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崩壊家庭(子が高校生になるぐらいの時期が多いのは何故でしょうか?)

子供が幼児・小学生くらいのときも多少あるでしょうが、子供が高校生ぐらいの家に崩壊家庭が多いのは何故だと思いますか? 私の実家も私が高校時代に崩壊し、何とかしようと何年ももがきましたが結局ダメでした。今結婚して普通に暮らしてますが実親には弁護士を立てて立ち入れないようにし、主人の家族に守ってもらっています 最近、小学生・中学生・高校生の女の子と接することが増え、家庭が崩壊し苦しんでいることを打ち明けられることが多く、ふと「子が高校生の家庭ばかりがなぜこうなんだろう」と疑問に思って質問しました。確かに不良になる子もいる年でしょうが、私もその子も親を慕っていて成績も優秀で、「高校生ぐらいは反抗期だから」というのはあまりにも大雑把だと思うんです 1)義務教育が終わり、また大学進学を見据えて、経済的に負担になってくるからでしょうか? 2)子供の体が小さくあどけないときは本能的に母性父性が湧いて可愛がれても、高校生とか大人の体になると庇護欲も湧かず厄介になってくるのでしょうか? 3)ちょうど子が高校生頃っていうのが、サラリーマンの父親なんかが上に行くか飛ばされていくか明暗が分かれてくる頃でしょうか?それで上に行けないと分かった親は経済的・精神的な閉塞感から子供に苛立ちをぶつけるようになるのでしょうか? 4)子供が知恵をつけて親の言うことを盲信してくれなくなり親にとって制御が難しくなるためでしょうか?(小さい子は明らかに親が悪いときでも、お菓子をあげるだけで機嫌がとれたりするので) 5)子が高校生ぐらいのころ、母親は女性としての魅力が衰えてくる年で、夫婦の吸引力が弱くなった結果、場合によっては不和になり、それが家庭に影を落とすのでしょうか? 以上、私の思いつくものを書いてみました。みなさんはどう思いますか?周りの崩壊家庭のはなしや、上記以外に考えられる要素もぜひお聞かせください

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  • 10ken16
  • ベストアンサー率27% (475/1721)
回答No.5

親子関係について言えば、子どもが小さい頃からあった問題が、 高校生ぐらいになって表面化するのだと思います。 理由は幾つか考えられるのですが、 子どもの成長に伴う、力関係の変化です。 思春期前期までは、子どもは(生意気になりこそしますが) 自己と他人の双方を、批判的に見る目が育っていません。 その発達段階なら、親は強権を発動させるだけで、 問題の表面化を封じることが出来るわけです。 ところが、親だけでなく自己をも批判的に見ることが 出来るようになると、強権は逆効果になります。 また、そのころには、経験に基づく判断力はともかく、 知力・体力は逆転しています。 これが問題を顕在化させるのではないかと思います。 もう一つの大きな原因は、葛藤や手間をお金に換算することです。 例えば、日々の食事でも、家族皆が親が準備した同じものを食べる、 こういう習慣がある家庭は、子どもも自然と親に対して 感謝と敬意を払います。照れがあるので態度には示しませんが…。 ところが、小さい頃から個々が好きなもの(大抵は出来合のもの)を バラバラに食べる食卓では、調理する姿も見えませんし、 そこには感謝もありません。 こうなってしまうと、お金をくれ、養ってくれることだけが、 親子関係をつなぎ止める唯一のものになります。 一方で成長に伴い、欲求や欲望は大きくなります。 小さいうちは、欲求のレベルも低く、 お金で解決できるレベルのものが多いのですが、 大きくなって現れるそれは、高額で対応できないことも多く、 承認欲に基づくお金では解決出来ないものが増えます。 今までは、与えてくれた者が与えてくれくなった。 更に、表面化した問題の(親にとっての)解決のために 与えることを制限したり、ものを取りあげるなど、 (子どもから見て)親子関係をつなぎ止めていたものを断ち切れば 親子関係は加速度的に悪化します。 男女の間でいうところの『カネの切れ目がエンの切れ目』と 非常に似た形になるわけです。 男女の場合は、女性の側がそれを求めた結果である場合が多いですが 親子の場合は、親の側が葛藤や手間を省略しようとした結果です。 それに対する対応は、現実的にはありません。 十数年に及ぶ手間の省略の結果ですから、解決にはもっと時間がかかりますし、 思春期以前に身に付いたものは、一生身に付いたままであることが多いです。 この問題の発生を回避するには、お金で手間を省略することを避け、 少なくとも子どもの前では、日々の糧の為に働く父親を立てることでしょう。 別に、亭主関白ではありません。(父親が強権的だと、それはそれでマイナスも多い) 母親が、子どもに対しては退かず、父親に対しては一歩下がる姿勢を持つことです。

okonee
質問者

お礼

大変この手の問題に造詣が深い方のようで驚きました >男女の間でいうところの『カネの切れ目がエンの切れ目』と >非常に似た形になるわけです。 >男女の場合は、女性の側がそれを求めた結果である場合が多いですが >親子の場合は、親の側が葛藤や手間を省略しようとした結果です。 男性でも、お金やもので釣る男性はすぐデート相手がつかまりますが、投資が止むと女性は離れていってしまいますよね。 どうやったらわが子や恋人に感謝や愛情を感じさせるかって難しいですが、お金で手間を省略する親に対し子供は「子育て=喜び・楽しみ」でなく「子育て=負担・時間の浪費」という親の意識を感じ取っているのかもしれませんね お金でつる男性は、好きになってもらおうという努力(自分をオープンにしたり親切にしたり困っていたら力になったり)をお金で省いているともいえますね。でも実際お金を使ってる間デートはできても好きにはなって貰えないのに、お金で釣ってデートにこぎつけて、それでもう自分を好きになった自分の女になったと勘違いする男性と、お金を使ってくれるから男性と付き合っている女性との間にギャップができるんでしょうね。

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  • unos1201
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回答No.4

>上記以外に考えられる要素 熟年離婚、退職と同時に離婚するケースは、そこまで我慢してきた結果として起こるもので、その後の生活をつれあいと同時に生活することを嫌っている、避けたいということが理由のメインではないのでしょうか。 その段階まで我慢できないのが、あなたのいう高校や大学へ進学したころのライフステージでの離婚だと思います。こどもが義務教育を終え、あとは、勝手に生きてねとの親の見切りかも知れませんし、配偶者にも、子供にも、両方に対しての信頼感が無くなってしまう段階まで子供が成長して親の手の届く範囲から離れてしまったからかも知れません。 最近の傾向としては、むしろ、子供が就学前、幼稚園や保育園の段階での離婚が増えているように思います。私の子供の小さい方、小学校2年の生活圏、行動圏でも、片親でお父さんは遠い空のかなたで帰ってこれなくなった人や、生活費を家族に送るために遠い世界で働いていることになっている人が目立ちます。子供は、そう言い聞かされていますので、素直に信じているみたいで、それほど状況を理解できていないようにも見えます。 上の子は中学なのですが、その両親のうち片方が死亡したケースもありますが、離婚し、再婚したために姓が変わった子も結構いますし、離婚の話は親どおしで会話の中に日常的に出てしまいますので、ばれてしまいます。 親が授業参観などへ参加する義務教育だと近所などの状態が知られやすいのですが、高校以降は親の交流がかなり減りますので、近所の目を気にしにくくなるのかも知れません。若く結婚した人にとっては、再婚して新しい子供を考えることができる限界、30代前半程度になりますので、その後の生活を考えると、無理をするよりは新たなキッカケを探せる希望の限界的な年齢になるのかも知れません。 私の幼稚園、小学校のときの同級生の消息を見ると、すでに離婚した人が2割程度いて、早い人で結婚2年程度まで、小学校就学前が大半で、こどもが高校卒業と同時に離婚という人までいます。再婚した人も目立ち、2回再婚して初めの結婚時の子供が大学生、次が高校生、そして2回目の結婚した後の子供が就学前の3人を養っている人もいます。人柄も温厚で、人気があった人ですので、すぐに再婚相手が見つかったのかも知れませんが、その人はすべての子供を可愛がっていて、本当の兄弟を見ているようで驚きます。 里親している人もいますし、その里子の多くは子供が就学前から中学進学程度までですので、よけいに高校進学してからの頻度がそれほど多いようには感じないのですが、統計などを見ないことには確認できません。仲良くしている同業者も結婚相手に不満を持っている人が大半で、それでも離婚しない人が大部分ですので、どこまで我慢できるか、相手にそれなりの配慮をして、不満を減らしたり、ストレス発散させているかが重要なのかも知れません。 気のせいか、それほど金銭的に困っているような家庭の人は家族の崩壊どころか、生活するのに必死で、家族が協力し、何を考えているかお互い理解しているように感じます。お金が十分な家庭は、一緒に家にいる機会が少なくなり、部屋も別々ですので、かえってバラバラな割には上手く家族がつきあっているようにも見えます。外見を気にしすぎたり、子離れができないタイプの人が高校進学をキッカケに子供と衝突し、修復できない状態になっているようにも見えます。ただ、他人の話ですので、そこまで真剣に内部を知っているのではないので、本当の理由は他人には理解できないのかも知れません。

okonee
質問者

お礼

夫婦の視点からのお話を聞けて、とても興味深かったです。 >その後の生活をつれあいと同時に生活することを嫌っている、避けたい 子に対してろくに義務を果たさず、なんて親だと思っても、夫婦関係という視点で見ると、一理あるのですね。それでも子供にとって悲惨なことは変わりないですが。 私やその高校生の子たちとは違うケースですが、確かに最近はもっと早い時期に離婚される夫婦が多いかもしれませんね。出来婚とか、昔に比べると最近はずっと結婚に対して計画性・堅実性が乏しい風潮があるような気がします 里親・里子とは養子に出すor引き受けるということでしょうか?そういうことは海外のトップ俳優やミュージシャンくらいがやっていることだと思ってましたが、今の日本の世の中にも普通にあるのですね。驚きました 私も全ての家族を調査したわけではないのでわかりませんが、確かに経済的に苦しいご家庭はかえって結束が強いような気がします。 >外見を気にしすぎたり、子離れができない 私の実家は金持ちでも貧乏でもありませんでしたが、母親がまさにそんなキャラクターでした 偏りの無い客観的な情報・感想を伺えて、とても参考になりました

  • 200477
  • ベストアンサー率26% (63/234)
回答No.3

色々なご意見があるのでしょうが 個人的な意見です。 高校生ぐらいになると 親の手を借りる必要がなくなるので 自己主張 することが出来る状況になれるからだと 考えています。 子供にすれば(今までとは違い、自分でできることは自分でするけど) 親は今まで同様に口出しする、それを子供はうざいと思う。 子供の環境は変わってきても親は、親なのですから 子供に対する態度は変わらないわけですよ。 そこから温度差が出来てくるのではないかと思います。 しかし、高校生とはいってもまだ子供ですよね。 親の子供に対する気持ちやご苦労のことまでは 理解できかねるとおもうのです。 よく、高校生のころ、親と対立していても その子供が親になって、 親の気持ちを理解できた ってことを耳にするのはそのせいだと思います。

okonee
質問者

お礼

確かに高校生に「親の子供に対する気持ちや苦労」を汲み取って行動するのは難しいですね。私もその高校生の女の子に、高校生が親の保護なしにやっていくことは難しいから、親が許せなくても、ウソでもいいから安心させるような言動をしてあげなって言ってるんですが・・。どうすれば安心するかも分からないでしょうね

  • bouhan_kun
  • ベストアンサー率19% (1032/5208)
回答No.2

まあ、その時期が多いかどうかはわかりませんが、一般には、子(末子)が高校を出るまでか、成人するまでというのが、よく言われますね。これは、 ・そもそも成人か、それに準じる年であれば、保護責任がなくなるか、軽減される。 ・子が一人でも生きていける ・大学か就職になれば、そういう依存が少なくなるので、理解もしてくれやすい と、いうことでしょう。単に親のエゴというか、自己都合です。実際はそれまで我慢する雰囲気は、子にはビシビシ伝わります。それを反面教師として成長するのか、恨みに思って呪うのかは、その子の性格や、そもそものそだてかたによるのですが。 いまはむしろ、熟年離婚なんてのも多いといいます。これは、旦那が退職した場合の退職金の分与を狙ったものと言われています。

okonee
質問者

お礼

>親のエゴというか、自己都合 >それまで我慢する雰囲気は、子にはビシビシ伝わります 離婚したい夫婦にとっては厄介でしかない、というのが本音でしょうか 子は親の問題を外の人に打ち明かしても、「親ほど子を思ってくれる人はいないのよ」みたいな神話みたいな固定観念があるのか絶対親から庇ってはくれないものですね。親の愛や周囲の善意を信じている子ども達が痛ましいです 私も10代のころはその神話を信じていたし、周囲の無理解もたまらなくて苦しんでいました。エゴだとわかっていればもう少し割り切れたと思うんですが・・・高校生とかの子に「あなたの親はあなたのこと面倒にしか思ってないよ、どうあがいたって愛することはないよ、あきらめな」って真実を言うのは躊躇われるのでしょうか

noname#62801
noname#62801
回答No.1

「高校生ぐらいは反抗期だから」が最大の理由でしょう 親元を離れ近親交配のリスクを避け、遺伝子を広めるのが生物すべての最大の命題です 日本の場合は、親が倫理的・宗教的な教育していないので子供の社会性が育たず簡単に崩壊しちゃうんじゃないかと思われます

okonee
質問者

お礼

親子の関係が悪化するのは生物的なものでもあるんですね

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