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磁荷に働く力

maru-tuの回答

  • maru-tu
  • ベストアンサー率42% (15/35)
回答No.12

理論上、磁気モノポールは存在しえます。ただし、現実には観測されていないので、事実上ないものとして扱うことになります。 もし磁気モノポールがあるならば、電荷に対するガウス則 divE=ρ に呼応する形で divB=ρm (面倒なので係数については不問) という式が成り立つことになります。しかし、事実上 ρm=0 なのでよく用いられる Maxwell 方程式では divB=0 とされることになります。 磁気モノポールがあると考えることができるなら、電流に対応する「磁流」により rot E+(∂B/∂t)=Jm (再び係数は不問) のような式が成り立ちますので、磁荷の運動により渦電流が生じ、それが外場として与えた磁場を打ち消す効果を与えますので、磁荷の運動により磁場が打ち消され消滅することになります。 でも現実には磁荷(磁気モノポール)は存在しないので、こういう説明は適切ではなく、「磁荷は必ずペアで存在する」というところから解き明かす必要があるわけです。

colonelnic
質問者

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