油圧ユニット 油温上昇について
お世話になります。
ある設備に油圧ユニットを使用しております。
油圧ポンプモーターは7.5kw、圧力は5MPaで使用。
油圧シリンダーはφ50のストローク80mmくらいのものが2本と、小型のφ20位でストローク10mmくらいのものが2本ついています。
動きとしては、4本のシリンダーがタイミングをずらして、1回ずつ往復します。5~7秒毎に繰り返します。
φ50のシリンダーの伸縮スピードは片道1秒くらいです。
この時期特に厳しいのですが、本日油温が70℃までいきました。寒い時期でも油温が60℃くらいになります。
この設備には最初水冷のオイルクーラーがついていましたが、冷却水が近くにないため使用していませんでした。これで油温が異常上昇(70℃)した(あたりまえ)ので、遊休設備より空冷のオイルクーラーもってきて取り付けました。サイズは400*400くらいのものです。
これでも本日70℃いきました。
ほぼ同等の設備で、400*200程度のオイルクーラーがついた油圧ユニットを使用しているものは、なぜか油温がどれほど上がりません(多分40℃くらい。今日のように暑いときはさすがにもう少しあがっていそうです)。
油圧はアイドリング状態だと、仕事をしていないのでそのエネルギーが油温を上昇させると聞きましたが、同様の設備でどうしてこんなに差が出るのか不思議です。
電磁弁の動かしかたで、大きな差ができるのでしょうか?
お世話になります。
1年以上も前に質問した設備ですが、今日見ていて気がつきました。
同じ設備が5機あり、一番古い1機が400*200のオイルクーラーでも油温上昇が少ないタイプです。ほかの4機は最近導入したものばかりで、油圧装置の仕様は同じです。
新しい設備で油温が上昇しやすい4機は、ほかの1機とはポンプが違いました。古い設備はピストンポンプで、ほかの4機はベーンポンプらしきものでした。型番はまだ調べていません・・・
吐出量が大きいから油温の上昇が大きいのかなと、納得できました。
ポンプ型番と仕様(吐出量)を調べてみます。
今日はオイルクーラーのファンがトラブルで停止していて、85度まで上がっていました。誰も気がつかない・・・トラブルにならない異常は誰も気がついてくれないです・・・ 機械がかわいそう。
NACHI IPHギアポンプでした。
ピストンポンプと吐出量はほぼ同じでした。