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国民年金と厚生年金
いろいろ調べたのですが、基本の基本がよくわかりません。 「2階建て」って表現をよく使いますよね? 国民年金が1階で、厚生年金とか共済年金が2階。 ってことは厚生年金に加入してる人(サラリーマン)は、 国民年金と厚生年金の両方に加入してることになるんですか? だけど、保険料って厚生年金の方しか納めてませんよね? この納めてる金額の中から13300円分は国民年金分として考えられるのでしょうか? そうすると受け取りはどうなるんですか? 国民年金の部分は国民年金の計算で、 (納めた保険料ー国民年金の金額)の部分は厚生年金の計算で、もらうの? それとも2F建てといっても、この建物は吹き抜けで、 国民年金分の保険料は国民皆保険として、わかりやすく1階て表現してるだけで、 平均標準報酬月額×7.125/1000×払った月の計算で、でてきた結果だけが、 受け取り金額? どの計算にしても 会社員+失業+会社員+失業+公務員+自営業などと いろんな職業を転々としちゃった人は、 どうやって受け取り保険料を計算したらいいのでしょうか? もしかして基本の基本的な質問なのかもしれませんが、 ご存知の方、どうか教えてください。
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- aoiumi07
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日本に住んでいる20歳以上、60歳未満の人は、何らかの公的年金に加入することになっています。 ですから、厚生年金や共済組合に加入していない人(平たく言えば、勤めていない人)は、国民年金に加入することになります。 そして、(〃)勤めている人は、厚生年金や共済組合に加入している訳ですが、同時に国民年金に加入していると見なされているんです。 それらの人を、国民年金としては、第2号被保険者と呼んでいます。 したがって、国民全員が国民年金に加入していることになりますから、全員に支給する年金が、基礎年金と言われる年金です。 でも、第2号被保険者が、実際加入している年金は、厚生年金や共済組合ですから、当然、厚生年金や共済組合から支給されます。 そこで、国民全員が支給される基礎年金を1階部分として、厚生年金や共済組合から支給される年金は、2階部分という考えをしている訳です。 転職した場合は、国民年金や厚生年金などに加入していた全ての期間を合算した期間に応じて、基礎年金が支給され、それ以外に、厚生年金に加入していた期間を合算した期間に応じて、厚生年金が支給されます。 同じように、共済組合に加入していた期間を合算した期間に応じて、共済組合から年金が支給されます。 ですから、基礎年金は、何らかの年金に加入していた期間を全て合算した期間が、国民年金に加入していた期間となり、厚生年金や共済組合は、実際それらに加入していた期間のそれぞれの合計となります。 保険料は、給料(標準報酬月額)に対して、その何%という形で徴収されますので、国民年金として13,300円を徴収されることはありませんが、分かり易く考えるのであれば、徴収された保険料のうち、13,300円が国民年金として払っていると考えても良いかも知れませんね。 厚生年金などは、以前は定額部分として支給されており、今でも60歳から64歳までは、その名称で支給されていますが、その定額部分が基礎年金という名称になり、さらに夫名義と妻名義に分かれて支給されているものです。 妻名義で支給されているのが、第3号被保険者に支給されるものです。 ですから、第3号被保険者というのは、以前は夫名義の定額部分として支給されていた年金の一部であります。 なお、説明の中で、国民年金は、加入していても未納ですと年金の対象になりませんし、第2号被保険者のうち、20歳未満や60歳以上の期間については、基礎年金の対象になりませんので、それぞれの制度から支給されますが、そういう詳しい話は、省略してありますので、ご了承ください。
- drnelekin
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下記の回答のとおりですが、おまけで補足しておきます。 > だけど、保険料って厚生年金の方しか納めてませんよね? > この納めてる金額の中から13300円分は国民年金分として考えられるのでしょうか? 厚生年金保険及び共済組合から、国民年金に対して「拠出金」という形でまとめて保険料負担がされています。 式は以下のとおりです。 基礎年金拠出金=基礎年金の給付に要する費用×(第2号被保険者総数+第3号被保険者総数)/国民年金被保険者総数(注:1号・2号・3号)
- rasin
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こんばんは。 大体あってますよ。 基本的にはその考え方で大丈夫です。 >ってことは厚生年金に加入してる人(サラリーマン)は、 国民年金と厚生年金の両方に加入してることになるんですか? そのとおり。 年金保険・・・1号・2号・3号に分かれますよね。 1~3号は国民年金(基礎年金)加入者です。だから、国民皆年金です。 >だけど、保険料って厚生年金の方しか納めてませんよね? この納めてる金額の中から13300円分は国民年金分として考えられるのでしょうか? そのとおり。厳密には支払い額は所得に応じて変化してますから、違うと言えば違うんですが、国民年金分+厚生年金分です(ただし、事業主が負担してくれてる)。 >国民年金の部分は国民年金の計算で、 (納めた保険料ー国民年金の金額)の部分は厚生年金の計算で、もらうの? そのとおり。 計算式は面倒くさいので書きませんが、考え方はあってます。 >会社員+失業+会社員+失業+公務員+自営業などと いろんな職業を転々としちゃった人は、 どうやって受け取り保険料を計算したらいいのでしょうか? 基本的には2階建ての部分の合計によって2階建ての給付額がもらえます。 (上記の場合は多少給付元が変わりますが)