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手紙の結語

手紙の結語に「草々にて」と「草々」に「にて」を付けるのは、正しいでしょうか。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • jo-zen
  • ベストアンサー率42% (848/1995)
回答No.1

手紙の中で「拝啓」~「敬具」といった言葉を最初と最後の部分でよくみかけます。この「拝啓」にあたる言葉のことを頭語、「敬具」にあたる言葉を結語といいます。頭語と結語はきちんとした手紙を書くには必須です。 「急啓」「急呈」「急白」(急用の手紙の場合)や「前略」「冠省」「略啓」(前文省略の手紙の場合)が頭語の場合、結語として「草々」を使います。前文省略の手紙の場合で女性が使う場合「あらかしこ」といった結語もあります。 「草々」は「草々なり」から派生した言葉で、「急ぎ走り書きしたことをわびる意で添える言葉」です。「草々にて」としてしまうと、「急ぎ走り書きの方法で」といった意味となり、堂々とし、何が悪い!という、開き直りの感じを相手に与えてしまう可能性がありますので、お勧めできません。文法的には問題ありませんが、お約束を尊重することも必要です。 頭語を使っている場合はそれに合わせた結語を使い、頭語を使ってない場合は「草々にて」を使わず、「ではまた」など他の言葉で結ばれた方がいいと思います。

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