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再生工学

これからは、新しいものを作るだけではなく、再生するという事が必要とされる時代だと思います。資源が何れなくなる事から、再生工学が絶対必要なのだと思います。 皆さんの再生工学についての意見をまっています

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noname#134983
noname#134983
回答No.1

ここでの再生工学とは天然資源をリサイクルするという意味でいいでしょうか? そう思って書きます. 「意見を待っています」ということなので私が常々思っていることをひとつ書きます. 資源のリサイクルが,資源利用の削減つながるというのは全くそのとおりだと思います. しかしそれを実行に移す前に考えなければ成らないことがあります. それは再利用のメリットと商業として成立するかということです. 例えば,紙のリサイクルを考えます. 新しくパルプを作るためには木を伐採する必要があります. このことを環境破壊という人がいます. 本当にそうでしょうか? 古紙を回収したあと,新しい紙にするために パルプの洗浄・漂白に大量の化学薬品と水を使用します. これは環境汚染にはつながらないのでしょうか? また,森林の役割の主たるものは酸素を作ることではなく, 空気中の二酸化炭素から炭素を固定すること, つまり樹木という炭素の塊を作ることです. ある程度成長した木は炭素の固定能力が下がるため 適度に育った木は伐採して若木を植えたほうが効率的です. つまりリサイクルすることによるメリットとデメリットを 比較して,新しく作ることより,リサイクルのほうが メリットが多いと論理的に判断される必要があります. つぎに商業としての成立です. いくら環境によいということになっても それが商業として成立しなければ,一時的なキャンペーンで 終わってしまい,持続できません. 紙の話の続きですが,リサイクルしようという段階になったときに, 国内で古紙を集めるよりも,海外の新パルプを購入するか, 海外の古パルプを購入したほうが原料としては安いと思います. そうすると国内の古紙は結局のところ焼却処分されることになります. なんでもかんでもリサイクルすればいいというわけではなく 定量的判断に基づいたリサイクル計画をするべきだと思います. 長文失礼しました.

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noname#211914
noname#211914
回答No.3

loftybridgeさんの回答にあるように、「再生工学」というと医療分野のことが先ず頭に浮かびました。 リサイクル分野でも、最近そう言うのでしょうかね(初めて聞きました!)? 最近の「バイオマス・ニッポン総合戦略」もその重要性を示す一端ではないでしょうか? 廃棄物等を含むバイオマスを利用して、地球環境改善に良い影響を与えようとする動きは止められないのではないでしょうか? 確かに、takamarioさん指摘のようにリサイクルもLCA(ライフサイクルアセスメント)の評価をして慎重に判断すべきだと思います。 これらに関しても、調査すればいろいろなケースでLCA評価した論文等も発表されていると思います。 古紙のリサイクルですが、takamarioさんの指摘されるものはPS(ペーパースラッジ)の処理問題ですね? これも昔のヘドロ問題ではありませんが不法投棄されれば問題でしょうが、PSの処理技術も出て来てますので現状ではそれ程問題ではなくなってきていると思います。 ご参考まで。

noname#12265
noname#12265
回答No.2

 この場合の再生工学とは、医療分野での再生工学では無く、環境資源工学分野での再生工学と考えてよろしいですね? >皆さんの再生工学についての意見をまっています  『教えて!goo』の回答者には産業界で実際に活躍されている方々も大勢いらっしゃる様ですので、非常にクリティカルな御質問の仕方と言えるでしょう。(とゆぅワタシもクルマの設計屋で、物質文明にドップリ浸かって日々の糧を得ています。)  今後、再生工学が必要になるのは間違いありません。それに異論を唱える方はいらっしゃらないでしょう。確かに『絶対必要』と言えるかもしれません。しかし忘れてならないのが、『絶対適応』ではない、とゆぅ事です。  takamario様が既に核心を突かれてしまっているので、ワタシは更に補足となりますが・・・再生工学の今後の発展・適応を考えた時の一考察としまして。  狭い意味としての再生工学もそぅですし、もっと広い意味での、漠然とした『環境保護』などもそうですが、関連する全ての方々の損得勘定抜きには語れません。  我々日々の生活にあまり困らない先進国に生きる者には、天然資源の枯渇や地球規模の環境破壊などに目が行きがちですが、例えば木材以外売るモノがない国も、確かに存在します。  仮に紙のリサイクル技術が完全に確立され、原材料の輸入が1/10に減らせたとしても、ワタシは『我々が正義だ』とはクチが裂けても言えません。これは、自動的に木材以外売るモノがない国の人々に対し『もぅ木は要らん。後は餓死するなり凍え死ぬなり勝手にヤレ』と言うのと同じです。  地球に対して優しい行為は、時としてその地球に住むニンゲンにとって厳しい仕打ちとなります。  この場で環境を真剣に考えている方々とケンカをするツモリは全くありません。ただ、地球に優しい=ヒトに優しい、とは必ずしもならないとゆぅ事を示させて頂きました。(勿論、省資源や地球温暖化の対策などは急務と言え、我々の子孫に自然を残す事は大変重要な我々の責務ですが、子孫の代になる前に餓死してしまってはモトもコもありません。)  再生工学など環境問題を扱う工学は、同時にそれが周辺に与える影響を慎重に分析する必要があります。その為には近代経済学なども学び、経済的波及効果の検討も必要となるでしょう

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