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ランビエール選手の発言について。
私は前からランビエール選手のファンだったのですが、この間のインタビューでの発言が少しショックでした。この間の世界選手権直前のインタビューです。 http://www.swissinfo.ch/jpn/front/detail.html?siteSect=105&sid=8850704&cKey=1205406691000&ty=st 以下引用 四大陸選手権での高橋の得点に驚いたか?との質問には、特に高橋にびっくりしたというより、全員の高得点に驚いたと答えながら、採点方法にも触れ、 「フィギュアスケートは本来、音楽、技術、などの要素がすべて調和して成り立つのに、今や厳格な技術に重点をおいた点数制となってしまったことに対して疑問を抱く。スケーターはそれぞれ体重も違えば、体の作りも違うのだから、厳格にするというのならそうした身体的違いまでも考慮すべきでは」と語った。 本題 この、身体的違いまでも点数に考慮せよ、というのが、どうひいき目に見ても引っ掛かる感じです。例えば、(高橋選手等と比べて)身長の高い選手はそれだけダイナミックな演技が出来るから、その分を点数に考慮してほしい、とも取れるのですが。どちらにしてもあまり良くない発言だと思います。私は彼の演技が好きです。でもこのインタビューを見てからは、なんだかもどかしい気持ちになります。 皆さんは彼のこの発言をどう思いますか?。
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- goolovelove
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truemarineさん、回答者の皆さん、こんにちは。 ランビエール選手は本当に素晴らしい演技をしますよね。リンクマナーも大変よく、オフアイスでも素敵な好青年です。私も大好きです。彼の出場するショーには必ずスイス国旗持参で見に行っています(笑)。 ランビーエル選手は、2006-2007年シーズン、「モチベーションが低下した」という理由でヨーロッパ選手権をスキップし、東京で開催された世界選手権も棄権といわれていました。しかし畢生の名作、フラメンコをひっさげて出場、会場を大きな感動の渦に巻き込みました。来てくれただけで嬉しい、というファンの感謝に応えるべく、最大限の魅力と根性を発揮して会場を酔い痴れさせたのは記憶に新しいところです。フリーのPCSも彼が最高得点をつけられていました。 高度な芸術性を誇る彼のプログラムは、しかしあれだけ動きまくる激しく難しい振り付けとジャンプの共存がなかなか困難で、2008年のイヨテボリでの世界選手権ではほとんどのジャンプをミス、かつて世界選手権を連覇した王者も表彰台から転落しました。 彼は「あなたにとってフィギュアスケートとは?」という質問に「自分の情熱、感情を伝えること」と応えています(カーニバルオンアイス2008より)。 そんな彼には規定の技においまくられて誰もが似たりよったりの忙しく一瞬も休めない今のプログラムには我慢がならないのかもしれないですね。 ただ、採点をこれほど細かくほとんどイチャモンをつけるようなやり方であら捜ししていくのなら、もう選手全員を最初から数値化して、偏りがないようにすれば? という彼一流の痛烈な皮肉だと受け止めていました。 身体的違いを考慮するなら、たとえば女子シングルのキーラ・コルピ選手やサラ・マイヤー選手のような圧倒的な美貌を誇る選手は出てきただけでいきなり10点くらい入りそうです。 そういうばかばかしいことも採点範囲にするつもりですか、という意味だったのではないでしょうか。ランビエールのような選手が、「自分に有利にしろ」と発言することはない、と私には思えるのです。 それから、海外の選手のインタビュー記事は、それを翻訳して配信していますので、本人の意図する内容と違う内容になってしまうこともあるようです。たとえば2008ワールド後のフランスのブライアン・ジュベール選手の発言も物議をかもしましたが、複数のフィギュアスケート雑誌などから現場にいた方の受け止め方を比較してみると、決して「自分が優勝できなかったから、優勝したカナダのジェフリー・バトルが4回転なしに優勝したことを批判した」のではないようです。 質問者さんが、ニュースを御覧になって「引っ掛かる感じ」をおぼえられたのも、やはりランビエール選手を昔から愛して応援されてこられたので、彼のイメージにそぐわないからだったのではないでしょうか。 彼は真摯にフィギュアスケートに向き合っているし、偏った発言をするような人ではないと思います。 なので、「ステフったら、お茶目なこと言ってるなあ」くらいに思ったのは私だけでしょうか?
採点方法についてはよくわからないのですが、この発言は残念です。 昨年、アイスショーで彼を観ました。 来日した際、航空会社のミスで彼の荷物が日本に届かないというアクシデントがありました。 当然、衣装やスケート靴はまだ届かず、自分のものではなく、全て借り物で演技しました。 出場を取り止めてキャンセルしても良かったはずなのに、日本のファンのためにリンクに出たのです。 世界大会などで見る華やかな衣装とは違い、借り物の質素な衣装や、履き慣れないスケート靴。 それでも彼の演技は断トツに良かったです。 ほかにも有名選手は沢山いましたけどね。 それ以来彼のファンです。 特に「フラメンコ」は好きなプログラムです。 彼が、このような発言をする人だとは思っていませんでした。 「身体的違いまでも考慮すべき」となれば、圧倒的にランビエール選手が有利になりますよね? そんなことを考慮しなくても、ファンとしては実力で勝ってほしいです。
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- nachiguro
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こんばんは。 少々意見が離れてしまいますがつい1~2年前の話だったと思います。 「氷上のカルメン」で有名なカタリナ・ウィット氏の発言で 最近のフィギュアスケートに関しては全てがジャンプ競技会になってしまった。 と嘆いていたことをある所で聞いたことがあります。 確かに今期のレギュレーションではステップに加点する方向が見受けられ、高橋選手には風が吹いたのは事実だと思いますが、私自身も正直あそこまでは点を出しすぎではないのかな?と思ったのが正直な所です。 また同時にこの様な発言はジュベール選手も世界選手権で優勝したバトル選手に対して「クワッド跳ばないのに何故俺が優勝できないんだ」と文句を言ったところ、バトル選手は「曲、仕草、ダンス全てがスケートなんだ」と言い返したそうです。 しかし「HIPHOPの白鳥の湖」そしてランビ選手の「フラメンコ」は名プログラムでもあるわけですし、これからも語り継がれるのではないんでしょうか? そうヤグディンのWinterや仮面の男、或いはキャンディロロ選手の三銃士の様に、良いものは必ず残るんですから。
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- nekoneko2002
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ランビエール選手はファンですし演技も好きですが、今回の世界選手権は救いようのない演技でした。 ジャンプはボロボロ、まさにスピンと演技力だけだったと思います。 いくら表現力は素晴らしくてもあれでは^^; 最近の彼の演技はこのような状態が多いと思います。 ジャンプはダメでも、表現力と他の要素で点を稼ぐというパターンです。 現在の採点法は、確かにジャンプを含む技術点の割合が高いです。 欧米人の、技術に優れている日本人選手の批判(批判とまで行くかどうかわかりませんが)は、今に始まったことではなく歴史は長いです。 カタリナビットの伊藤みどりや浅田選手、安藤選手に対する批判もありましたし、つい最近は、コストナーのアジア選手に対する批判じみた発言もありました。 要は、欧米の選手はジャンプを苦手とする選手が多いので、表現力(芸術点)の比重を多くして欲しいというのが本音だと思います。 それに、フィギュアは元々欧米人のスポーツなので、アジアの選手が活躍する事をあまり良く思っていないという事もあると思います。 しかし、逆パターンもありました。 ブライアンジュベールは表現力よりも技術に優れた(ジャンプ)に選手なので、今回のワールドの優勝者に対して4回転を回避した事で批判していましたね。 どちらにしろ、欧米人は自己主張が強いので、このような発言をしてしまうのでしょうね。
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「スケーターはそれぞれ体重も違えば…厳格にするというのなら…身体的違いも考慮すべきでは」 これは反語的表現だと思います。 ランビエール選手が言いたいのは 「フィギュアスケートは本来、音楽、技術などすべての要素が調和して成り立つ」 のだから 「技術偏重に得点を加算するようなルールは止めろ」 ということでしょう。 「技術偏重にするなら身体的違いも点数化してみろ(できないだろう?)」 という反語です。 ランビエール選手は少年時代から技術力のある選手でしたが、最近は芸術性で目を引くスケーターになりました。 技術力ではむしろ若手に追い抜かれ、表現力が売りの選手なのです。 だからこの発言は、芸術性という点数化しにくい要素が武器であるランビエールの、現採点法への抗議です。 簡単に言うと「芸術性をもっと評価する採点法にしてくれ」ということです。 彼に限らず、スポーツ選手はみな自分に有利になるような意見を発表します。特に欧米人は。
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