英語って何英語なんでしょうか? 、、、要するに「英米語」です。 ご存知の通り、日本の道路では車両左側通行なのは英国流です。英検のリスニング試験を聞いても、英国語アクセントが基調になっているような印象を受けます。そもそも「英語」自体が「英国発祥の言語」なのですから、これは納得が行くところですね。 ところが今日、国土的にも人口的にも巨大で、日本とのビジネスや文化交流の面でも英国を遥かにしのぐのは米国です。なので、やはり「英語」を学習する上では、どうしても「米国」も意識しなけれならないワケです。 従って、英米両国で話され、書かれる文章を日本で取り入れたのが「英米語」、すなわち一般に呼ばれる「英語」なのです。 2. アメリカ英語、イギリス英語を適当にまぜたりすれば、東北弁と大阪弁をまぜたようになっておかしいですよね。 、、、Twenty (英:トゥエンティ、米:トゥエニィ)など、英・米語では単語によって発音がけたたましく違う場合があります。しかし、Learning English is very important. という文章があれば、これは英国でも米国でも豪州でも共通です。 米国人がハリポタを読んでも、ビートルズを聴いて120%理解できます。英国人がハリウッド映画を観ても、オバマ氏のスピーチを聞いても120%理解できます。つまり、「英語」にはキッチリと「標準型」が存在しています。 ご指摘の通り、方言はあります。それは日本でも同じですよね。英米語で明らかに言い回しが相違する際には、どの辞書でも「英国では~、米国(俗)で~」という注釈が必ずあります。 3. どこの言葉でもない、人口(工)言語に近い英語を勉強しているので、英語不得意な日本人が多いのではないでしょうか? 、、、これは違いますよ。文法や意味不明の品詞呼称ばかりに傾注した「日本流ハードコア英文法」の教え方が悪いのです。 今の中学・高校における英語の教え方、すなわち受験に主眼を置いた「日本流ハードコア英文法」では、興味が持てるものも持てなくなります。当カテゴリーでも「助詞が~ SVOCの~従属節が現在完了の仮定法では~」という質問が星の数ほどあります。興味をもって解明しようという質問者もおられますが、僭越ながら回答者の一人として、「そりゃこんなこと勉強させられて面白いワケないよなぁ」という印象を禁じえないご質問も散見されます。 学卒であろうが科学者であろうが、「SVOC」と言われて何のことか理解しているネイティブはほとんどいません。「S stands for subject, "I" or "You". Then V is verb ...」と説明してやって、初めて分かってくれるかな?という程度です。本当です。ましてや「Is this sentence 4th or 5th sentence pattern?」なんて聞こうものなら、「What pattern ? What are you talking about?」と、知らない事柄を聞かれてプライドを傷付けられたようにムッとした顔をされます。「そんなバカな」と思われるかも知れませんが、本当に本当です。 「日本流ハードコア英文法」を長年勉強すれば、入学試験用に穴埋めや読み書きには強くなるでしょう。ところが、本来の姿であるべき「英語=国際的コミュニケーションのツール」という観点からは掛け離れているのは明白で、そういう人が英語圏の人の前に放り出されても対等に渡り合えるかというと、まあまず無理でしょうね。これが「日本人は世界で一番英語を勉強するが、世界で一番英語ができない」と言われる所以ですね。発展途上国の人間であっても、意外なことにも、ある程度の英語を話せるものです。 英語というのは、意味不明?の品詞呼称をいくつ知っているかということではなくて、「ネイティブとコミュニケーションができてナンボ」の世界です。ところが今日の日本の中高校では、残念ながらそういう教え方はされていないのが現状です。加えて、話す機会もないですから、もっともっと「文法」に傾注して行ったのでしょう。 ご参考までに。
アメリカ英語を基調にイギリス英語の痕跡を留めていると思います。 つまり、アメリカとイギリスでスペルが違うものはアメリカ式を採用していますが、いわゆる「米語」と呼ばれるものは排除し、文体的にはイギリスで比較的良く使われていた表現を好むようです。
- GODASCE
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受験英語はもう出てるようにイギリスだったりアメリカだったりさまざまです。 しかし、受験英語は若干ネイティブの人たちが話すのより固い表現な気がしますね。 学会で発表するときのような。
- ucok
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ご質問の意図が今ひとつわからないのですが、「○○英語」「△△英語」ときっちり分かれているわけではなく、日本の中高にも、アメリカ英語を習う学校、イギリス英語を習う学校といろいろあり、ネイティヴの先生による授業もたいていの学校で実践していて、そういうのを少しずつ取り入れて採点しやすくしたものが「受験英語」なわけです。「どこの言葉でもない、人口言語に近い英語」ではありませんよ。ちゃんとした英語です。 また、「受験英語」を学んでいなくても、ネイティヴ並みに英語を読んだり書いたりできて、日本語で書かれたテスト問題が人並みに読めれば、多くの大学の英語の入試に合格できます。 「英語のテストの点数はいいのに英語不得意だ」という日本人が多いのは、べつに「どこの言葉でもない、人口言語に近い英語を勉強している」からではなく、「実践的な英語を身につけていない」からですよ。なぜ実践的な英語を身につけていないかというと、身につける機会に恵まれていないからです。
- taked4700
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教科書はアメリカ英語で作られています。 >結局、受験英語って何英語なんでしょうか? 受験英語の定義が問題だと思います。大学入試の英語は、学校によって、または、出題者によって、イギリス英語が出されることもある様子です。 ただ、英語は既に、世界語と言っていいものです。イギリス人とアメリカ人が特に意思疎通に困ることがない様に、日本人と中国人とオランダ人が英語で話して特に意思疎通に問題はないのが普通です。仮に、それぞれの人が、イギリス英語とアメリカ英語のちゃんぽんを身につけていたとしても、特に、意思疎通に問題はないのです。 >どこの言葉でもない、人口言語に近い英語を勉強しているので、英語不得意な日本人が多いのではないでしょうか? これは違うでしょう。日本人を含め、外国語の習得が難しいのは、日常生活でその言語を生かす場面がないからです。人工言語であるなしに関わらず、日常生活で使うかどうかが、どの程度定着するか、どの程度学習意欲を高めることが出来るか、などの点で大きな要素であるのです。これは、例えば、物理の法則、数学の余弦定理とか微積分をとっても同じことです。 最後に、多分、近い将来、言語政策が国連などで討議され、イギリス英語とアメリカ英語の統一などが考えられると思います。 このことは、何も英語の優位性、つまり、アメリカと言う国が覇権を握っていて、そのために世界語の地位を占めると言う意味ではありません。今後、世界のパワーセンターは多極化するでしょうし、アメリカと言う国としての力は衰えていくはずです。ただ、現実的に世界のコミュニケーションと言う側面を見ると、今後そう言った必要性に迫られるだろうと言う意味です。