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GT-Rについて
僕は中2なんですが、もう卒業研究のを調べなければならないんです。GT-Rについて調べようと思ってるんですが、なかなかいい資料が集まりません。サイトでも、本でも、自己知識でも構いませんので、 (1)歴史 (2)特徴 (3)他のメーカーの車と比べて (4)実際に乗っている方の感想(どのスカイラインに乗っているのか) の4つを書いていただけたら幸いです。細かいことでもいいのでよろしくお願いします。
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ニッサンではありませんがクルマの設計屋で、スカイラインに関しては比較検討車として研究しました。 >(1)歴史 その昔、プリンス自動車と言う会社がありました。この会社は当時の日本で、日産よりもトヨタよりも高級なクルマを作っていた会社で、販売台数は多くありませんが高度な技術を持っていました。 さて、かつて日本グランプリという非常に大規模なレースがあり、プリンスは自社のスカイラインに強力なエンジンを載せたGT-Bというクルマを作りました。これは当時の国産車の中では、例外的に高性能なクルマとなりました。これがスカイラインのスポーツモデルの始まりです。 しかしプリンス自動車は経営が悪化して日産自動車に吸収合併され、次のスカイラインは日産が作ります。 スカイラインの設計者・桜井眞一郎氏は、プリンスで計画が進んでいたR380というレーシングカーのエンジンをスカイラインに載せ、レースに出場させます。これが最初のスカイラインGT-Rです。このクルマは、ライバルがいなかった、ドライバーに恵まれた、などもありレースで50連勝します。これが伝説となって、スカイラインGT-R=高性能なクルマ、というイメージが世間に定着しました。 >(2)特徴 スカイラインの設計的な特徴は、なんと言っても『単なる乗用車』だということです。 GT-Rのファンの方は認めたがらないことですが、これは工学的な事実なので・・・スカイラインは、タクシーとしての需要が無視出来ない車型で、GT-Rでどれほど強力なエンジンと駆動装置を採用したとしても、その車体は常にタクシー(或いはベーシックなファミリーカー)として使われる事が考慮された設計となっています。 しかしこの点が、スカイラインを空前絶後のクルマとしています。 スポーツカーで速いクルマは、世界中いくらでもあります。しかし、元来単なる乗用車として設計されていながら、これほど高性能なクルマは世界中どこにもありません。 スカイラインGT-Rの最も偉大な点は、『乗用車として何ら不足が無く、しかし並み居るスポーツカーと互角の高性能』である、とゆぅ点です。(最初のスカイラインGT-Rは、『羊の皮をかぶった狼』と言われました。見た目は地味な乗用車で、しかし中身はとんでもない高性能車、という意味です。) こんなクルマは日本でしか生まれなかったでしょう。 >(3)他のメーカーの車と比べて 元々スカイラインというクルマは、設計者である桜井氏のカリスマ性やレースでの伝説もあり、ファンにとっては唯一無二のクルマだったと言えるでしょう。スカイラインを欲する方々は、他メーカのクルマなどどぅでもよかった、と言ってしまうのはちょっとオーバーかもしれませんが、かなりそれに近い状況でした。 これほどのブランドイメージを構築したクルマは、国産車ではありませんでした。 ただ、R32型が発売された以降は、ちょっと事情が違って来ます。 桜井眞一郎氏が設計主管だった頃は、強力なエンジンと問題のある操縦性が特徴でしたが、桜井氏が担当しなくなったR32型から、その性格が一変します。強力なエンジンは相変わらずですが、世界屈指の操縦性も身に付け、およそ完璧なクルマに変貌しました。 ここでまた技術者個人が登場します。今度は設計者では無く、実際に商品を開発する実験担当者ですが・・・ちょうどこの数年前、日産の運動性能実験課の小出課長が、『901作戦』をブチ上げます。これは『1990年までに操縦性で世界一になろう!』という計画で、その成果がR32型に反映されていました。これによりスカイラインは、それまでの国産車では全く得られなかった、世界レベルの操縦性を身に付けました。 しかしそれと引き換えに、特異なカリスマ性は失ってしまった様です。(トヨタやマツダのスポーツカーと、市場でダイレクトに比較される様になってしまいました。桜井氏時代のスカイラインでは、これほど客観的に比較される事は考えられませんでした。) 歴代のスカイラインを乗り継いできた古いスカイライン乗りは、『クセのある桜井スカイラインこそ本物のスカイラインで、R32以降はタダの速いクルマに過ぎない。スカイラインとは何の関係もない。』と評価する方々もいらっしゃいます。この辺りからも、GT-Rが如何に特殊なファンに支えられて来たかが判りますね。 >(4)実際に乗っている方の感想 自分では所有した事はありませんが、テストドライバーとしての資格も持っており、比較の為の実験・計測は自分で実施してきたので、その感想をお知らせします。 R32型が出た当時、その操縦性は世界でもトップクラスでした。ホントは4WDのGT-Rより単なる後輪駆動のグレードの方が操縦性は優れていましたが、何れにしろ当時の日本車には、一連のR32型に匹敵する操縦性を持つクルマは皆無でした。(R32型に初めて乗った時、『日本人にはもぅポルシェはいらないんじゃないか?』とさえ思いました。小出課長の目論見は見事に開花した、と言えるでしょう。) エンジンも恐ろしく強力でした。あの当時の280馬力の日本車は、実は実車を測ってみると280馬力などゼンゼン出ていないクルマばかりでしたが、GT-Rだけは別格でした。 その後R33、R34とモデルチェンジしました。勿論、どれもすばらしいクルマでしたが、しかしその頃になると他メーカも追い付いて来ており、操縦性や動力性能でR32型が出た当時ほどは驚きませんでした。 ・・・と、スカイラインの正体?を述べましたが、ワタシ個人の意見としましては、桜井時代のR31までのスカイラインとR32以降のスカイラインは、全く別のクルマであって、何の脈絡もないと思います。 今日のスカイライン伝説は、R32から始まったと言えるのかもしれません。
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- toyo-p
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bnr32スカイラインGT-Rに乗っています。ちなみにRは二台目です。 仲間には33Rや34Rもいます。 実際に乗っている者の感想をちょっと書いときますね。 僕のRはちょっとだけチューンしてパワーは380馬力ほど出ています ノーマルは280馬力だからプラス100馬力って感じです 仲間のクルマは400馬力や500馬力オーバーなんていうのもいますよ グランツーリスモってゲームがありますよね? ゲームとはいえクルマの挙動とかはかなり実車に近い感じです。 他のクルマもリアルな動きなのでかなり参考になると思います 実車がゲームと違うのは、例えば音であったり、振動であったり、加速減速のG であったり・・・人間が体で感じるところですね。 R32以降のGT-Rはもともとレース(600馬力)用に作ったエンジンを 一般向けにデチューンしているので、例えば改造費が100万円あれば 600馬力くらいは簡単に出てしまいます。 最近、ランエボやインプレッサが速いといわれていますが、それらのクルマに 100万円を使っても600馬力は出せません。 GT-Rはそれだけもとからポテンシャルが高いということです。 時々それらのクルマとレースまがいのこともやりますが200km/hまでは いい勝負ですがそれ以上になるとGT-Rの敵ではありません。 ちなみにR32GT-Rの最高速はノーマルでも250km/h以上です R33だと270km/h位出ます 改造をすれば300km/hオーバーなんてザラにいます しかも200km/hオーバーで走っていても怖くない(安定している)のが GT-Rの凄い所です。普通の乗用車で100km/h位で走っているときと 変わらないくらいの感覚で走れます。 運転していると自分の腕が上がったかのような感じがします 実際にはクルマの性能がいいので他のクルマよりも楽に速く走れるんですが・・ ただGT-R同士で走るときは経験と腕の差が出るので凄く楽しいです とにかく速いし楽しい車ですよ。 ぜひ免許を取ったら実際に一度は乗ってみたほうがいいです。 ・・・始めて乗ったときは相当感動しますよ
- angeleye1
- ベストアンサー率16% (162/961)
中学生にして素晴らしい課題の選定ですね。 走り屋として嬉しいです。 日産自動車のGT-Rですね。 本屋に行って下さい。 雑誌の車コーナーに「GT-R列伝」とかありますよ。 1から4まで非常に奥深い車です。 手元にある34GTRのカタログにも簡単に載ってますが これでよければ長々と書きましょうか? 日産の店に行ってもかならず1人はGT-R信者がいるので熱く語ってくれると思います。 いや~開発者とか聞いたら嬉しいでしょうね。 このスポーツカー氷河期・エコ車全盛期の時代にGT-Rのレポなどとは・・・
- Nagatoshi
- ベストアンサー率33% (21/62)
どんな内容の卒業研究かわからないのでアドバイス程度のことしか言えませんが少しでも参考になればと思います。 確認ですがGT-Rはスカイラインのことと思って書きますね。(FCにもGT-Rっていうグレードがあるので) 歴史から考えると、今は日産に吸収合併されたプリンス自動車から生まれたハコスカGT-Rが50連勝を達成しスカイライン神話を生み、ケンメリは大人気で有名になった。 スカイラインはR30、R31(不人気)と進化して行き、R32でGT-Rが復活し今でも程度の良い車は高値で取引されています。 個人的にR32はすばらしい出来だと思います。 その後、R33、R34と進化して行き、排ガス規制をパス出来ずに消えた訳ですが、この車を語る上で一番重要なのは桜井眞一郎なのでこの人に関しても調べてみてください。最近、限定でしたがR32のGT-Rを作りましたが即完売しました。 一番の特徴はアテーサとRB26DETTのコンビネーションで、この技術は最高ですね。 車重の重さと燃費の悪さというデメリットもあります。 他のメーカーには対抗する車はいても似たようなコンセプトの車は無いのでは? ちなみにロータリー乗りとしてはGT-Rは敵なので乗ろうとは思いません。 FRと4WDの良いとこを持った車と言えるでしょう。 日産は次期GT-Rを出すようですが、あれはGT-Rではないですね、名前だけの偽者ですね。 MAZDAはロータリーエンジンにこだわって燃費の向上した新エンジンを搭載したRX-8を発売しますが日産にはその根性が無いのではと思いますね。 シルビアとスカイラインの切り捨てた時点で駄目でしょう。あのZと名乗る偽者にも幻滅、あれがZでしょうか? GT-Rと比較してロータリーエンジンのRX-7(SA22、FC3S、FD3S)に関して調べるのも面白いですよ。 最終的に日産バッシングになってしまいましたが、GT-Rというすばらしい車が日本にあったという事実を上手くまとめて良い卒業研究にしてくださいね。
- tatuya
- ベストアンサー率26% (31/116)
とにかく、レースに勝つ為に作られた車と思って頂いて良いかと!! 詳しくは参考URLで見て頂ければ良いのでは! 他にも http://www.path.ne.jp/noriyu-u/gtr/spec.htm http://goo-net.com/used/toku/toku57/01.html 等参考に見て下さいね。 卒業研究頑張って下さいね!!!
- Yoshi_Drive
- ベストアンサー率35% (219/621)
日産のホームページにGT-Rの歴史のようなものは掲載されていないですか? 特徴としては、やっぱり国内トップクラスのスポーツカーと言うことでしょう。 決して、トップではないんですよ。ホンダのNSXがいますから。オプションの ビデオで、ゼロヨンでもサーキット(筑波)でも、NSXが勝ってました! まぁ、僕はホンダ党なので、NSXをひいき目に見ちゃうんですよね。 他のメーカーとの比較ですが、トヨタスープラの方が動力性能は高いです。最高 速では、到底スープラにかなう車種はないでしょう。 サーキットを走らせれば、NSXがトップ。ただ、700馬力もあれば、NSXも 敵ではなくなりますね。サーキットでもゼロヨンでも。 ただ、車重が重たいのがいかんせん気に入りません。燃費もめちゃ悪いし…。 って言っても、1BOXに乗ってるのに言えた義理じゃありませんね(苦笑) 卒業研究って、中学でもそんなのあるんですね。たった4年の間に、だいぶ変わ ったもんだなぁ~と、高3の僕は思います。妹が中2ですが、卒研といった話は 聞かないですねぇ。とにかく、頑張ってくださいね!