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チベット仏教と創価学会
同じ仏教なのに、創価学会はなぜ、チベットの仏教徒の支援をしないのでしょうか。歴史では、同じキリスト教でも新教、旧教で殺し合ったりしましたが、他宗教との関係では、協力しあったりもします。 仏教の創価学会が、なぜ、宗教を軽視する中国の方の肩を持っているように見えるのか、理解できません。 どなたか、教えてください。
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こんにちは。 創価学会はそもそも日蓮宗の中の組織でした。 その当時は無条件で仏教の一派に属していたので、指導者の指導方法の差異はあっても(つまり何宗とかいう物)、仏教という大きなひとくくりの中の組織ですから、宗教者ごとに方針などの違いはあっても仏教理念その物は同じだったわけです。 しかし、日蓮宗破門後は、池田氏個人崇拝の組織となり、仏教理念はどうでもよくなりました。 全て「池田氏が『こうだ』と言った物が正しい」という方向に完全に方針転換しています。 そして、池田氏もしくは創価学会組織の利潤を追求していますので、「今はチベット仏教に肩入れするより、中国を支援した方がカネになる」という事なのでしょう。 同様にチベット地下に眠る資源に目をつけている(安く流してもらえる、あるいは開発に参入の可能性等)日本政府も、表立っては中国の肩を持つ事になります。 お金や利潤を追求する組織ですから、カネに有利な方を支援するのは、ごく自然な事です。
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- nacam
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創価学会は、日蓮系の阿弥陀系仏教です。 この阿弥陀系仏教は、そもそも仏教の初期には存在しない考え方であり、インドのクシャーン朝時代に、ゾロアスター教の影響下で生まれた仏教です。 それが中国経由で鎌倉時代に日本に入ってきたのです。 一方チベット仏教は、インドからヒマラヤ超えのルートで入ってきたもので、ゾロアスター教の影響はありません。 そのため、同じ仏教といえども、実質的に別の教義となっており、特に支持する必要性はありません。 これは、キリスト教徒だからといって、同じセム系宗教であるイスラム教徒だからといって、無条件には支持しないのと同じ事です。 (イラクで弾圧されているイスラム教徒を、アメリカのキリスト教徒の福音派が、イラクの人々を助けるどころか、弾圧の中心的存在になっています) 人権の問題からどうかとの話もありますが、それは宗教のワクを超えた政治の問題を多分に含んだものですから、宗教団体がそれに口出す事は、政教分離の原則から好ましい事ではありません。 (信徒個人であれば問題ありません)
- Roman0
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創価学会は中国共産党の出先機関です。上意下達の独裁組織の出先機関が、上司の意向に逆らうことはありませんから、肩を持つも何も。
単純に創価学会のより所とする日蓮の教えに四箇格言と言うものがあります。真言亡国、禅天魔、念仏無間、律国賊です。 チベットの仏教は密教であり、日蓮の教えでは亡国の教えと言うことになります。 日蓮の教えは他の仏教宗派を認めず、それを日蓮の教えに強制的にでも改宗させることを根本教義として持っているので、他宗と結ぶことは教義に則する限り不可能です。特に、創価学会はこの点先鋭的なのでチベット密教を応援することは難しいのではないでしょうか。
- mellow91
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創価学会がカルト集団だから。
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補足
ありがとうございます。よくわかりました。 では、人権についてはどうなのでしょうか。日蓮の時代に、人権の概念はなかったと思いますが、理不尽に殺されたり、文化を抹殺されたりする人や民族がいる場合、創価学会の教えによると、それが他宗ならば放っておいてもいい、ということになるのでしょうか。