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塾の国語の授業ではどのようにするとよいか
大学生です。 今年の夏から個別指導塾で講師のバイトをしています。 自分は理系なのですが、文系の人がスケジュールが空いていなくて、夏期講習で高3文系の生徒の現代文の担当になってしまいました。 一応、私は理系ですが、センター試験を受けたので国語の勉強はしていて、得意なほうでした。 しかし、教えるとなるとどのようにすればいいのかわかりません。 どのようなことをすればいいのでしょうか? 教材は長文読解の問題です。
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はじめまして。 大学時代大手予備校で国語の講師のアルバイトをしていたことがあります。そして、高校時代、駿台の夏期講習で駿台の伝説になっている「藤田」氏の講義を受けたことがあります。その講義がとても印象深かったので、アルバイトではその教え方を踏襲していました。その経験を踏まえて回答いたします。 1.藤田氏の講義に引き込まれたのは、読解するとは何かという秘密を教えてくれたからです。 2.長文の読解問題で設問になっているところは、その文章の「要」「ポイント」となる部分が多いのです。設問は、文章をわかりやすくするためのヒントなのだ、と考えれば、設問を解くのも楽しくなるのです。 3.教える方もそのヒントの答えををなるべくわかってもらえるよう、ヒントをいろいろ考えればいいのです。それは子供がなぞなぞを解くときに助言するアドバイスのようなものです。 4.教える側は、長文問題を長文として全体的に見るのではなく、大切な要点となる箇所に焦点を当て、そこを集中的に解読します。本文の大部分は、主要な核の単なる肉付けであることが多いからです。 5.理由、例文、体験談、などなど、すべてある一つの「結果」「主旨」につながっているのです。無駄を省き、主旨となる大切な要点に焦点を定め、設問をヒントにしながら、つまり、「なぜここでこのような設問になっているのか」という逆質問を課しながら、本文に隠された「著者の真意」を探って行くのです。 6.それを自分は先生だからわかっている、というスタンスではなく、生徒と一緒に「謎」を探検するつもりで、一緒にヒントを出しながら考えていく、というスタンスをとられるといいと思います。 7.個別指導ですと、大人数相手でないので、相手のリズムに合わせ、比較的融通がきくと思います。国語の問題をする、という姿勢ではなく、「面白い本を読んでいく」=一種の読書クラブ、のような感覚で「読解の謎解き」を生徒と一緒に楽しまれるといいと思います。 頑張って下さい。 以上ご参考までに。
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- suunan
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長文の読解は構造認識であり理系的に解いて 説明すればよいのです。 修飾やまとめ部分がどのグループと結びついているか 判別すればよく、とりあえず接続詞と次の接続詞のあいだを 一グループとし、さらに整理してゆくという手順です。
お礼
ありがとうございました。
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