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(運行)定時率について
福知山線事故のときに話題となりましたが,鉄道会社側が気にする「(運行)定時率」ですが,これには文字のごとく,運休などで運転しなかった列車は分母に入らないのでしょうか? 航空会社の「就航率」は,文字のごとく欠航便を含む率だと思いますが。
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こんにちは。鉄道会社で電車運転士をしております。 >鉄道会社側が気にする「(運行)定時率」ですが,これには文字のごとく,運休などで運転しなかった列車は分母に入らないのでしょうか? ダイヤが荒れた際、特発(車庫にいる予備車両を営業線に出す事)したりするので、そもそもの分母があいまいであり、質問者様の仰るような心配はまず無いのですが。 また、一個人の方がこのデータを知ってどうするのだろうかという疑問もあります。 定時運行率よりも、ダイヤが荒れた際に運行整理しつつも何とか走らせて移動の制約を減らす努力なり、復旧の早さなりの方が遥かに重要と個人的には感じます。 福知山線事故の際に話題になったというより、 メディアや自称「鉄道アナリスト」が、勝手に話題にしてしまったのが正直な印象です。
お礼
専門的立場からのご回答ありがとうございます。 確かに,勝手に話題にしてしまった側面もありますね。だから私たち一般人の知るところとなっているわけです。 そもそも分母があいまいであれば,会社ごとに算定方法も違いそうですね。 福知山線の諮問では,JR各社の数値と比較していたようですが・・・ (数値自体は私も存じません。ステークホルダーではないので。) この質問も,運転士の皆様に配慮して閉めたいと思います。 失礼いたしました。