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形容詞の性の質問(金メダル特有?)

イタリア語では、名詞の性にあわせて形容詞の語尾も変化する、というのを知りました。 でも、「金メダル」は medaglia d'oro で、女性名詞の「メダル」に対して、形容詞「oro」は男性形容詞のようです。 これは金メダル特有の事象なのでしょうか。 より具体的には、以下の言葉をイタリア語訳すると、正しいのはどちらなのでしょうか。 「金色の針」→「spilla d'oro」or「spilla d'ore」 「金色の弦」→「colda d'oro」or「colda d'ore」 「金色の雨」→「pioggia d'oro」or「pioggia d'ore」

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  • ベストアンサー
  • usaghi
  • ベストアンサー率66% (34/51)
回答No.3

後半の新たな疑問のほうだけ補足しますね。 辞書を見るといろいろ載ってると思いますが、日常レベルでは「純金でできている」も「金メッキの」も「金色の」も、ほとんど d'oro と言っている感じです。dorato はほとんど耳にしません。 日本語でもそうですが、会話ではまず「金メダル」で通用しちゃいますよね。材質が問題になれば「メダルは金メッキなのか、それとも純金製なのか、はたまた金色のペンキで塗っただけなのか」という突っ込んだ会話になると思います。 金メッキなら doratura とか placcatura in oro というふうに。純金なら puro oro とか cento per cento di oro とか言うのかな(?) 金色に見えたけど実は真鍮だったなら di ottone 。 例えば日本画などで金箔を貼ってある部分とか金粉で描いた部分も普通に d'oro と言っているみたいですが、洋画で明らかに金を原料にしていないような「金色の」絵の具は aureo です。日本でも油絵の具でオーレオリンというのがありますが、あれです。金色に近いですが金属光沢のない色です。 余談になりますが、トマトのことをイタリア語で pomodoro と言いますよね。これは pomo d'oro つまり金の pomo ということです。( pomo というのはアダムとイヴが食べた禁断の果実のことで、現代ではりんごのことだと解釈されています。)トマトの原種がおそらく南米から南欧に入ってきたとき、その丸くて赤い実を珍重したラテン民族は「金のりんご」と呼んだわけですが、ほんとに金でできているわけではありません(あたりまえ)。

noname#3079
質問者

お礼

お答えありがとうございます。 辞書にいろいろ意味が載っていて、最後にわーっと混乱してしまいました。 途中でwebをうろうろしていたら、ヴェルディのオペラ「ナブッコ」で「金の翼に乗って」という曲にいきあたって、それが「金の」を「dorate」としているようだったので、余計に混乱していました。 トマトがOKなら、雨も弦も針もOKな気がします。 ありがとうございました!

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その他の回答 (2)

noname#118466
noname#118466
回答No.2

すでに回答が出ていますが一点だけ補足します。 ラテン系の言葉(イタリア語、スペイン語など)では、名詞は日本語や英語のように形容詞として使う事が出来ません。従って金メダル特有の表し方ではありません・ 日本語 金メダル→金のメダル。例文にあるイタリア語はこの用法です。文法的に金メダルと名詞を二つ続ける事が出来ないので メダルと金をofで結んでいます。 この点、英語はOsaka Station, Book Standなどと続けられるので文章も短くなり便利です。

noname#3079
質問者

お礼

日本語の感覚で、なんとなく名詞と形容詞を混ぜて考えていました。 補足していただいてありがとうございました。

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  • Ned4L
  • ベストアンサー率60% (6/10)
回答No.1

「medaglia d'oro」の「oro」は直前に前置詞diがおかれていますので、形容詞ではなく「名詞」ではないでしょうか? 日本語で「金のメダル」と訳してしまいますと名詞だか形容詞だか分かりませんが、diの持つ意味を踏まえて「金でできたメダル(名詞1でできた名詞2)」と訳せばなんとなく分かるような気がします(気がするだけかも)。 おそらく下に上げられた言葉もすべて「spilla/colda/pioggia d'oro」になるかと思います。 参考URLにあげましたイタリア語辞書の「oro」の項目に  oro  [男][オーロ]  金(元素記号:Au)、黄金  nozze d'~:金婚式 という例文がありました。

参考URL:
http://www.club-e.co.jp/~amore/words/index.php
noname#3079
質問者

お礼

たすかりました、おかげでいろいろ勉強になりました。 参考URLも重宝しています。 どうもありがとうございました!

noname#3079
質問者

補足

なるほど、名詞なら性の変化がないということですね。確かに…。ありがとうございます。 同時に、今度は違う疑問がわいてしまいました。 「金メダル」=「金でできたメダル」(金は素材)なのはなんとなくわかったんですが、 「金色をしたメダル」「金色をした針」「金色をした雨」(素材は問わない)の「金色」は、ひょっとして「d'oro」とは違うのでしょうか。 参考URLで検索してみると、「金色の」は「dorato」のようなのですが、この単語には「金メッキ」という意味もあります。 素材はともかく「金色をしているもの」を表現するには、「d'oro」よりも「dorato」のほうが適しているのでしょうか。 「金色の針」→「spilla dorata」 「金色の弦」→「corda dorata」 「金色の雨」→「pioggia drata」 のほうが適切なのでしょうか。 (※すみません、弦はcordaでした) 引き続きどなたかお助けくださいませ!

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