バンドで活動しているが洋楽は聴かない人
ライブハウスでアマチュアバンドとして活動している人が身の回りに何人かいます。
有料のライブをしていて、それを聴きに行ったり、自主制作のCDアルバムを買って聴いたことがありますが、
歌や演奏はとてもうまいのですが、独自性を感じなくて、オリジナルの歌も、
どの歌も同じように聴こえます。
(アルバムが10曲入りだとしたら、どのオリジナルの歌もワンパターンで歌や演奏はうまいのに、
印象に残る歌がぜんぜんないのです。)
ふとわかったのですが、彼らは「洋楽をほとんど、あるいはまったく聴かない。」
とのことです。
ですので、彼らのオリジナル曲はどの歌もJ-POPのプロのアーティストの真似をしただけの感じで
独創的なものを感じない歌が多いです。
それならはじめからプロのJ-POPの歌手のCDを買うかDLして聴いたほうがいいと
感じます。
いくらアマチュアとして実力があるといっても、
やはりプロとアマチュアはレベルがぜんぜん違いますし、ましてや欧米の歌手の歌
(洋楽)と聴いた後で
アマチュアバンドの歌を聴くとお粗末に聴こえます。
洋楽は言葉がわからなくても、演奏のレベルがものすごく高かったり、発想も個性的な歌が多いような気がします。
ごくたまに洋楽を聴いていて、日本語の歌だが洋楽風のオリジナル曲や
独創的なオリジナルの歌(例えばエスニックなアラビア風の歌)を作った人がいると
「変なメロディの歌」と言って、けなす傾向があるのです。
さらになかにはお金を徴収して「お客さんに歌を聴いてもらう」というのではなく「客に歌を聴かせやる」という姿勢の人もいいて、そういう人には疑問を感じます。
私にはそういう歌(プロのJ-POPの歌手の歌の真似でない歌)のほうが作った人の個性を感じて魅力的に聴こえ、印象に残ります。
趣味で音楽を聴くのならどんな音楽を聴こうが個人の自由です。
ただアマチュアとして有料のライブをしたり、自主制作のCDを販売して、
まわりの人たちに「ライブに来て。」とか「CDを発売したから買って。」というのであれば、勉強として洋楽も一応聞いたほうがいいと思うのですが、
そうでもないのでしょうか。