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磁石とステンレス

SUS304は普通 磁石に付かないとされています。例えばですが SUS304の 1mm位の針金をニッパで 1mm位にみじん切りに します。それに 磁石を近づけると アラ不思議 磁石にくっつくんです。もちろん元の針金は 磁石に付きません。この理屈は どうなっているのでしょうか?SUS304 でも 力を加え 分子的に ひずむと 磁石に付くようになってしまうのでしょうか。確かに 磁石に付く場所は ニッパで切断したあたりです。

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  • kenchin
  • ベストアンサー率56% (398/700)
回答No.2

nekomilkさん紹介のURLが非常に解りやすいと思いますので >なぜそうなるかは書いてないので やっぱり不思議 >です。伊東家風に、なるものは なる ですかね。 の、この部分について....。 □ イメージから。 金属の(結晶の)構造には三種類あるんですが、今回関係するのは「面心立方(めんしんりっぽう)」「体心立方(たいしんりっぽう)」の二つです。(正確な図は参考URLの通り) 面心立方は「四角い板で作られた箱で中身はスカスカ」、体心立方は「四角い箱で作られて、中身は詰まっている」という感じですか。 で、面心立方は磁石にくっつき、体心立方は磁石にくっつきません。(原則1) 今、チョコレートで出来た箱を想像してみましょうか。 磁石にくっつく面心立方は、板チョコで作られた箱。 それに対して磁石にくっつかない面心立方は四角いチョコレートの固まりです。 このうち、チョコの固まりを切断したとします。 確かに、鋭利な刃物で切れば、切った後のチョコも(体積は変わるものの)切る前のチョコと同じ「中身の詰まった四角形」です。 ところが、厚みのある刃物(というか、まな板で押し切ろうとするというか)で切ると、断面がつぶれてしまい、「平べったい部分」ができちゃいますよね? で、この平べったい部分、元は「四角い固まり」なんですが、上から押しつぶされることにより「平べったい板」になっちゃっいました。 つまり「体心立方が面心立方に変形した」部分で、この部分は磁石にくっついてしまう訳なんですね。 □ なんで「対心立方は磁石にくっつかず、面心立方はくっつくのか?」については、結構難しい説明が必要です。 (^^; でも、「なるものはなる!!」が気持ち悪いときもあるでしょうから簡単に。 磁石にくっつくかくっつかないか(磁性の有無)は、自由電子の数って奴が問題になります。 この「物質中に存在する自由電子の数」が、「ある数に」なったときに磁性は最大となりまして、自由電子の数がこの「ある数」よりも多くても少なくても磁性はダウンします。 で、荒っぽい説明をするなら「箱を組み合わせた板チョコは、内部に面している側面が自由で、その自由であるために自由電子が多い」となり、四角形の固まりは「自分の上下左右に他のチョコが詰まっているから電子が自由に動けない」って感じですか....。 □ ほんとにイメージ先行の解説で、誤解の可能性もありますからご注意を。 何度も書きますが、精確な解釈(正しい説明)は、先の回答の参考URLが宜しいと思います....。

参考URL:
http://www.materialhouse.co.jp/tech/talk/kesshou.html
s320403
質問者

お礼

本当に詳しく ありがとうございます。昔 高校の物理で原子の並びを学びましたが それ以来でした。てことは 磁石にくっ付く所は さびやすくなっていると言う事でも有るんでしょうかね。一度 食塩水につけてやってみます。根本的に 磁石に付くと言う事は 何なんだと益々 疑問が深まりました。

その他の回答 (1)

  • nekomilk
  • ベストアンサー率24% (20/83)
回答No.1

なんかこんなサイトを見つけました(^^;

参考URL:
http://www.nisshin-steel.co.jp/nisshin-steel/product/market/32stainless/stn009.htm
s320403
質問者

お礼

早速の 情報ありがとうございます。前から ステンレスバットの四隅が磁石に付く不思議も気になっていましたので 目からうろこでした。しかし なぜそうなるかは書いてないので やっぱり不思議です。伊東家風に、なるものは なる ですかね。

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