- ベストアンサー
在来工法の柱について
木造在来工法の柱材で迷っています。 コスト面から考えると、ホワイトパインやレッドウッド集成材なのですが、知り合いの大工さんは 「集成材はイマイチ信用が置けない」 と言っています。 集成材の接着力が30年以上問題なく持つものか疑問だと。。。 それで大工さんは何を使うか?と聞くと 「無垢の杉がコスト面で言えば安くていい」 との事なのです。 集成材の方が強度もあり狂いも少ないので、 柱には適材かと考えていたのですが、 現場で経験のある大工さんのアドバイスも気になります。 皆さんのお考えをお聞かせいただけると幸いです。
- みんなの回答 (7)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
結論からすると考え方次第でどちらでも・・・ということになりますが以下は個人的な意見です。 私はやはり在来、木造軸組みで建てられるなら、無垢の木がよいと思います。狂うといいますが、グリーン材でも使わない限り、神経質になるほどではないと思います。 何より無垢の木というのは気分がいいです。 杉についてですが、どうしてもヒノキの方が評価が高いですが、杉を主材として歴史的に建てている地域もありますので、ヒノキよりもやや太い材を使うことになりますが構造に使っても問題はありません。(私の家は杉を中心にしています) 杉は日本の植林政策で多く植えられたのですが、うまく利用されていないのが実情です。つまり日本の杉は余っています。 杉も吉野杉とか北山杉とかブランドものは高いのはご存じのとおりです。(化粧材ですけどね) いいものですよ。 地元産の杉など流通ルートがあれば、安価で質のよいものが入手できると思います。日本で家を建てるのだからできれば日本の木で・・なんて考えてしまいます。 杉のフローリングも足触りが柔らかいのでいいですよ。(傷がつきやすいということはありますので傷が嫌という人には勧めません) 大工さんが杉を勧められるなら、話を聞いて納得できればそうすればよいのでは。 狂うとか、傷がつくとかそういうことも歴史のひとつと思えるならそのほうがよいと思いますよ
その他の回答 (6)
芯まで乾燥させた無垢→手間がかかる→コストがかかる・・ですね。 構造材は全て集成材のHMもありますね。
- ultra1long
- ベストアンサー率49% (341/688)
ご質問の通り、柱に集成材は適当だと思います。 集成材にしても構造用合板にしても種類があり、耐水性にも差があります。 http://www.syuseizai.com/tabid/3010/Default.aspx http://t-ohshita.com/2005/07/20050727-1200.html 建った後に、水をかぶるような過酷な環境に置かれることはありませんし、あるとすれば別の問題で、設計・施工がおかしいことか、防水劣化の放置が問題ということになるでしょう。 極端なところ施工中の雨に耐えられさえすれば良いですし、集成材の歴史を見れば、耐久性も問題無いと思います。 そこにかけるお金がかけるより前に、内装材を無垢にした方が有意義でしょう。
初めまして 私は大工さんの意見に賛成です 集成材をまだ信用できないからです なぜなら 上棟の時にどうしてもできる叩き痕などが雨に濡れたりすると変色・膨張したりします 万が一雨漏りした場合 無垢の柱よりどれだけ腐れに強いのか、心配です あと、気になる点は火です 火に当てると接着剤が先に燃え接がれてしまうのです。これは、集成材だけでなくベニヤ(合板)などにも見られ 例をだせば、ベニヤの場合・カラーベスト屋根(屋根換気・軒先換気無し)の野地板に使用 築15年でベニヤがバラバラと接がれるといった状態を何件も見て直してきました だからと言って 集成材は否定しませが、無垢の木と比べると火や熱で無垢の木が接がれるのは見たり聞いた事がない 今は昔ほど無垢材は悪くないはずです(出何所のわからない安い材料なければ)
- saltydoggy
- ベストアンサー率36% (7/19)
結論から言えばその大工さんの認識が古いのです。 最近の集成材はエンジニアリングウッドといってJAS認定工場で 生産されすべてコンピュータで制御・管理されて製材されるものが 主流です。含水率も一定率以下に統一されています。 ベテランの大工になればなるほど集成材に対する固定観念が強いので 最初は半信半疑なのですが、実際に木工事に入るとみな「最近の集成材 は凄いですね~」と感心しきりです。大工は梁の上の作業があるので 実感として強度が分かるようです。無垢はかなりしなりますからね。 集成材に関しては様々な嘘がまかり通っています。 当然、無垢材を使っているところは集成材を攻撃し、集成材を使ってい るところはその逆です。私はそれはとても醜いことだと思います。 無垢でも集成材でもそれぞれの特性があり、それぞれにあった適性な 構造・工法を用いれば良い家は建つのです。 集成材についてはこちらも参照してください。 http://www.m-int.jp/habita/structure/laminated_lumber.html ちなみに杉というのはヤング係数が比較的低い木材ですのであえて 無垢の杉材を構造材に使うのは疑問が残ります。 昔はみな杉で建てたんですけどね。 またコンクリ基礎の耐用年数だって理論上は65年から100年と 言われています。集成材の接着剤の耐用年数を論じるのはナンセンス ですね。 そもそも仮に宝くじに当たるより低い確率で現在の集成材の接着剤の 耐用年数が他の接着剤に比べて異常に短いとすれば日本中の主要住宅会社 がみなひっくり返ることになるでしょう。こうなるともう笑い話で しかありません。 最後にもし無垢の在来でやるなら通し柱は7寸くらいのものにした 方がいいですよ。またはあえて通し柱を使わない構法もあります。 建築は奥が深いです。
木は切ってから今までの年数の3倍生きるそうです。 スライスして貼り付けて実験したら強かったからと言って長持ちするかは私も疑問です。木が生きているなら、他の木と貼り付けられて気持ちがいいものでしょうか。木が苦しそうな気がするんですよね。 製品としては狂いやそりがクレームで厄介という人たちからは無垢材は敬遠されるでしょう。 私は無垢材が好きです。 無垢材にすれば胴縁を打つことは必須ですので柱の値段だけでなく金額が張るのは当選のこととなります。 コストダウンで集成材で胴縁なしが標準のように見受けますから。 もちろん杉よりヒノキですが、そりゃコスト面がかなり違いますので、絶対ヒノキだなんて言えません。
- k-josui
- ベストアンサー率24% (3220/13026)
在来工法自体、歴史のあるもので完成の域に達しています。 対して集成材はまだ歴史も浅く、30年以上も使われている実績がないので大工さんは信用がないのでしょう。 一番いいのはヒノキなんですけどね。 (杉よりヒノキのほうが長持ちしますが高いです) 私なら予算しだいですが ヒノキの無垢→ヒノキの節が目立つ柱→杉の無垢→杉の節あり→集成材の順でしょうか? 節ありは無垢材より安いはずです。 どこまでも私の考えですけど。
補足
回答ありがとうございます。 杉よりもヒノキの方が良いのですね。 値段の知識が乏しいので、よろしければ教えていただきたいのですが、 集成材を「1」とすれば、 ヒノキの無垢「?」→ヒノキの節が目立つ柱「?」→杉の無垢「?」→杉の節あり「?」→集成材「1」 それぞれ何倍ぐらいの値段の差があるのですか? よろしくお願いします。