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広告代理店の内情とは?激務な勤務やパシリ扱い、飲み会多めの雰囲気、上司の権限について
- 広告代理店での勤務は激務であることが一般的です。派遣会社の説明では月10〜20時間の残業と言われていますが、実際にはこの上をいくことも珍しくありません。
- 派遣社員は広告代理店ではパシリのように扱われることがあります。仕事は細かい指示が多く、上司やクライアントの要求に応えることが求められます。
- 広告代理店の雰囲気は飲み会が多く、チャラチャラしている場合もあります。クライアントとの関係を構築するための交流の場として飲み会が重要視されることが一般的です。
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広告業界は、どちらかと言えばモノを売る商売ではなく「夢を売るような商売」です。最初から、この「モノ」が存在しません。自動車メーカー系の広告代理店でも、車そのものを作ったり、売ったりはしないと言う事です。広告は読んで分かるように、「広く告げる」事を使命としています。モノではなく、それは「イメージ」であったり「空間」だったり、「そのモノを手に入れた後の、近未来の世界」を表現したり……と、型のない所からスタートします。例えるなら、「絵を書いてくれ」と依頼されたとします。その絵のテーマは「20代の男性が好みそうな絵」とします。それを具体化するのが広告代理店の仕事の一つと思ってください。ここで、沢山のスタッフが意見の場を持ちます。写真に近い絵が良いとか、いや可愛らしいイラストが似合っているとか、それなら逆に女性を全面に出した方が効果がありそうだ……など様々な意見がかわされるはずです。その型のない所から型にしていくのが仕事です。アイデアとか閃きとかがも大切な要素になります。つまり、時間から時間の中に身を置いていたとしても意味のない状態と言うわけです。アイデアは瞬時に出てくる場合もあるし、その逆もあるからです。 (1)一般事務の場合でも、残業はあるでしょう。でも、たいした事ないと思います。 一般的に激務なのでしょうか?……タイミング次第ですよ。でも、優秀な 人は仕事の依頼も多いため、「激務」と言えるケースが多いと思います。私も広告代理店に長く勤めましたが、月100時間を越す残業はいつもの事でしたね。ただ、残業代はつきませんでしたが(笑)。 (2)一般事務なら、ないでしょう。ただ、営業や制作のアシスタント的な存在で勤めるなら、なんでもアリでしょう。 (3)これは会社によりけりでしょう。ただ、創造(クリエイティブ)に携わっている人種は、何事にも意欲的かつ積極的な人が多いし、そうでなくては続きません。様々なヒントは様々な所にころがっています。それをヒントとして受信できないような人は淘汰されてもいくでしょう。 (4)これも、会社の体質次第ですよね。絶対的な権限は、いざと言う場合の決断をする場合に使われると考えます。二者択一の場合です。でも、これは責任を負う場合が付きまといますので、上司とはいえ、はっきり断言しないケースが多いと思います。なぜなら、「広告に関して」の場合は基準が(これが正解みたいなモノ)ないからです。風通りの悪い業界とは言い切れませんが、普通の会社とは違う感覚でしょうね。普通の感覚しか持っていない人の集団なら、会社が存続できそうにありません。競争に付いていけないでしょう。 広告代理店は、おおむねこんな感じがありますね。いや、「こんな感じもあります」の方が適切かも知れません。 おおげさな例えですが、血液型で言うなら、AB型の人の集団みたいに思ってみてください。人類の9%程度しかいないAB型ですが、私も含め以前勤めていた会社にはAB型の人が多かったですよ。Aでもなく、Bでもない。それでいてどちらにも当てはまるような所も持ちあわせている型です。大人もいれば子供みたいな感性の人もいて、それで力を発揮していくような会社みたいなモノですね。ある意味、とても面白い世界だと思いますね。 広告代理店で派遣社員(一般事務)として働こうかと思っていますが……ぜひチャレンジしてみてください。例え事務職になったとしても、積極的に取り組んでみてください。面白い世界ですよ。
お礼
ご回答ありがとうございます。 私は今まで広告の世界に興味はありつつも未知の世界で、噂では激務と聞くので少し尻込みしていました。 周りに広告業界に身を置く者もいないため、業界の内情(雰囲気)を聞くことができず、 やりたいという気持ちはあるものの不安な気持ちが勝り、あと一歩が踏み出せずにいました。 しかし今回8823kin様からアドバイスをいただき、前向きな気持ちになれました。 貴重なアドバイス、本当にありがとうございました。