• ベストアンサー

遺伝子頻度について教えてください。

geneticist12の回答

回答No.4

自殖の場合も、遺伝子型によって繁殖力に違いがないなら遺伝子頻度は変わらないはずですね。 +/mのへテロ接合体(遺伝子頻度は+, mともに0.5)から自殖を繰り返すと、 +/+とm/mの個体頻度が0.5に近づき、+/mの個体頻度が0に近づいて行きます。 しかし、+/+とm/mの頻度が同じように増えていくので、結局、遺伝子頻度はどちらも0.5のままです。 もし、ホモ接合体になることでどちらかの遺伝子型の出現頻度が下がるとしたら、遺伝子型によって適応度がことなり選択が働くということなので、遺伝子浮動とは別の問題でしょう。 >(ハーディ・ワインベルク則が成り立つとすれば、単為生殖でも両性生殖でも、世代毎の遺伝子頻度は変わりませんから)。 これは誤解を招く書き方をしてしまいましたが、「遺伝子型によって適応度が変わらないという前提」であればということです。単為生殖だと自由交配するという条件にあてはまらないですので。

lemonade-4
質問者

お礼

皆さんからの回答を元に「遺伝的浮動」や「自殖」などをキーワードにいろいろと勉強していますが、まだまだ時間がかかりそうなので、お礼だけ述べさせてください。 ありがとうございました。 >+/mのへテロ接合体(遺伝子頻度は+, mともに0.5)から自殖を繰り返すと~~~。 なるほど。前回も述べさせていただきましたがとても説明がわかりやすいです。 >自殖の場合も、遺伝子型によって繁殖力に違いがないなら遺伝子頻度は変わらないはずですね。 うーん、そうですよね(?) このへんをもう少し勉強してみます。

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